技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオ・医薬関連発明の出願戦略

バイオ・医薬関連発明の出願戦略

東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、主要国における、バイオ・医薬関連発明に関する審査基準・ガイドライン類等のポイントについて解説いたします。

開催日

  • 2014年1月22日(水) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 医薬品、バイオ医薬関連発明の審査に関する担当者

修得知識

  • バイオ・医薬関連発明に関する審査基準・ガイドライン
  • 審査事例

プログラム

 バイオ・医薬関連発明を取り巻く政策は、近時、目まぐるしく変更されている。本講演では、主要国における、バイオ・医薬関連発明に関する審査基準・ガイドライン類等のポイントを整理して提供し、各国における知財政策の変更にキャッチアップする一助としたい。さらに、可能な限り、審査事例、判例等を取り上げることによって、審査基準・ガイドライン類から得られる知識を、実務に活用が可能な形で提供をしたい。
 特に医薬に関しては、新薬を生み出しにくい状況であることに鑑み、自身の発明と先行技術とを明確に峻別して権利化を図りつつ、後続品の参入障壁としても活用が可能な出願の形態を考えたい。

  1. はじめに
  2. 審査基準・ガイドライン等: 日本編
    1. 医薬関連発明の審査基準 (2009年改訂) の要点と実務への応用
      • 産業上利用することが出来る発明
      • 新規性・進歩性 (特に用法、用量限定の発明)
      • サポート要件・実施可能要件
    2. 延長登録出願制度
      • 審査基準改定の背景と実務への応用。
  3. 審査基準・ガイドライン等: 米国編
    1. 非自明性USC103条)
      • KSR判決。
      • KSR判決後のガイドラインから、バイオ・医薬関連発明の出願戦略を考える。
    2. 特許の保護対象 (USC101条)
      • 米国における特許の保護対象の変遷。
      • 特にバイオ分野に関してアンチパテント化? ミリアド事件、プロメテウス事件等に基づいて、遺伝子、タンパク質、 診断方法等の特許保護について考える。
    3. AIAと医薬関連発明
      • ベストモード開示要件の重要性低下の影響
      • 実質的な先願主義への転換が、バイオ・医薬関連発明へ与えうる影響。
      • 人体組織又はこれを一部に含む発明が保護対象から除外。
  4. ライフサイクルマネジメントの戦略など
    1. 結晶型特許など。
    2. 組み合わせの医薬とその効力。
    3. その他、先発メーカーと後発メーカーとの紛争などから。
    4. その他、ライフサイクルマネジメントへの応用 (例えば改良発明の権利化関連) 。
  5. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

タイム24ビル

4階 研修室

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/25 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/2/26 規制当局GMP査察で多い指摘・不備と重大指摘を回避するための事前対応ポイント オンライン
2026/2/26 信頼性の高い研究成果を得るための公正な研究プロセスと試験データのQuality・基準 オンライン
2026/2/26 進歩性の意味、理解できていますか? オンライン
2026/2/26 BCS・rDCS・PBBMを用いた製剤開発戦略とバイオウェーバー オンライン
2026/2/27 基礎から学ぶ知財戦略セミナー オンライン
2026/3/2 基礎から学ぶ知財戦略セミナー オンライン
2026/3/4 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2026/3/6 GMPにおける出荷不適品 (OOS) の管理と不適品 (原材料、製品) 発生防止策 オンライン
2026/3/6 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン
2026/3/6 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2026/3/9 再生医療等製品におけるバリデーション実務 オンライン
2026/3/9 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン
2026/3/10 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2026/3/12 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/3/19 中小規模組織 (企業) におけるGMP/GQP文書作成の技法と文書を遵守させるための手法 オンライン
2026/3/25 新規事業創出のための多量のアイデア発想法と技術ロードマップの作成、技術・事業・知財戦略の実践 オンライン
2026/3/26 信頼性基準適用試験の運用への落とし込みと(海外導入品など) 日本申請時の信頼性保証 オンライン
2026/3/26 未利用特許の活用戦略と新規事業創出・既存事業強化への展開 オンライン
2026/3/26 記載要件に基づいて特許を読み込めますか? 書けますか? オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法 (製本版 + ebook版)
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)