技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

これだけは知っておきたい臨床統計手法と結果の解釈

数式をほとんど扱わない:統計が専門でない人の

これだけは知っておきたい臨床統計手法と結果の解釈

~超入門編~
東京都 開催 会場 開催 PC実習付き

関連するセミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。

開催日

  • 2018年4月20日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 製薬メーカー、CRO、ARO等でプロジェクトマネージメント、臨床開発、データマネジメント、メディカルライティング、市販後調査、薬事等を担当している方

プログラム

 臨床試験や市販後調査で必要となる統計学的手法を紹介する統計基礎セミナーです。 臨床試験のデザインを概観し、ランダム化や盲検化といった偏りを最小限にするための方法、エンドポイントや仮説の設定、非劣性試験や非劣性マージンの定め方を解説します。また、データの正しい見方や要約方法、推定や検定の概念や考え方を説明した上で、代表的な解析手法を紹介し、臨床試験で問題になりやすい交絡、層別解析、部分集団解析、調整解析の意味を解説します。
 本セミナーは、メーカー、CRO、ARO等でプロジェクトマネージメント、臨床開発、データマネージメント、メディカルライティング、市販後調査、薬事等を担当している方を対象としています。また、データ解析担当者やプログラマーで、統計学にあまり自信のない方にもおすすめです。事例を多く活用し、統計手法の原理や考え方、解析結果の解釈の仕方を中心に解説します。数式はほとんど扱わない統計学の非専門家のためのセミナーです。短い時間の中で、臨床試験における必要最低限の統計的課題を厳選し、紹介していきます。セミナーの最後には、質疑応答の時間を設けていますので、個別に悩んでいる案件にも親切にお応えします。

  1. 臨床試験の計画
    1. ランダム化と盲検化
    2. エンドポイントの設定
    3. 仮説の設定
    4. 非劣性試験と非劣性マージン
    5. 中間解析の計画
  2. データと要約
    1. データの種類と分布
    2. 要約統計量
    3. 図示表現法
  3. 推定と検定の概念
    1. 点推定と区間推定
    2. 仮説検定
    3. 有意水準の設定
    4. 検定の多重性
  4. 解析対象集団
    1. 最大の解析対象集団
    2. 治験実施計画書に適合した対象集団
  5. 交絡
    1. 調整解析
    2. 交互作用
    3. 部分集団解析
    4. 層別解析
  6. 統計解析手法
    1. Student t検定
    2. Wilcoxon順位和検定
    3. 線形モデル
    4. 回帰分析
    5. 分散分析
    6. 共分散分析
    7. χ二乗検定
    8. Fisher 正確検定
    9. ロジスティックモデル
    10. Kaplan – Meier法
    11. ログランク検定
    12. Cox比例ハザードモデルなど
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 五所 正彦
    筑波大学 医学医療系 生物統計学
    教授

会場

ビジョンセンター浜松町

4F Iルーム

東京都 港区 浜松町2-8-14 浜松町TSビル 4階,5階,6階 (受付6階)
ビジョンセンター浜松町の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

全2コース申込セット受講料について

  • 通常受講料 : 92,340円(税込) → 全2コース申込 割引受講料 71,280円(税込)
  • 通常受講料 : 85,500円(税別) → 全2コース申込 割引受講料 66,000円(税別)

2日間コースのお申込み

割引対象セミナー

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/28 アンケート調査の基本と実践 オンライン
2024/11/28 “データサイエンス入門”の入門 オンライン
2024/11/29 「統計的品質管理」総合コース2024 オンライン
2024/11/29 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/29 「統計的品質管理」総合コース2024 オンライン
2024/11/29 プロセスバリデーションと年次照査 (APR) への応用 オンライン
2024/11/29 本邦におけるDecentralized Clinical Trial (DCT:分散型臨床試験) の現状と取り組み オンライン
2024/11/29 Quality by Designのための実験計画法 オンライン
2024/12/3 分析法バリデーションの統計解析入門 オンライン
2024/12/5 検定・推定 (主に計量値) オンライン
2024/12/6 知って得する統計的寿命予測法のあれこれ オンライン
2024/12/9 Pythonによるデータ解析の基礎と実務への応用 オンライン
2024/12/11 検定・推定 (主に計数値) オンライン
2024/12/12 データから本質的な情報を取り出す製造業における予測・原因分析・縮約・分類のための統計・多変量解析 実践入門 オンライン
2024/12/12 Excelを使用した統計学の初級・中級コース 2日間講座 オンライン
2024/12/12 ものづくりに必要な統計学中級講座 オンライン
2024/12/13 分析法バリデーションの統計解析入門 オンライン
2024/12/13 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法入門 東京都 オンライン
2024/12/13 本邦におけるDecentralized Clinical Trial (DCT:分散型臨床試験) の現状と取り組み オンライン
2024/12/16 AI機械学習の活用・導入のためにこれだけは押さえておきたい数学 超入門 2日間セミナー オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/5/10 分析法バリデーション実務集
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書