技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

食品リコール事例から見る表示ミスと異物混入予防策

食品リコール事例から見る表示ミスと異物混入予防策

~食品期限表示ミス・アレルギー表示ミスから見る原因と対策とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、食品期限設定に加え、期限表示に関する近年の食品関連業界の動向と期限表示ミスの防止策、開封後の品質安定性についても解説いたします。

開催日

  • 2018年4月24日(火) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 食品リコールの現状把握と消費者対応
  • 総ての食品会社に必須のリコール・システム構築
  • HACCP義務化への対応およびトップと現場の動かし方
  • 食品リコール「表示ミス」の徹底的な削減
  • 食品リコール「微生物問題」「異物混入」削減

プログラム

 大企業を含め、食品リコールが頻発している。加工食品の製造時、どの会社でも各工程で妥当な管理を行っているだろう。ただし、100%完璧は不可能である。それ故、HACCP等でリコールのシステム構築を求めている。
 トラブル発生時、社会と消費者への対応に配慮が必要である。失敗例が山積しているため、これらを「他山の石」としたい。さらに重要なのは、発生件数が多い表示ミスや異物混入の予防である。リコール事例から、作業手順の工夫やHACCP対応 (最重要は微生物) を例示する。
 本講習会により、品質保証システムを確実にレベルアップできるだろう。

  1. 食品リコールの現状と消費者対応
    1. 食品関連苦情の概要
      • 施設別
      • 品目別
    2. リコールの推移と内訳
      • 件数推移
      • 品目別
      • 原因別
    3. 消費者対応の要点
      • リスクコミュニケーション深化の必要性
      • ネット対応
    4. 消費者対応ケーススタディ
  2. 食品リコールへの備え
    1. リコール関連最新動向
      • 定義、法令によるリコールと自主回収 等
    2. 事例から考えるリコール必要性の判断基準
      • 健康被害
      • 拡大可能性
      • 最適対応 等
    3. リコール・システム構築
      • 届出
      • 周知
      • 回収
      • 廃棄 等
    4. 危機管理
      • ケーススタディ
      • リコール保険 等
  3. HACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point) 義務化への対応
    1. HACCP関連最新動向と要点
      • 基準A&B
      • 会社の姿勢 等
    2. 一般衛生管理と現場の動かし方
      • 施設・設備
      • 従業員教育 等
    3. HACCP構築
      • 7原則12手順
    4. 食品トレーサビリティへの配慮
      • 原材料
      • 製品
      • 流通 等
    5. 食品安全マネジメント
      • ISO22000
      • FSSC22000
      • JFS-E-C規格
  4. 食品リコール「表示ミス」予防
    1. 食品表示の最新動向
    2. リコール事例から考える期限表示ミス予防
      • 原因解析と対策
    3. リコール事例から考えるアレルギー表示ミス予防
      • 原因解析と対策
    4. その他
      • 表示作成の自動化
      • 注意喚起表示等
  5. 食品リコール「微生物問題」「異物混入」予防
    1. 微生物対応
      • 殺菌条件とおいしさの両立
    2. リコール事例から考える異物混入予防
      • 異物同定、混入経路解析と対策
    3. その他
      • 異臭対応
      • 再発防止策の共有 等
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/15 外観目視検査員教育法と見逃し・バラツキ低減技術 オンライン
2024/5/16 農業・食関連産業のDX実現に向けた政策 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 クリーンルームの基礎とクリーン化対策 オンライン
2024/5/21 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2024/5/23 FT-IRの基礎と異物分析事例およびスペクトル解析のポイント オンライン
2024/5/29 クリーンルームの基礎とクリーン化対策 オンライン
2024/5/29 クリーンルームにおける作業員・設備の日常管理・教育担当者講座 オンライン
2024/5/29 フィルムへの塗工技術とプロセス最適化、トラブル対策 オンライン
2024/5/30 半導体洗浄の基礎と洗浄機内の流れ・反応および洗浄法の評価方法 オンライン
2024/5/30 微生物による二酸化炭素固定、カーボンリサイクルの現状と将来展望 オンライン
2024/5/31 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2024/5/31 微生物の分離・培養・同定の基礎&実践講座 オンライン
2024/6/10 FT-IRの基礎と異物分析への実践応用テクニックとコツ・ノウハウ オンライン
2024/6/10 薬機法、景品表示法、健康増進法に違反しない健康関連食品に関する広告マーケティング戦略とコピーライティング 2024 オンライン
2024/6/11 微生物の分離・培養・同定の基礎&実践講座 オンライン
2024/6/13 滅菌製品の微生物 (バイオバーデン) 測定試験の基礎およびバリデーション要求と管理要求対応のポイント オンライン
2024/6/13 半導体洗浄の基礎と洗浄機内の流れ・反応および洗浄法の評価方法 オンライン
2024/6/13 異物ゼロへのアプローチ オンライン
2024/6/14 微細藻類・海洋微生物の燃料・素材等への応用と最新動向 オンライン
2024/6/19 バイオフィルムの制御・評価・対策技術および最新の研究動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/4/26 微生物、動物/植物細胞を培養するバイオリアクター:設計とスケールアップの基礎
2022/11/30 バイオプロセスを用いた有用性物質生産技術
2022/11/21 食品添加物 (CD-ROM版)
2022/11/21 食品添加物
2022/7/22 微生物の取り扱いと微生物管理に関わる試験法
2022/5/23 クリーンルーム〔2022年版〕(CD-ROM版)
2022/5/23 クリーンルーム〔2022年版〕
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/10/29 マイクロバイオームの最新市場動向とマーケティング戦略
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版 + CD版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版)
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2020/10/30 クリーンルームの微小異物・汚染物対策と作業員教育
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2018/10/31 異物分析の基礎と応用事例集
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望