技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎・入門講座

コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎・入門講座

大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年6月7日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • コンピュータ化システムバリデーションの基礎知識
  • 製薬会社、供給者がシステム開発・導入時に実施しなければならないこと

プログラム

 いまや避けて通ることができないコンピュータ化システムバリデーションですが、初めて担当するときには一体何から手を付けて、どうすればいいのか戸惑ってしまうものです。様々な規制やガイドラインが発出されているので混乱しがちですが、根本にある考え方は共通していて難しくありません。基礎をしっかり理解した上で必要なプロセスを確実に遂行し、製品品質を保てるようにしましょう。

  1. CSVの基礎知識
    1. CSVとは何か
    2. CSVが生まれた背景
    3. CSVという言葉の意味を理解する
    4. コンピュータシステムとコンピュータ化システムの違い
    5. CSVを巡る正解の流れ
    6. 日米欧三極のCSV関連規制とガイドライン
    7. 日本のPIC/S加盟によるCSVへの影響
    8. GAMP5と各ガイドラインの関係性
    9. CSVとERES規制 (Part11、ERES指針など) との違い
  2. コンピュータ化システム適正管理ガイドラインの概要
    1. ガイドラインの文書体系
    2. ガイドラインの適用範囲
    3. 適用範囲の具体例
    4. ガイドラインを遵守する必要があるのは製薬企業
    5. 製薬企業が最初に実施する事項
    6. コンピュータ化システム管理規定に記載する事項
    7. カテゴリ分類とは
    8. カテゴリ分類と実施プロセスの関係性
    9. 適正管理ガイドラインとGAMP5のカテゴリ比較
    10. カテゴリによる実施プロセスの変化
    11. 開発業務の実施方法
    12. システムアセスメントの実施方法
    13. 供給者監査の実施方法
    14. 検証業務の実施方法
    15. 運用業務の実施方法
    16. 廃棄業務の実施方法
  3. カテゴリ4システムでのCSV作成文書実践例
    1. システムの概要 (クロマトグラフィーデータシステム)
    2. 機器装置と制御PCが混在する場合のバリデーションの考え方
    3. システムアセスメントとカテゴリ分類
    4. CSV実施プロセスの決定
    5. 供給者との役割分担
    6. 要求仕様書記載事項とサンプル文書
    7. 機能仕様書の位置付け
    8. 設定仕様書の作成
    9. DQIQOQPQの実施
    10. バリデーション報告書の作成
    11. 運用手順書記載事項とサンプル文書
  4. CSVでよくある質問集
    1. CSVの実施責任は誰にあるの?
    2. 供給者も当局の規制適用範囲に入るの?
    3. 供給者が製薬会社のCSVを実施する義務はあるの?
    4. PQは必ず実施しなければならない?
    5. ERES法規制以外の機器や装置はCSV対象外でいいの?
    6. 原本を紙で運用している場合は電子記録を保護しなくてもいい?
    7. 過去に導入したシステムはCSV対象外でいいの?
    • 質疑応答

会場

大阪市立中央会館

2F 第5会議室

大阪府 大阪市 中央区島之内2丁目12-31
大阪市立中央会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/3 FDA査察対応セミナー 入門編 オンライン
2025/2/4 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/2/4 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2025/2/4 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2025/2/5 基礎から学ぶ分析法バリデーション オンライン
2025/2/5 バリデーション入門講座 オンライン
2025/2/5 高効率を目的としたGVPにおける情報収集と自己点検、教育訓練 オンライン
2025/2/5 無菌医薬品の滅菌選択順位の考え方と無菌性保証における無菌試験の限界、並びにパラメトリックリリースの推奨 オンライン
2025/2/5 GMP省令が要求するQAの逸脱の防止対策とCAPA/変更管理 オンライン
2025/2/5 医薬品CMC開発における治験薬GMP対応 オンライン
2025/2/5 NMPAをはじめとする中国医薬品開発の実施/申請プロセスおよび要求される法規と医療保険政策情勢 オンライン
2025/2/5 LBPs (Live Biotherapeutic Products) におけるCMC開発 オンライン
2025/2/5 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2025/2/6 治験薬GMPにおける品質システム運用と記録の残し方 オンライン
2025/2/6 インドネシアにおけるハラール認証BPJPHをふまえた医薬品・医療機器開発等の留意点とポイント オンライン
2025/2/6 中国市場における知財の特徴・現状/中国知識産権局からの審査の実態と対策及び裁判の実態と対策 オンライン
2025/2/7 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/2/7 GMP工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2025/2/7 PV・MA・マーケティング部門における医療情報データ (RWD) 活用の実践 オンライン
2025/2/7 薬価算定の基礎と希望薬価取得ノウハウ オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)