技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製品開発の為のビッグデータ活用術

研究開発・技術者向け

製品開発の為のビッグデータ活用術

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年3月14日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 ビッグデータ時代の到来により、統計に関心が高まっています。ビジネスはこれまで以上に科学的な視点がもとめられ、それを支えるうえで統計リテラシーがなければならないと考えます。
 本セミナーは、研究開発、技術分野において実務を担当する社員に向け、データ分析から仮説を構築し、その仮説に基づいて製品開発に展開する一連の流れを、事例やグループワークをはさみながら解説していきます。
 数式や計算を極力使わず、簡易なグラフ等で統計結果を表し、データの分布や推移が感覚的にわかるようなつくりに特長を打ち出しています。

  1. ビッグデータ時代の情報活用
    • ビッグデータ時代に収集できる情報の種類と特性
    • 基本的なデータの扱い方を知らないと落とし穴にはまる
    • 最低限の統計知識を駆使してデータを読み込むスキルを磨く 【Case】EVは普及する?-2011年のアンケートデータと結果 (2013年) を比較
  2. 製品開発の基本プロセスと潜在ニーズ収集プロセス
    • デフレ時代には潜在ニーズに着目する
    • 顧客の選択理由から強みを抽出する
    • シーズとニーズを掛け合わせアイデアを発想する
    • 定量データから顧客の潜在ニーズを抽出する
  3. 定量データの収集と分析
    • 価値あるデータの種類と特性 (demographics/psychographics/behavior)
    • データの信憑性を見極める (サンプル数/母集団の特徴を的確に捉えたサンプルを抽出/回収率)
    • 2次データ収集のための情報源
    • 数量データとカテゴリーデータの扱い方
    • データを読み込み、知見を見出す (トレンド分析/ヒストグラム/比較分析/相関分析/パレート分析)
    • グラフから直感的に意味するとことを読み取る (仮説設定に役立つグラフの種類と読み方) 【Case Study】オフィス市場のデータを分析し、データを読み込む
  4. 定量データから仮説を立案する
    • 定量データを分析し、マーケティング仮説を設定する
    • 仮説作りの三大要素「Finding」「Focus」「Factor」 【Case Study】国民健康・栄養調査から20代若者の特徴を仮説として捉える
  5. 定性データを分析し仮説を肉付けする
    • 定性データの活用法
    • 定性データを構造化することで潜在ニーズを抽出する 【Case Study】ノンフライヤーのヒット要因をネットの口コミ情報から考察する
  6. 仮説からコンセプトを設定する
    • ニーズ仮説からアイデアを発想、コンセプトへ昇華させる
    • ベネフィットを最大化するように各要素をブラッシュアップする
    • コンセプトを評価し仮説を検証する 【Case Study】2013年ヒット商品のコンセプトを検証する

講師

  • 蛭川 速
    株式会社フォーカスマーケティング
    代表取締役

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,000円 (税別) / 48,300円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 59,850円 (税込) (3名まで受講可)

割引特典について

  • 複数名 同時受講:
    1口 59,850円(税込) (3名まで受講可能)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/27 分析法バリデーションへの応用 オンライン
2025/6/27 Quality by Designのための実験計画法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/9/28 コア技術を活用した新規事業テーマの発掘、進め方
2018/5/31 “人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2017/5/10 分析法バリデーション実務集
2013/10/26 新たな患者満足度測定手法と増患・増収対策