技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

欧米での体外診断用医薬品の開発・薬事申請のポイント

欧米での体外診断用医薬品の開発・薬事申請のポイント

東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

開催日

  • 2013年7月25日(木) 12時30分 16時30分

プログラム

 主に米国FDAの承認を得るための具体的なプロセスの説明と、実際に新しい製品をFDAに申請するためにはどのようにしたら良いのか、その作業にについて実例をあげて説明する。
 またどのような製品がFDAに申請して承認が得られるのか、そのポイントについても説明する。

Ⅰ.はじめに

  1. 日本と欧米の病院、検査ラボで行われている臨床検査の在り方の違いについて。
  2. 日本と欧米の検査ラボで行われている検査項目の違いと、保険償還制度の違い。
  3. 日本製診断薬は世界中で販売されているが、特に欧米検査ラボにて日本からのどのような診断薬が、よく使われているか。

Ⅱ.過去に経験したFDA申請作業に関する具体的プロセス

  1. どのような新しい検査薬なら、FDAに申請する価値があるか?その基準は何か?
  2. 日本の診断薬の厚労省承認の難易度と、FDA承認の難易度の違いについて
  3. 日米にて新しい診断薬の承認を得るための、臨床試験の在り方。
     従来の疾病群と健常人群の比較の臨床データだけでは、もはや新しい診断薬は承認されない。
  4. 米国のどのような機関で、どのようにしてFDA申請が可能な臨床試験が実施できるのか。
  5. 海外データを申請に使用する際のポイント
  6. 欧米の検査業界、診断薬の動向を知るためのパイプずくりを、どのように進めてきたか。

Ⅲ.米国の臨床検査の実態

  1. Boston Heart Lab、Health Diagnostic Labの経験について。
     自身がアメリカの臨床検査センターの実際の立ち上げと、運営に参加した経験について話す
  2. 実際の検査ラボでの経験[日本の大塚アッセイ研究所]を踏まえて、米国で検査薬を開発する際、何を基準に開発するのか、その具体例の紹介。
  3. 米国のHome Brew Testとは何か?日本、ヨーロッパにもそのようなシステムがあるのか?
  4. なぜそのようなシステムが生まれてきたのか?
  5. 欧米での開発の具体例と実施に当たる問題点

Ⅳ.今後の日本診断薬メーカーの事業展開について

  1. これからの欧米でビジネス展開知るための、日本の診断薬メーカーは海外での開発、申請、承認への道筋をどのように見出してゆくのか?
  2. 診断薬ビジネスは、国内市場だけを対象にする時代はもう完全に終わった。治療薬の海外展開と同じ道をたどっている。
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/7 成功例・失敗例を踏まえた適切な医薬品売上予測とデータ収集法 オンライン
2025/3/7 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/3/10 メディカル系分野 (体外診断薬・医療機器・再生医療) における情報収集戦略とAIを駆使した情報収集事例と分析 オンライン
2025/3/10 医薬品の知的財産制度をふまえた特許戦略構築と知財デュー・デリジェンス/知財価値評価のポイント オンライン
2025/3/10 医薬品が患者に及ぼすリスクを軽減するための是正措置・予防措置 (CAPA) オンライン
2025/3/10 デジタルを基盤としたニューモダリティー医薬品/ヘルスケアの探索・初期評価と事業性検討 オンライン
2025/3/10 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/3/11 実際に起こった不具合や解決方法、注意点で学ぶスケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方、操作の簡略化 オンライン
2025/3/11 医薬品工場の空調設備設計とバリデーション実施のポイント及びトラブル対策 オンライン
2025/3/11 核酸医薬品における非臨床安全性評価とCMC/品質評価・不純物管理 オンライン
2025/3/12 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/3/12 医療機器における米国FDA (510(k)) 申請のポイントと追加要求事例/QMSR概説 オンライン
2025/3/12 抗体医薬品と核酸医薬品に関する特許調査手法および最適な特許戦略構築のポイント オンライン
2025/3/12 データインテグリティの重要性とGMP文書への落とし込み方 オンライン
2025/3/13 Excelスプレッドシートを運用した効率的なCSVとデータインテグリティ オンライン
2025/3/13 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2025/3/13 CMC領域における資料作成とデータ・記録の運用管理の注意点 オンライン
2025/3/13 CMCレギュレーション・CTD/DMF作成入門コース オンライン
2025/3/13 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/3/13 申請をふまえCMCレギュレーション対応とCTD作成入門講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情