技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PIC/S 加盟に伴う日常業務の変更個所 (文書管理の基礎編)

PIC/S 加盟に伴う日常業務の変更個所 (文書管理の基礎編)

~重要文書の順位・取り扱いや現状の日常管理からの変更を考慮~
東京都 開催 会場 開催

PIC/S 加盟に伴う日常業務の変更個所の5日間コース同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。
(通常受講料 : 224,000円 → 割引受講料 119,800円)

開催日

  • 2013年4月26日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 PIC/S加盟参入申請を踏まえ、PIC/Sや査察対応など取り巻く規制環境が一段と変化す状況にある。PIC/Sにより求められるGMP文書管理の実務の立場から、PIC/S―GMPを解説します。

  1. PIC/S 加盟申請及びPIC/S―GMP ガイドラインの意義
    • 我が国のPIC/S加盟申請の動向
    • GMP基準のグロバル化におけるPIC/S GMPガイドラインの意義
  2. PIC/S- GMP ガイドラインの法規制上の位置付け及び査察における指摘について
  3. JGMPとPIC/S ガイドラインとの比較分析結果に基づいた国内ガイドラインの見直し
    • JGMPとPIC/S ガイドラインとの比較分析結果
    • 主要な差異6項目に対する対応方向性)
    • 国内ガイドラインの見直 (例えば、施行通知の改訂及びGMP事例集の改訂)
  4. 文書・記録管理の目的
    • GMP/Documentationの本質はAccountability ( 説明責任) とTraceability ( 遡及性)
  5. PIC/S -GMPが要求している手順書類 (Procedures/documentation) のポイント
    1. 品質保証マネジメントの文書化
      • 品質保証の文書化
      • 医薬品GMPの文書化
      • 品質管理の文書化
      • 製品品質の照査の文書化
      • 品質リスクマネジメントの文書化
    2. 品質保証マネジメントシステムの土台となる手順書 (業務標準書類)
      • 文書化が要求されている23手順書 (主要な手順書/written procedures)
      • PIC/S―GMP ガイドライン/ パート1 の各所で要求されている33 手順書
  6. 製品実現に必要なる技術文書類 (技術標準書類) のポイント
    • 指示書 (指示又は要求事項) タイプ (規格書・製造処方・指図書)
    • 手順書 (標準作業手順書及び指図を示したもの)
    • 計画書 (プロトコル)
  7. PIC/S―GMPが要求している78記録類のポイント
    • 指図 (製造・包装・試験指図) に基づき実施した記録類
    • 報告書類
    • 業務標準にもとづき運用した記録類
  8. 文書・記録の体系的管理のポイント (GMP文書の階層的文書体系)
  9. 文書の作成と管理 (発行、改訂、配布、保管) のポイント
  10. 記録の作成と管理 (訂正、保管) のポイント
  11. 査察に対応したマスターファイルのポイント
  12. 文書作成事例 (作成の“こつ”)
    • 製品標準書
    • バリデーションマスタープラン
    • 製造指図書原本

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 基礎から学ぶやさしいGMP超入門講座 オンライン
2024/4/22 製造/ラボにおける監査証跡の具体的な運用方法・管理と効率的なレビュー手順 (どこまですべきか) オンライン
2024/4/22 改正GMPに対応した空調設備の管理とバリデーション オンライン
2024/4/22 リアルワールドデータ (RWD) を活用するための薬剤疫学基礎セミナー オンライン
2024/4/22 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/4/22 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/4/23 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/4/23 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/4/23 薬物動態の基礎と活用 オンライン
2024/4/23 非GLP試験の書面調査と過剰に陥らない効率的な信頼性確保の基準 オンライン
2024/4/24 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 東京都 会場・オンライン
2024/4/24 化粧品・部外品のGMPと品質監査のポイント オンライン
2024/4/24 信頼性基準適用試験における運用への落とし込みと(国内外) 委託時の信頼性保証 オンライン
2024/4/24 アメリカにおける体外診断薬の事業戦略策定と参入のポイント オンライン
2024/4/24 医薬品・バイオ技術のライセンスと研究提携における「経済条件」 の決め方及びリスク対策 オンライン
2024/4/24 フロー合成・連続生産・マイクロリアクター/スケールアップコース (2日間) オンライン
2024/4/24 ラボにおけるデータインテグリティ実務対応 オンライン
2024/4/25 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/4/25 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と規格設定 オンライン
2024/4/25 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2022/3/10 改正GMP省令対応 QA (品質保証) 実務ノウハウ集
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠