技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

レオロジー (チクソトロピー性) の測定・評価テクニック

基礎・事例から学べる

レオロジー (チクソトロピー性) の測定・評価テクニック

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年3月20日(金) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 粘度・粘弾性測定の基礎
  • チクソトロピー性の評価
  • 回転測定、振動測定の応用例
  • 塗工性の評価手法 (タレ性、レベリング性)

プログラム

第1部 微粒子分散系の基本的なレオロジー評価方法と測定事例

(2015年3月20日 12:30〜14:45)

レオロジー=粘弾性測定でお困りではないでしょうか? 専門書には数式が多く、難しく見えて手が出せないという声や、思い切って測定してもデータの妥当性や考察に迷うという意見が多いです。豊富な事例とノウハウで、そのような悩みを一気に解決!是非、レオロジーを活用しましょう。

  1. はじめに
    1. 実は身近なレオロジー
    2. レオロジー測定の考え方
    3. フロー測定、静的測定、動的測定の理解
    4. 粘度とせん断速度、時間の関係
    5. 実プロセスとせん断速度例
    6. レオメータの仕組みと治具の使い分け
  2. フロー測定事例
    1. 様々なフローカーブ
    2. 降伏値の求め方
    3. 内部構造と粘度の関係
    4. チクソトロピックループ
    5. ステップフロー
  3. エマルションの測定事例
    1. 分散系の分類と粘度に影響する要因
    2. 安定性評価事例
    3. 構造による粘度の変化
  4. サスペンションの測定事例
    1. 分散質濃度や粒径の一般的影響
    2. せん断変形下の凝集構造と粘度の関係
    3. 分散・凝集性のアプリケーション事例
    • 質疑応答

第2部 粘度・粘弾性測定のための必須基礎知識とチクソトロピー性の測定・評価テクニック

(2015年3月20日 15:00〜16:30)

  1. 粘弾性測定とは
    1. 粘弾性・粘弾性体とは ~身近に存在する粘弾性物質~
    2. 従来の粘度特性評価機とは ~回転粘度計の特徴と測定の限界~
    3. 粘弾性測定装置とは ~最新の粘弾性測定装置の特徴~
  2. 粘弾性測定の基礎
    1. 粘弾性測定の概要 ~回転測定と振動測定~
  3. 回転 (静的) 測定の概要と応用例
    1. 回転測定の概要 ~変形方法、粘弾性変数~
    2. 回転測定応用例 (チクソトロピー性評価)
      1. ニュートン流動現象 ~粘度が回転によらず一定?~
      2. ダイラタント現象 ~粘度が回転と共に上昇?~
      3. シアシニング現象 ~粘度が回転と共に下降?、 そのメカニズム~
      4. 塗工特性評価 ~塗工性能評価 (タレ性、レベリング性) ~
      5. 塗膜形成評価 ~塗布後の塗膜形成過程評価 (溶剤系塗料の溶媒の揮発過程) ~
  4. 振動 (動的) 測定の概要と応用例
    1. 振動測定の概要 ~変形方法、粘弾性変数~
    2. 振動測定応用例 (分散性評価)
      1. ひずみ分散測定 ~分散性 (均一、不均一、凝集) 、 粒度分布の違い~
      2. 周波数分散測定 ~分散性 (長期分散安定性評価) ~
      3. 温度分散測定 ~塗膜形成過程評価 (熱硬化性塗料の熱硬化過程) ~
    • 質疑応答

講師

  • 髙野 雅嘉 (高野 雅嘉)
    ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社 アプリケーション課
    ケミスト
  • 宮本 圭介
    株式会社 アントンパール・ジャパン ビジネスユニット
    キャラクタリゼーションマネージャー

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 42,500円 (税別) / 45,900円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 42,500円(税別) / 45,900円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 85,000円(税別) / 91,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 127,500円(税別) / 137,700円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/21 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2025/2/21 乳化・可溶化の基礎とエマルションの調製・評価・設計技術 オンライン
2025/2/21 銅ナノ粒子のインク化と実用化に向けたプロセス オンライン
2025/2/26 溶解度パラメータ (HSP値、4DSP値) の基礎、溶解性/分散性の制御と評価、材料開発への応用例 オンライン
2025/2/26 スラリー調製及び評価の基礎 オンライン
2025/2/27 乳化重合・懸濁重合の基礎、反応機構と装置設計、重合プロセスの機能化 オンライン
2025/2/27 液中の粒子分散制御及び評価の要点 オンライン
2025/2/27 コーティングプロセスにおける界面化学とレオロジー解析 オンライン
2025/2/27 伸長流動の基礎、メカニズムと混練技術への応用 オンライン
2025/2/28 乳化・可溶化の基礎とエマルションの調製・評価・設計技術 オンライン
2025/3/3 コーティングプロセスにおける界面化学とレオロジー解析 オンライン
2025/3/5 微粒子・ナノ粒子の作製・表面修飾・分散・応用 オンライン
2025/3/7 粉体装置・設備の設計、エンジニアリングとトラブル対策 オンライン
2025/3/11 銅ナノ粒子のインク化と実用化に向けたプロセス オンライン
2025/3/11 スラリー中粒子の分散・凝集状態制御と評価技術 オンライン
2025/3/13 半導体封止材用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤と分析・特性評価法および技術動向 オンライン
2025/3/14 高分子材料のレオロジー (粘弾性) の基礎と動的粘弾性測定 オンライン
2025/3/14 分散度と安定性を両立させるナノ粒子・微粒子分散の具体的方法と勘所 オンライン
2025/3/14 ピッカリングエマルションの基礎および製品への応用 オンライン
2025/3/17 高分子劣化のメカニズムと添加剤による対策や材料分析技術 オンライン