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新技術・新事業創出のための中長期研究開発テーマの進捗管理とその進め方

新技術・新事業創出のための中長期研究開発テーマの進捗管理とその進め方

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年11月13日(金) 10時00分 17時00分

プログラム

【1】企業の持続的成長を支える中長期テーマの企画・推進

~世の中の流れを読んだコトづくりの視点からの取り組み姿勢・考え方について~

(2015年11月13日 10:00〜12:00)

 まず初めに、事例をふんだんに紹介しながら、企業の永続的成長のためには不確実性の高い環境の中での企業の将来を支える新事業の継続的創出が不可欠であることを受講者に認識してもらう。次いで、新事業の企画・推進のためには、従来効果的・効率的だった単品売り切り型ビジネス (過去の成功体験) から脱却し、サービス・メンテナンスを含めた、世の中の流れを読んだコトづくりの視点からのビジネスモデルが重要であることを示す。
 その上で新事業創出のための企画・推進の取り組み姿勢・考え方について具体的に述べる。

  • MOT (技術経営) の視点から、できますか (技術・生産) ~売れますか (マーケティング)~儲かりますか (ソリューション・ビジネスモデル) の三位一体化の重要性
  • グローバル競争に勝つための共創という視点からのウイン-ウインのエコシステム構築の考え方
  • 価値共創プラットフォームづくり
  • 不確実性が高くなる中長期テーマを推進するためには、シナリオプランニング・ストーリーが重要
  • 心をつかむものがたり
  • 人間中心のコトづくりの考え方
  • ライフスタイルの変化、社会や産業の変化、技術の変化、社会のニーズの変化、グローバル化
  • 社会や価値観の変化を人々の生活シーンから考えて中長期トレンドを捉える
  • forecast (予測) ではなく、本質を掴みとるforesight (洞察) を
  • 気付きと見識の重要性
  • 仮説と検証のサイクル
  • 答えのない問題に挑戦し、成功への途を探す
  • 明るみ未来を自ら構築
  • 理想を掲げる現実主義者
  • 初めから与党であった新規事業はない
  • リスクと機会損失
  • イノベーションのジレンマ
  • 潮目を捉える
  • アンゾフの成長マトリックス
  • スピードアップのための、アライアンス・M&A・A&D・試行錯誤の取り組み姿勢
  • 新事業創出の企画・推進に適したチーム構成の考え方とチーム力
  • 経営戦略・技術戦略・事業戦略・知財戦略をリンク
  • サービス・メンテナンスを中核としたビジネスモデル
  • プラットフォーム技術を核としたロードマップマネジメント
  • 質疑応答

【2】中長期研究開発戦略の策定の仕方

(2015年11月13日 12:45〜14:45)

グローバル競争の激化、御用聞き型から顧客価値提案型へのマーケッティング手法の転換等、経営・事業環境は激変している。加えて、研究開発部門からの新規事業数が減少している現状がある。このような状況下で、研究開発戦略をどのように立案すればよいか、それぞれ中長期の想定期間に応じた具体的手法を紹介する。その中で、中長期ビジョンの重要性についても触れる。

  • 中長期研究開発戦略が必要となった背景
  • 経営環境、技術環境の変化、パラダイムシフト
  • 研究開発マネジメントの変遷
  • 経営戦略と中長期ビジョン
  • 研究開発戦略の想定期間と対応策
  • 未来予測・未来洞察の手法、課題
  • 未来予測期間、業態による差異
  • 研究開発戦略策定の具体事例
  • 目標事業領域の設定
  • 技術・市場マトリックス
  • リニアモデルとコンカレントモデル
  • 質疑応答

【3】中長期R&Dテーマの管理・運営の仕方

(2015年11月13日 15:00〜17:00)

  • 中長期研究開発テーマの適切な目標設定
  • テーマの重要度、優先順位の見極め
  • 研究成果の早期事業化を実現する進捗管理のやり方
  • 新技術の創出・育成を促す様々な仕組みづくり
  • 中長期テーマ開発における研究者の評価 など
  • 質疑応答

講師

  • 阿部 惇
    ニチコン 株式会社
    取締役
  • 安達 宏
    ライオン株式会社 経営戦略本部 事業開発部
    事業育成担当部長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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