技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎・入門講座

コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎・入門講座

大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年6月9日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • コンピュータ化システムバリデーションの基礎知識
  • 製薬会社、供給者がシステム開発・導入時に実施しなければならないこと

プログラム

 いまや避けて通ることができないコンピュータ化システムバリデーションですが、初めて担当するときには一体何から手を付けて、どうすればいいのか戸惑ってしまうものです。様々な規制やガイドラインが発出されているので混乱しがちですが、根本にある考え方は共通していて難しくありません。基礎をしっかり理解した上で必要なプロセスを確実に遂行し、製品品質を保てるようにしましょう。

  1. CSVの基礎知識
    1. CSVとは何か
    2. CSVが生まれた背景
    3. CSVという言葉の意味を理解する
    4. コンピュータシステムとコンピュータ化システムの違い
    5. CSVを巡る正解の流れ
    6. 日米欧三極のCSV関連規制とガイドライン
    7. 日本のPIC/S加盟によるCSVへの影響
    8. GAMP5と各ガイドラインの関係性
    9. CSVとERES規制 (Part11、ERES指針など) との違い
  2. コンピュータ化システム適正管理ガイドラインの概要
    1. ガイドラインの文書体系
    2. ガイドラインの適用範囲
    3. 適用範囲の具体例
    4. ガイドラインを遵守する必要があるのは製薬企業
    5. 製薬企業が最初に実施する事項
    6. コンピュータ化システム管理規定に記載する事項
    7. カテゴリ分類とは
    8. カテゴリ分類と実施プロセスの関係性
    9. 適正管理ガイドラインとGAMP5のカテゴリ比較
    10. カテゴリによる実施プロセスの変化
    11. 開発業務の実施方法
    12. システムアセスメントの実施方法
    13. 供給者監査の実施方法
    14. 検証業務の実施方法
    15. 運用業務の実施方法
    16. 廃棄業務の実施方法
  3. カテゴリ4システムでのCSV作成文書実践例
    1. システムの概要 (クロマトグラフィーデータシステム)
    2. 機器装置と制御PCが混在する場合のバリデーションの考え方
    3. システムアセスメントとカテゴリ分類
    4. CSV実施プロセスの決定
    5. 供給者との役割分担
    6. 要求仕様書記載事項とサンプル文書
    7. 機能仕様書の位置付け
    8. 設定仕様書の作成
    9. DQ, IQ, OQ, PQの実施
    10. バリデーション報告書の作成
    11. 運用手順書記載事項とサンプル文書
  4. CSVでよくある質問集
    1. CSVの実施責任は誰にあるの?
    2. 供給者も当局の規制適用範囲に入るの?
    3. 供給者が製薬会社のCSVを実施する義務はあるの?
    4. PQは必ず実施しなければならない?
    5. ERES法規制以外の機器や装置はCSV対象外でいいの?
    6. 原本を紙で運用している場合は電子記録を保護しなくてもいい?
    7. 過去に導入したシステムはCSV対象外でいいの?
    • 質疑応答

会場

滋慶医療科学大学院大学

9F 視聴覚大講義室

大阪府 大阪市 淀川区宮原1-2-8
滋慶医療科学大学院大学の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/10 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Cコース:製造技術・品質管理/品質審査編) オンライン
2025/2/10 費用対効果 (日本版HTA) 評価の基礎講座 オンライン
2025/2/10 希少疾患治療薬開発にむけた治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2025/2/10 敗血症の病態/診断/治療の現状と医療現場が求める新薬像 オンライン
2025/2/12 (薬物) 国際共同治験とモニタリング 基礎知識 (Part 1) の習得 〜 応用力 (Part 2) を身につける オンライン
2025/2/12 改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用 オンライン
2025/2/12 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/2/12 GMPで必須となる英語表現と対応エラー事例 オンライン
2025/2/12 体外診断用医薬品の性能評価に必須の統計解析基礎講座 オンライン
2025/2/12 (薬物) 国際共同治験のモニタリング業務で理解すべき基本的な関連法規 オンライン
2025/2/12 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/2/12 特定臨床研究での求められる信頼性レベル・逸脱対応と監査実施 (事例をふまえ) オンライン
2025/2/13 ニトロソアミン原薬関連不純物 (NDSRI) に対する分析技術、試験法開発 オンライン
2025/2/13 GMP文書・当局査察・監査時の英語表現と効果的な説明のポイント オンライン
2025/2/14 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 オンライン
2025/2/14 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/2/14 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2025/2/14 医薬品製造現場で使われる暴露許容値 (PDE (ADE) 、OEL) の算出の基礎とその活用 オンライン
2025/2/14 アンメット医療ニーズ応答・事業価値最大化のポイント オンライン
2025/2/17 規制当局GMP査察における指摘事項と重大な指摘を回避するための事前対応のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -