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化粧品品質安定性試験の実例を用いた試験の進め方と自社基準の設定

化粧品品質安定性試験の実例を用いた試験の進め方と自社基準の設定

~試験方法と自社基準の設定~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、市場に出た商品が品質トラブルを起こさないよう予測するための現実的な試験手法を、ケーススタティを交えて講義いたします。

開催日

  • 2018年2月9日(金) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 化粧品の技術者、開発者、研究者、品質担当者

修得知識

  • 品質安定性に問題が発見された際のケース毎の処方設計術
  • 市場における品質トラブルの要因抽出
  • 処方設計段階での品質予見
  • 品質管理における、実質的試験方法と自社基準の設定

プログラム

 化粧品業界の品質安定性試験には、手段や手法といったマニュアルが存在せず、公的機関からも品質指針が示されているのみです。それゆえ、各
工場において自社で確立した手段やノウハウに頼っているのが現状です。
 そこで、市場に出た商品が品質トラブルを起こさないよう予測するための現実的な試験手法を、ケーススタティを交えて講義致します。

  1. 法規制
    1. 品質保持基準
    2. 試験基準
  2. 安定性試験の現状
    1. 業界の実情
    2. 各企業が抱える課題点
  3. 促進試験の時短対策
  4. 試験手法の実例
    1. 物理特性からの推測
      1. 物理特性をとらえる
        1. 流動性
        2. 硬さ
        3. 色、およびその変化
        4. 粒子観察
      2. 五感検査でとらえる
        1. 視覚
        2. 臭覚
        3. テクスチュア
    2. 化学変化からの予測
      1. 見極め方と予測
      2. 実例を踏まえて
  5. 容器形態により起こるトラブルの予測
    1. チューブ容器
    2. シリンジ容器
    3. スポイド容器
    4. ディスペンサー容器
    5. 不織布マスク
  6. 製剤毎におこる特異的品質課題の対策
    1. 水モノ剤型
    2. 乳化物剤型
      1. 遠心分離試験
      2. 動的試験
      3. 顕微鏡観察
      4. 粒度分布測定
    3. 洗顔料
    4. その他
  7. まとめ

会場

大阪市立中央会館

2F 第4会議室

大阪府 大阪市 中央区島之内2丁目12-31
大阪市立中央会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
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