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高分子におけるグラフト重合とグラフト化による表面改質および接着性・自着性の改善

高分子におけるグラフト重合とグラフト化による表面改質および接着性・自着性の改善

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年1月29日(水) 13時00分16時30分

修得知識

  • グラフト重合による表面改質 (ぬれ性、吸水性) 改質効果
  • 接着性や自着性の評価
  • 材料の表面分析 (表面組成と改質効果、接着強度と破断の位置との関係)

プログラム

 汎用高分子材料の有効な表面改質法の1つであるグラフト重合法によって長期的に安定な表面改質効果が期待できる。特に、改質効果を材料表面に限定可能な紫外線を使ったグラフト重合法では重合条件によって改質効果を制御でき、接着性だけでなく自着性が発現する。また、プラズマ前処理を施すことによってフッ素系高分子へのグラフト重合も可能となる。

  1. 汎用高分子とその表面改質 (改質方法)
    1. 汎用高分子
    2. 表面改質法
    3. グラフト重合法
  2. 光グラフト重合によるポリオレフィンの表面改質
    1. ポリエチレン,ポリプロピレン板へのグラフト重合
    2. 表面親水化と重合条件の効果
    3. 接着と自着強度
    4. 接着強度と破断位置の関係
    5. 超高分子量ポリエチレン板の表面改質と接着
    6. メタクリル酸メチルのグラフト重合と自着
  3. ポリテトラフルオロエチレンの表面改質
    1. プラズマ前処理と光グラフト重合
    2. 表面親水化と重合条件の効果
    3. 接着強度
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 山田 和典
    日本大学 生産工学部 応用分子化学科
    教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6F E会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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