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機器・設備・材料の劣化損傷機構とその予知、寿命予測、防止対策

機器・設備・材料の劣化損傷機構とその予知、寿命予測、防止対策

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、蓄積された経験と研究成果への理解を深め、過去の重大損傷事例の紹介を含めて講義し、構造物の安全な維持に必要な各種手法を詳解いたします。

開催日

  • 2014年11月21日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • プラントの保全に関わる技術者、研究者
  • 構造物の安全な維持に関わる技術者、研究者

修得知識

  • 設備・機器の損傷解析、余寿命予測、検査を含む保全全般についての基礎知識
  • 特定の設備・機器に対する適切な保全についての具体的方法

プログラム

 老朽化した膨大な社会・産業資産としての構造物 (設備、機器) を安全に維持するために、保全関係技術者の重要性が高まっている。構造物の主構成材料である金属材料では、長い歴史の中で構造物の破損原因となる材料の損傷機構はほとんど解明され、寿命予測技術も進歩してきた。本講義は、保全関係技術者に、蓄積された経験と研究成果への理解を深め、過去の重大損傷事例の紹介を含めて講義し、構造物の安全な維持に必要な各種手法を習得してもらうことを目的としている。

  1. 経年的破損はどうして起きるのか
    1. 劣化損傷をもたらす材料の特性
      1. マクロとミクロ組織
      2. 破壊とは
      3. 劣化とは
    2. 劣化損傷機構
      1. 疲労
      2. 腐食
      3. クリープ
      4. 材料特性劣化
      5. その他
    3. 設計、製造、運転における劣化損傷因子
      1. 構造設計と安全係数
      2. 材料規格と材料選定
      3. 材料調達 (海外調達の問題点など)
      4. 加工組立 (鋳造、鍛造、溶接などにける問題点)
  2. 経年的損傷を如何に防ぐか
    1. 劣化損傷スクリーニング方法 損傷形態から、損傷原因を絞り込む方法
    2. 寿命予測 運転記録、検査結果などから余寿命を求めるための理論と方法
    3. 防止対策 破壊を防止するための考え方
    4. メンテナンス手法 リスクベースメンテナンス (RBM) について
    5. 重大損傷事例に学ぶ 失敗知識データベース (http://www.sozogaku.com) 利用して過去の重大事例に学ぶべきことを紹介する。
    • 質疑応答

講師

  • 木原 重光
    株式会社 ベストマテリア
    代表取締役

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 第1グループ活動室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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