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高機能ゴム組成物 配合設計 徹底指南

技術力向上を志す中堅技術者のための

高機能ゴム組成物 配合設計 徹底指南

~さまざまな領域の技術を学び 視野と知識を広げよう~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、配合設計力向上のための技術の中で、製品固有の技術ではなく、それぞれの会社への応用自在性が高く、かつ難易度の高いテーマを中心に詳解いたします。

開催日

  • 2015年7月10日(金) 10時30分16時30分

受講対象者

  • ゴム製品の設計、成形、品質、評価に関連する技術者
    • 防振ゴム
    • 建築材料
    • 医療機器・医療器具
    • 日用品
    • 家具 等
  • ゴムの不良対策で課題を抱えている担当者

プログラム

 残念なことですが、現状においてゴム配合技術に関して学ぶ機会は激減しています。ゴムに関する技術情報も、不正確で断片的な内容の類が増殖しています。また、日本で行われていたゴム製品の製造は、東南アジアへと製造重心を移しつつあります。このように、配合技術向上を志す技術者にとっては、まさに逆風の時代といえます。

  1. 初心に返ってじっくり学ぶ 配合設計の基本技術
    1. 配合の第一歩、ポリマー選択に欠かせない視点
    2. ポリマーブレンドを “相性” の観点で考える
    3. ステアリン酸を配合する意味を改めて問う
    4. フッ素とシリコーンを自在に操るための基礎情報
  2. 知らない会社が意外に多い 包括的な複合技術
    1. コンパウンド養生技術の効果
    2. 加工性向上のための油脂類の添加技術
    3. 環境水分の影響と阻止のための論点
  3. 業界定番 “難関配合課題” 着眼点と材料技術
    1. カレンダー配合 : ミクロン膜厚制御+高速加工
    2. 発泡配合 : 発泡倍率制御と物性制御の両立
    3. 高耐候性明色配合 : 完全非汚染性と顔料配合術
    4. カーボンブラック配合 : [伸び]を下げずに [引張強さ]を上げる
  4. ゴム配合を科学する ~ 勘と経験からの脱却 ~
    1. 量子論を通して配合設計を論ずる
    2. 分子量および溶解度指数とゴム物性の関連
    3. 老化メカニズム vs. 抗老化理論
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 渡辺 聡志
    材料技術研究所
    技術コンサルタント

会場

ゆうぽうと

5階 たちばな

東京都 品川区 西五反田8-4-13
ゆうぽうとの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料
    • 1名あたり定価半額の22,500円(税別) / 24,300円 (税込)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    • 3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
    • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
    • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
      申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
    • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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