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生体適合性材料の基礎と合成および物性評価

生体適合性材料の基礎と合成および物性評価

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年1月29日(水) 12時30分16時30分

プログラム

 細胞膜表面に存在するリン脂質極性基の一種ホスホリルコリン (PC) 基を含有するジアミンあるいはジオール化合物を新たに合成し、重縮合や重付加反応によりPC基を側鎖に有するポリアミドあるいはポリウレタンなどを合成した。
得られたポリマーは、PC基のもつ高い生体適合性を反映して優れたタンパク非吸着性や抗血栓性を示し、さらに主鎖構造に由来するフィルム強度や耐熱性、耐溶剤性を併せ持つことを確認している。
よって、生体適合性と耐久性・強度を併せ持つ材料として各種医療材料に利用できることが期待できる。また、得られたポリマーのナノシート化とその物性、応用についても紹介する。

  1. 研究の背景と目的
    1. 生体適合性材料について
    2. MPCポリマーと本研究の分子設計指針
  2. PC基含有ポリアミド、ポリイミドの合成と性質
    1. PC基含有ジアミンモノマーの合成
    2. PC基含有ポリアミド、ポリイミドの合成と物性
    3. PC基含有ポリアミド、ポリイミドの血液適合性
  3. PC基含有ポリウレタンの合成と性質
    1. PC基含有ポリウレタン-ウレアの合成
    2. PC基含有ポリウレタン-ウレアの血液適合性と機械的性質
    3. PC基含有ジオールモノマーおよびポリウレタンの合成と物性
  4. ナノシートの作製と応用
    1. ナノシートの特徴
    2. PC基含有ポリマーのナノシート化と物性
    • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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主催

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