技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMPヒューマンエラー対策コース

GMPヒューマンエラー対策コース

会場 開催

概要

本セミナーは、GMPヒューマンエラー対策セミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 87,210円(税込) → 割引受講料 61,560円(税込)
通常受講料 : 80,750円(税別) → 割引受講料 57,000円(税別)

開催日

  • 2014年8月27日(水) 10時30分 16時30分
  • 2014年9月9日(火) 13時00分 16時30分

プログラム

医薬品製造 (GMP) におけるヒューマンエラー【異常・逸脱等】の原因分析と具体的な防止・対応策

(2014年08月27日)

講師:(株)ミノファーゲン製薬 顧問 MBA
脇坂 盛雄 氏

 多くの品質問題はヒューマンエラーが原因しています。特に大きな品質問題は背景に幾重にも重なったエラーがあります。そのミスを防ぐのも人です。
 人がエラーを犯すリスクを下げる/エラーに気づくための仕組みと人の資を高めることについて説明します。
 多くの実例の中でそれが起きた原因のエラーとエラーを防いだ実例を紹介しながらどこに問題があり、どこに解決のヒントがあるかを紹介します。
 ヒューマンエラーの書籍から基本的な考えと対策、並びにGMPの異常・逸脱、是正/予防措置 (CAPA) の仕組みについても紹介します。

  1. ヒューマンエラーはどうして起きるか
    1. 方法
    2. 環境/設備
    3. マネイジメント
  2. エラーの具体例紹介
    1. 過去の大事故から学ぶ
    2. 医薬品製造における例
  3. エラーと違反の違い
    1. エラーにはミスと故意がある
    2. ミスと故意への対応の違い
  4. エラーを報告する風土創り
    1. 仕組みに魂が盛り込まれているか
    2. 逸脱の範囲をどこまでにするか
  5. エラーが招くGMP上のリスク項目
    1. GMP適合性調査
    2. 変更管理
    3. 試験関係
    4. 製造関係
    5. 製品回収に繋がり易いミス
  6. 逸脱処理/CAPA/苦情対応について
    1. 初期対応で確認すべき事項
    2. 原因究明と広がりの確認
    3. CAPAの実施
  7. エラー防止のためのシステム&SOP作成
    1. 逸脱/異常
    2. OOS
    3. CAPA
    4. 自己点検
    5. QC/QAレビュー
    6. その他の関連するSOP
      • 系外排出品取扱い
      • テストサンプル品など
  8. 教育/訓練
    1. 教育訓練
    2. 認定制
    3. Modern5S
    4. 人が創る品質
  • 質疑応答・名刺交換

ヒューマンエラー・逸脱を低減するGMP手順書・記録書の書き方と工夫

(2014年09月09日)

講師:医薬品GMP教育支援センター 代表
髙木 肇 氏

 作業者は、担当作業に係る製造指図記録書とSOPを拠り所に作業している。それだけに、必要な指図がない、あいまいな記述、裁量が入る記述、字数が多く読みにくい記述では逸脱を誘いかねない。
 基準書など上位文書の作成時とは異なり、指図書、SOPは作業ミスを防止するための特別な配慮が必要である。実例を交えて、逸脱を低減するための書き方・工夫を紹介する。

  1. ヒューマンエラーの原因
    1. ヒューマンエラーの発生タイミング
    2. ソフトで対応できることも多い
    3. 逸脱=作業ミスと単純にとらえない
    4. ヒューマンエラーの遠因
    5. トラブルの再発防止はSOPの点検から
  2. SOP作成の留意点
    1. SOPの働き
    2. 整備すべきSOP群は各社で異なる
    3. SOPへの記載項目
    4. SOPの留意点
    5. SOPの作成手順
    6. ダメなSOP
    7. 倉庫作業SOPの留意点
    8. サンプリング作業SOPの留意点
    9. 秤量作業SOPの留意点
    10. 液調製作業SOPの留意点
    11. 手洗浄作業SOPの留意点
    12. 工事業者への教育SOP
    13. 訪問者の教育SOP例
    14. 査察時のSOPの不備指摘事項
    15. SOPと指図書の棲み分け
  3. 製造指図書の作成
    1. 製造指図記録書作成の基本
    2. 逸脱検知に有効な指図記録
    3. フォーマット
    4. 製造指図書原本の承認者について
    5. 重要工程の手順記載例
  4. 製造記録の作成
    1. 記録書に期待すること
    2. 記録書の要件
    3. 記録管理規定
    4. 電子的記録保管の留意点
    5. 記録書への記載事項
    6. 日誌 (ログブック) とは
  • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

2014年08月27日:品川区立総合区民会館 きゅりあん 4F 第1グループ活動室
2014年09月09日:東京都立産業貿易センター 浜松町館 中3階 第6会議室

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料
    • 1名あたり定価半額の30,000円(税別) / 32,400円 (税込)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    • 3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
    • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
    • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
      申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
    • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/23 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2024/12/23 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2024/12/23 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2024/12/24 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2024/12/24 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2024/12/24 核酸医薬品の品質管理および分析・評価のポイント オンライン
2024/12/24 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2024/12/25 グローバル開発における承認申請のための医薬英語/英文ライティング入門 オンライン
2024/12/26 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/12/26 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座) オンライン
2024/12/26 原薬GMP/ICH Q7・Q11の要件理解と原薬プロセスバリデーション実施時の注意点 オンライン
2024/12/27 PIC/Sを踏まえた治験薬GMPガイドラインと運用上の注意点および三極 (日米欧) 規制の解説 オンライン
2024/12/27 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2024/12/27 医薬品製造施設 (バイオ、合成原薬、固形製剤、無菌製剤) の構造設備に関わるGMP講座 オンライン
2024/12/27 ICH品質関連ガイダンス視点から考えるCTD-Q記載要求事項と効率的申請資料作成法 オンライン
2025/1/6 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2025/1/6 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2025/1/6 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2025/1/7 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応