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欧州・アジアにおける食品容器・包装材料の規制の現状と最新動向をふまえた実務対応、今後の予測

欧州・アジアにおける食品容器・包装材料の規制の現状と最新動向をふまえた実務対応、今後の予測

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、欧州・アジアにおける食品・容器包装の最新の規制動向について詳解いたします。

開催日

  • 2014年2月27日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 容器包装・プラスチックの規制動向に関心のある担当者、担当者
  • 欧州・アジアの最新の食品・容器包装材料規制について知りたい方

修得知識

  • 欧州・アジアの最新の食品・容器包装材料規制

プログラム

 欧州では2011年5月1日食品包装材料への新たなプラスチック規則 (PIM) が施行された。EFSAは2012年3月30日コーティング剤・色材・印刷インキなどプラスチック以外の食品接触材料のリストを示した。中国では2009年6月1日施行された食品容器、包装材料用添加剤使用衛生標準GB9685-2008に対し、新たに2011年10月11日既存樹脂の、2012年4月9日既存添加剤の認可物質、11月16日より順次認可予定物質が示された。また2011年5月23日新規物質申請受理規定が公布され、順次新規添加剤の認可が示されている。
一方食品接触材料関連国家標準の大規模な改正計画が示された。欧州、米国、中国、インド、インドネシア、ヴェトナム、オーストラリア/NZ、南米Mercosur5ケ国、湾岸協力会議GCC6ケ国、トルコはポジティブリスト (使用が認可された化学物質リスト) 制度を採用している。
日本はネガティブリスト (使用が禁止された化学物質リスト) 制度をとっており、法制上海外整合性に課題がある。こうした海外の動きにより国内においても法整備と企業対応の必要性が増している。
 講演ではこうした海外の最新状況に国内の動きを含めて紹介し企業が必要とする対応を明らかにする。

  1. はじめに
  2. 欧州
    1. プラスチック規則 (PIM)
    2. 欧州委員会3つのPIMガイダンス (案) (PIM全体、適合宣言、溶出試験)
    3. EFSAプラスチック以外の食品接触材料 (コーティング剤・色材・印刷インキなど) のリスト
    4. 欧州委員会プラスチック以外の規制管理のためのロードマップ
  3. 中国
    1. 食品容器、包装材料用添加剤使用衛生標準GB9685-2008改正
    2. 食品関連製品新品種申請受理規定と行政許可管理規定
    3. 食品包装材料関連国家標準の改正
  4. 台湾
  5. 韓国
    1. 食品衛生法
    2. 食品公典
  6. ASEAN
    1. タイ
    2. シンガポール
    3. フィリッピン
    4. マレーシア
    5. インドネシア
    6. ヴェトナム
  7. インド
  8. 国内の動き
  9. おわりに
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 石動 正和
    一般社団法人 化学研究評価機構 (JCII) 食品接触材料安全センター 情報調査・広報室
    情報調査・広報室長

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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