技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、エポキシ樹脂の基礎から解説し、硬化剤の選定基準・物性への影響、硬化時間・温度の制御、熱劣化原因と対策などエポキシ樹脂の物性向上の具体策について詳解いたします。
(2016年9月29日 10:00〜12:00)
エポキシ樹脂は、成形性、接着性、電気絶縁性、機械的強度等、様々な良い特徴を持ち、多くの分野で便利に用いられている。エポキシ樹脂は、主鎖となる樹脂だけでなく、硬化剤をいろいろと選ぶことができるのと同時に、その種類によって物性も大きく変わるので、適用されるアプリケーションによって適切に選択する必要がある。
本講では、エポキシ樹脂及びエポキシ樹脂に使われるさまざまな硬化剤の化学構造と、その硬化メカニズムの基礎を導入して、目的の物性に応じた材料設計について解説する。
(2016年9月29日 12:45〜14:45)
本講座では、樹脂の代表的な硬化特性評価技術を紹介し、得られた硬化特性の定量化法として、各種反応速度式の紹介と硬化速度式のパラメータの取得方法及び硬化反応式の応用、活用方法について例を示しながら詳説します。
また、特定の反応速度式を用いないModel-free kinetics法による硬化度定量化法の概要についても紹介します。
(2016年9月29日 15:00〜17:00)
エポキシ樹脂について、パルスNMR法により得られる緩和時間 (T1、 T2) の時間変化から、その硬化過程を分子運動論的に検討した。硬化反応の進行に伴い、樹脂のプロトンの緩和時間 (T2) は、長、中、短の3種類に分かれ、その値と成分比は、それぞれ硬化状態に対応した値へ変化した。また、T1値の反応時間依存性からも硬化過程が追跡可能である。
パルスNMR法の緩和時間の測定により、硬化過程を実時間で連続的、非破壊的に観測可能であることを解説する。
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