技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ASEAN申請に向けたACTD作成/各国における資料への要求事項と医療保険・薬価制度の要点

ASEAN申請に向けたACTD作成/各国における資料への要求事項と医療保険・薬価制度の要点

~新規申請 (DMF含む) から適応追加/変更管理対応 (更新含む) とタイムライン~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ASEAN主要6カ国(シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム) を中心にアジア諸国での新薬申請における申請資料、各国の要求事項について解説いたします。

開催日

  • 2017年1月31日(火) 10時30分 16時45分

受講対象者

  • 医薬品の製造販売担当者、企画担当者

プログラム

第1部 ASEAN諸国の医薬品市場と医療保険・薬価制度の要点と最近の動向

(2017年1月31日 10:30~12:30)

 ASEAN諸国 (インドネシア・フィリピン・ベトナム・タイ・マレーシア) 各国の医療保険制度、薬価制度と保険償還システム、医薬品市場の動向等について分かりやすく解説する。

  1. インドネシア
    1. 医薬品市場規模と市場構造
    2. 医療保険制度
      • 様々な公的医療保険 (ASKES,JAMSOSTEK,JAMKESMASなど) とBPSJ Health設置による統一医療保険制度 (SJNS) の開始
    3. 保険給付システム
    4. 薬価制度と保険償還システム
      • 国家必須医薬品リスト
      • 政府のGEリスト
      • ASKESドラッグ・フォーミュラリ
      • 価格規制
      • 薬価水準など
    5. 最近の動向
      • 輸入薬の承認・登録条件の厳格化など
  2. フィリピン
    1. 医薬品市場規模と市場構造
    2. 医療保険制度
      • 公的医療保険フィルヘルス
    3. 保険給付システム
    4. 薬価制度と保険償還システム
      • 国家必須医薬品リスト
      • 価格規制
      • 薬価水準など
    5. 最近の動向
      • 政府による医薬品の並行輸入実施など
  3. ベトナム
    1. 医薬品市場規模と市場構造
    2. 医療保険制度
      • 強制加入型の社会医療保険SHIと民間保険
    3. 保険給付システム
    4. 薬価制度と保険償還システム
      • SHIのポジティブリスト (National Drug List)
      • 必須医薬品リスト
      • 価格規制
      • 薬価水準など
    5. 最近の動向
      • SHIの全国民への拡大
      • 政府の「医薬品国内生産重視」政策など
  4. タイ
    1. 医薬品市場規模と市場構造
    2. 医療保険制度
      • 3つの公的医療保険
        • 公務員医療給付制度
        • 社会保険制度
        • 国民医療保障制度
    3. 保険給付システム
    4. 薬価制度と保険償還システム
      国家必須医薬品リスト
      • HITAPによる薬剤経済評価
      • 価格規制
      • 薬価水準など
    5. 最近の動向
      • 特許薬に対する強制実施権の発動など
  5. マレーシア
    1. 医薬品市場規模と市場構造
    2. 医療保障制度
      • ユニバーサル・ヘルスケア
      • 公的セクターと民間セクター
    3. 保険給付システム
    4. 薬価制度と薬剤給付システム
      • MOH Drugフォーミュラリ
      • 国家必須医薬品リストNEDL
      • 政府の薬剤調達
      • 価格規制
      • 薬価水準など~
    5. 最近の動向
      • 2020Vision
      • メディカルツーリズムなど
  6. まとめ
    1. ASEAN諸国の医薬品市場特性と留意点
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 ASEAN申請に向けたACTD作成と各国における資料への要求事項

~新規申請 (DMF含む) から適応追加/変更管理対応 (更新含む) とタイムライン

(2017年1月31日 13:15~16:45)

 ICHの法人化、中国加盟の現実味など、グローバルに薬制環境が変化する中、ASEANでは特有フォーマットのACTDがどのように運用されているか。
 ACTDの概要から、ASEANを中心にその他アジア諸国での新薬申請における申請資料、各国の要求事項について、最近の申請経験をベースにお伝えします。

  1. アジアにおける申請とは
  2. CTDの構成の概要
  3. CTDの構成の詳細とICH CTDとACTDの比較
    1. Global CTDの作成
    2. Part IIの構成
    3. Part IIIの構成
    4. Part IVの構成
    5. 日本の申請書を参照する場合の注意点
  4. 各国特有の対応
    1. シンガポール
    2. マレーシア
    3. フィリピン
    4. タイ
    5. インドネシア
    6. その他ASEAN諸国について
    7. その他アジア諸国
      • インド
      • 韓国
      • 台湾
      • 香港
  5. 参照国 (参照CPP) の考え方について
  6. ICH CTDの受入について
    1. 受入可否について
    2. フォーマット選択後の注意
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 松原 喜代吉
    有限会社オフィス・メディサーチ
    代表取締役
  • 坂本 博史
    エーザイ株式会社 日本・アジアレギュラトリー & アジアクリニカルオペレーション統括部 アジア開発薬事グループ
    アソシエートディレクター

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/10 体外診断用医薬品の製造販売承認 / 認証申請およびQMS適合性調査に係る法規制と対策 オンライン
2025/4/10 クラウドの基礎とGXPクラウド利用時のCSVアプローチやデータインテグリティ対応・留意点 オンライン
2025/4/11 核酸医薬品や遺伝子治療薬などの薬価申請・戦略と当局の薬価妥当性判断の視点 オンライン
2025/4/11 AIを活用した創薬研究プロセスの加速化 オンライン
2025/4/11 グローバル開発における承認申請のための医薬英語/英文ライティング入門 オンライン
2025/4/11 製造サイトにおけるデータインテグリティの実務対応のポイント オンライン
2025/4/14 医薬品開発 (特に早期段階) におけるTPPの運用 オンライン
2025/4/14 R&D領域のデューデリジェンスで確認すべき (した方がいい) ポイントとリスク対応の考え方 オンライン
2025/4/15 ペイシエントセントリシティに基づくリサーチ戦略と医薬品マーケティングへの活用 オンライン
2025/4/15 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点と照会事項削減のポイント オンライン
2025/4/16 GMP文書・記録の作成・管理の基本 東京都 会場・オンライン
2025/4/16 改正GMP省令対応 GMP入門講座 オンライン
2025/4/16 GMP超入門セミナー オンライン
2025/4/16 アメリカにおける体外診断薬の事業戦略策定と参入のポイント オンライン
2025/4/16 無菌製剤工場の製造プロセスと設備・施設設計のポイントと注意点 オンライン
2025/4/16 臨床研究で重要なレギュレーションに基づいた共同研究契約のあり方 オンライン
2025/4/16 抗がん剤の臨床開発実施の留意点とプロトコール作成のポイント オンライン
2025/4/16 E&L試験の進め方および国内外の規制動向 オンライン
2025/4/17 開発早期医薬品の売上予測における動的環境/不確実要因の予測・分析法 オンライン
2025/4/17 医薬品の知的財産制度をふまえた特許戦略構築と知財デュー・デリジェンス/知財価値評価のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書