技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

細胞培養・品質管理の基礎とトラブル対策

細胞培養・品質管理の基礎とトラブル対策

~細胞の保存 / 微生物・マイコプラズマ汚染 / 種の同定 / 細胞同定検査の事例など~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、細胞の取り扱いの基礎から汚染、細胞の取り違え防止、各種検査での品質管理のポイントを解説いたします。

開催日

  • 2018年1月25日(木) 10時30分 16時30分

プログラム

 細胞を取り扱う上での基礎的な知識 (細胞を増やす、保存する等) 、細胞バンクでの品質管理 (汚染、細胞の取り違え、各種検査) 等を紹介いたします。

  1. 細胞培養の基礎知識
    1. 細胞を培養する環境・無菌操作
      • 細胞培養に適した環境
      • 細胞培養に必要な機器、管理
      • 無菌操作・火炎滅菌
    2. 培養細胞とは
    3. 培地、血清の選択
      • 培地の選択
      • 抗生物質
      • 増殖因子
      • 血清
      • 血清のロットチェック
      • 培地の最適化のフロー
    4. 細胞培養における各操作上の注意点
      • 細胞を観察する
      • 細胞を継代する
      • 細胞を凍結する
      • 細胞を融解する
      • 細胞増殖曲線の作成法
    5. 細胞の増殖が変化する要因
  2. 細胞の品質管理
    1. 細胞の保存
      • 凍結・融解時の注意点
      • 長期保存による細胞生存率の変化
      • 長期保存する場合の注意
    2. 微生物汚染
      • 汚染の確認
      • 汚染の原因、予防
    3. マイコプラズマ汚染
      • マイコプラズマについて
      • マイコプラズマ検査 (DNA染色法)
      • マイコプラズマ検査 (PCR法)
      • マイコプラズマ検査 (マイコアラート法)
    4. 細胞の種の同定
      • 動物種検査
        • アイソザイム検査
        • 動物種検査 (PCR法)
      • マウス系統検査 (SSLP法)
      • ヒト由来 (個人同定法) 検査 (STR-PCR法)
    5. 細胞同定検査の事例
      • マウス細胞 事例1 (系統が異なる)
      • マウス細胞 事例2 (同じ細胞名でも性質が異なる)
      • ヒト細胞 事例1 (同一人由来細胞でも性質が異なる)
      • ヒト細胞 事例2 (同じ細胞名でも性質が異なる)
    6. クロスコンタミネーションをおこさないためには
      • クロスコンタミネーションの原因
      • クロスコンタミネーションの予防
  3. 品質管理された細胞の入手
    1. 細胞バンクとは
      • 細胞バンクの概要
      • 細胞バンクで行われている培養検査・品質管理法
    2. 細胞を入手したら
      • 細胞の入手・履歴
      • 細胞培養の記録
    3. 論文発表をするときには
      • 細胞の入手先の記載
      • 細胞バンクからの検査書

会場

江東区産業会館

第6展示室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/7 海外当局によるGMP査察への準備と対応 東京都 オンライン
2024/6/7 治験薬GMPの基本要件と実践のポイント オンライン
2024/6/7 試験部門 (QC) におけるデータの電子化とインテグリティ対策 オンライン
2024/6/7 医薬品と医療機器の早期承認取得のためのPMDA戦略策定のポイント オンライン
2024/6/7 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座) オンライン
2024/6/7 原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み オンライン
2024/6/10 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/10 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2024/6/10 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/6/10 非GLP試験における信頼性確保 オンライン
2024/6/11 失敗事例から学ぶGMP教育訓練とクオリティカルチャー オンライン
2024/6/11 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/6/11 非無菌製剤製造時の清浄度を考慮した品質管理と査察を意識した留意点 オンライン
2024/6/11 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/6/11 新規モダリティ医薬事業価値最大化のための薬価戦略・事業化戦略策定のポイント オンライン
2024/6/11 細胞医薬品の開発動向と実用化に向けた課題解決 東京都 オンライン
2024/6/11 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2024/6/11 GCP監査の基礎と効果的な監査実施 オンライン
2024/6/11 PIC/S GMP Annex I改定セミナー オンライン
2024/6/12 再生医療等製品/細胞加工物の製造管理・品質管理におけるGCTP省令等ハード・ソフトの要求事項及び手順書を含むドキュメントの作成 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き