技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオセンサ開発と薬事申請 徹底解説

バイオセンサ開発と薬事申請 徹底解説

~基礎と最新用途開発・薬事申請・薬機法の詳解~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、バイオセンサの基礎から解説し、バイオマーカーの探索方法と、今後必要とされる要素技術開発についても紹介いたします。

開催日

  • 2016年1月29日(金) 13時30分 16時30分

修得知識

  • バイオマーカーの探索方法
  • 最新の大学発バイオセンシング技術
  • 医療・ヘルスケア用途バイオセンサ市場動向
  • 2013年度薬事法改正内容
  • 医療機器や体外診断医薬品に関する薬事申請

プログラム

 バイオセンサ市場へ事業展開を図る上で、マーケッティングを見据えた新規項目の開拓と、センサ基盤技術の構築は重要です。本セミナーでは、まず臨床検査や研究用途で使用されているバイオセンサを紹介し、バイオセンサ開発に必要な要素技術について説明します。医療用途やヘルスケア市場で事業展開する上で重要な新規バイオマーカーの探索方法と、今後必要とされる要素技術開発についても紹介します。
 また、バイオセンサの市場動向を取り上げ、特に癌やアルツハイマー病、精神疾患をターゲットとしたMultiplex診断技術の最新の開発動向を紹介します。次に医療用途で上市するために、新規項目を対象に治験を含めた薬事申請についての概略を説明し、開発から販売までの流れを習得していただきます。さらに、2013年度に改正が行われた薬事法に関して、改正後の薬機法のポイントについても紹介します。

  1. 医療用バイオセンサの開発
    1. 臨床現場で汎用的に使用されている検査項目
      1. 緊急検査室、診療所でのスクリーニング検査、自己検査 (居宅、職場)
    2. バイオセンサ開発のための要素技術と開発事例
      1. 酵素センサ開発の実例
      2. 検出法の違いによる開発のポイント
      3. DNAチップ開発における要素技術
      4. ペプチドアレイ開発における性能向上のポイント
    3. 新規バイオマーカーの探索
      1. 遺伝子の場合、ペプチド/蛋白の場合、糖鎖の場合
      2. 膀胱がん、動脈硬化診断マーカーの探索
      3. ポスト癌マーカーは
      4. 遺伝子診断のトレンド
    4. 新規バイオセンサの基盤技術の構築
      1. 今後必要とされる要素技術開発
        • MEMS
        • 磁性粒子
        • ナノカーボンチューブ
        • ウェアラブル
      2. 大学発のバイオセンシング技術の紹介
    5. これからのバイオセンサ開発の方向性
      1. バイオセンサ市場動向
        • 糖尿病検査市場
        • 遺伝子検査市場
        • ヘルスケア市場
      2. Multiplex診断技術の開発動向
        • 遺伝子診断 (特にマイクロRNAをバイオマーカーとした研究)
        • 蛋白/ペプチドをバイオマーカーとした研究
        • 癌、アルツハイマー病、精神疾患をターゲットとしたバイオマーカー探索研究
        • POCT市場への展開
  2. 医療用バイオセンサ薬事申請対応
    1. 薬事申請とは
      1. 2013年度薬事法改正 (薬機法)
      2. 製造販売における各種省令
        • GQP
        • GVP
        • QMS
      3. 製造販売業許可、製造業許可手続きについて
    2. 体外診断医薬品の承認申請等の区分
      1. 製造販売承認・認証・届出
      2. 第三者認証制度について
      3. 薬事申請のデザイン
  3. 承認申請資料に必要なデータの概略
    1. 基本要件基準への適合性
    2. 品質保証基準への適合性
    3. 申請書・及び添付資料の要件と記載方法
  4. 新規項目の製造販売承認申請対応
    1. 臨床的意義の確立
    2. 臨床性能試験 (治験) 申請資料

講師

  • 植松 宏彰
    東京工業大学 研究戦略推進センター
    特任教授

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 43,000円 (税別) / 46,440円 (税込)
1口
: 56,000円 (税別) / 60,480円 (税込) (3名まで受講可)

割引特典について

  • 複数名 同時受講:
    1口 56,000円(税別) / 60,480円(税込) (3名まで受講可能)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/9 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/7/10 分析法バリデーション基礎講座 オンライン
2024/7/10 品質不正事案を踏まえたGMP手順書および記録書の管理体制の見直し オンライン
2024/7/10 PIC/S GMP Annex1を踏まえた滅菌製品・無菌医薬品の微生物試験とバリデーションのポイント オンライン
2024/7/10 データインテグリティの具体的な手順書作成セミナー オンライン
2024/7/12 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/12 CMC開発での生データの取り方・管理とDI及びQC実施 オンライン
2024/7/12 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 オンライン
2024/7/16 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/7/17 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2024/7/17 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2024/7/19 医薬品市場予測・マーケティング 基礎と応用 オンライン
2024/7/19 医薬品不純物管理のための許容量 (PDE) 設定の基礎と実践 オンライン
2024/7/19 マイクロバイオーム創薬における生菌製剤化/開発技術と品質管理・有効性評価 オンライン
2024/7/22 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2024/7/22 品質不正事案を踏まえたGMP手順書および記録書の管理体制の見直し オンライン
2024/7/23 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2024/7/23 非GLP試験での信頼性基準試験におけるリスクベースドアプローチを用いた信頼性保証 オンライン
2024/7/24 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/24 CMC開発での生データの取り方・管理とDI及びQC実施 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策