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化粧品開発・品質管理に必須な使用感触の官能評価と「見える化」手法

化粧品開発・品質管理に必須な使用感触の官能評価と「見える化」手法

~実験の成果と消費者のイメージを繋げる / 使用感の官能評価・視覚化~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、化粧品の使用感・官能評価の考え方、評価のポイントなど基礎から、豊富な事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2017年7月28日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 化粧品に関連する技術者、開発者、品質管理担当者
    • スキンケア化粧品
      • 洗浄料
      • 化粧水
      • 乳液
      • クリーム
      • 保湿美容液 など
    • ベースメイク化粧品
      • ファンデーション
      • コンシーラー など
    • メイクアップ化粧品
      • 口紅
      • マスカラ
      • アイブロー化粧料 など

修得知識

  • 官能評価の基礎
  • 化粧品の使用感評価の基礎
  • 評価尺度の位置づけと使用感の正しい評価
  • 統計的手法の用い方
  • 化粧品の使用感評価の事例
  • 17年続く雑誌VOCE連載企画「実験VOCE」での経験をふまえた「見える化」手法の考え方
  • 化粧品評価実験の裏側、新たな手法を生み出す発想法

プログラム

 化粧品開発・品質管理に必須な使用感触の官能評価として、ユーザーが求める使用感をどのように見つけるか、また、評価尺度の位置づけについて解説する。さらに、お客様へわかりやすく伝えるためにはどうすれば良いのか、実験VOCEでの取組みを元に解説し、化粧品の特徴を「見える化」するための手法とはどんなものか、新しい手法を考えるヒントになるものはあるのか、セミナーで解き明かしたい。
 「化粧品は密着して身体を覆う被服である」なので、化粧品の使用感は違和感のない皮膚との一体感が求まられ、長期に使用したくなる塗布感と肌触りが大切である。そのため、化粧品開発段階において、使用感を正しく評価することは開発の基本といえる。
さらには、化粧品の特徴をわかりやすく伝える手段があれば、お客様により的確に理解してもらえる。化粧品の特徴を「見える化」するための手法とはどんなものか、新しい手法を思いつくヒントはあるのか、ひらめきのつくり方を受講者と共に考えたい。
 化粧品開発・品質管理の方が現場で生かせる実務ノウハウを提供いたします。

  1. 化粧品はなぜ使い心地がよくないといけないのか
  2. 触感の定量化
    1. 触感とはなにか
    2. 触感の定量化
    3. 各種の触感センサー
  3. 化粧品の官能評価
    1. 官能評価 種類・特性
    2. 官能評価基準 項目・尺度
    3. 官能評価事例 スキンケア化粧品
    4. 官能評価事例 メイクアップ化粧品
    5. 官能評価事例 ヘアケア化粧品
  4. 使用感触の「見える化」
    1. 雑誌VOCEにみる実験手法
    2. 「見える化」手法の考え方
    3. ひらめきのつくり方
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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