技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PVDF (ポリフッ化ビニリデン) の物性と用途展開

PVDF (ポリフッ化ビニリデン) の物性と用途展開

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、高強度で、高耐熱性、耐薬品性、加工性、強誘電性などに優れるなどといった特徴を持つPVDF (ポリフッ化ビニリデン) を上手く使いこなすための必須知識などを解説いたします。

開催日

  • 2013年1月22日(火) 13時00分16時00分

受講対象者

  • PVDF (ポリフッ化ビニリデン)に興味がある方
  • 高耐熱性、耐薬品性、加工性、強誘電性の問題を抱えている方

修得知識

  • PVDF (ポリフッ化ビニリデン)の基礎

プログラム

  1. アルケマ会社紹介
  2. フッ素樹脂の概要
    1. フッ素樹脂の特徴
    2. フッ素樹脂の種類
  3. フッ素樹脂の中での位置づけ
    1. 基本物性
    2. 加工温度
  4. Kynar® PVDF樹脂の歴史
  5. Kynar® PVDF 樹脂の製造
    1. 原料 (蛍石) からモノマーまで
    2. 重合
  6. Kynar® PVDF 樹脂の特性とグレード
    1. ホモポリマーとコポリマー
    2. 各種グレード
  7. Kynar® PVDF 樹脂の用途
    1. 代表的用途
    2. 太陽電池バックシート
      1. バックシートの構造
      2. 他のバックシートとの耐久性比較
    3. リチウムイオン電池バインダー
      1. リチウムイオン電池にとってのバインダー
      2. バインダー樹脂の種類
      3. バインダーに求められる特性
      4. Kynar® PVDF 樹脂のバインダー特性
      5. 新規接着性向上Kynar® PVDF
      6. 新規水系Kynar® PVDF 樹脂
  • 質疑応答

講師

  • 宮保 淳
    アルケマ株式会社 京都テクニカルセンター
    取締役副社長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 第2特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/27 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 2コースセット 東京都 会場
2025/8/28 EV電動化モビリティの高電圧絶縁評価技術の基礎と実例 オンライン
2025/8/28 プラスチック発泡体の気泡構造制御と成形条件最適化、トラブル対策 オンライン
2025/8/28 ポリマーアロイ・ブレンドの基礎とモルフォロジー・物性の制御 オンライン
2025/8/28 リチウムイオン電池バインダーの技術展望 オンライン
2025/8/29 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2025/8/29 スラリー中の粒子分散制御及び評価の要点 オンライン
2025/8/29 バッテリマネジメントシステムの基礎とバッテリパックの設計手法 オンライン
2025/8/29 高分子材料の誘電・絶縁特性の基礎、絶縁劣化・破壊メカニズムとその対策 オンライン
2025/8/29 シリコーン製品の基礎と用途・取り扱いのポイント オンライン
2025/8/29 ポリマーブレンド・アロイの基礎と評価方法 オンライン
2025/8/29 セルロースナノファイバーの複合化技術と計算科学を用いた構造解析 オンライン
2025/8/29 ペロブスカイト太陽電池の技術開発の現状と展望 東京都 オンライン
2025/9/2 製品設計に役立つゴム材料の勘所と最適設計手法 東京都 会場・オンライン
2025/9/2 バッテリマネジメントシステムの基礎とバッテリパックの設計手法 オンライン
2025/9/2 エポキシ樹脂 2日間総合セミナー オンライン
2025/9/3 バイポーラ型リチウムイオン電池の材料・製造方法と最新動向 オンライン
2025/9/3 可塑剤・フタル酸エステルを取り巻く国内外の規制・市場動向と今後の課題 オンライン
2025/9/4 プラスチック、フィルム分野における「伸長流動」の考え方、その測定法と応用 オンライン
2025/9/4 バイポーラ型リチウムイオン電池の材料・製造方法と最新動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/6/29 UV硬化樹脂の開発動向と応用展開
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2021/6/22 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル2021
2021/5/31 重合開始剤、硬化剤、架橋剤の選び方、使い方とその事例
2021/5/31 高分子材料の劣化・変色対策
2021/4/30 建築・住宅用高分子材料の要求特性とその開発、性能評価
2021/4/26 全固体リチウムイオン電池の実用化と新たな材料市場
2021/4/26 全固体リチウムイオン電池の実用化と新たな材料市場 (書籍版 + CD版)
2021/4/16 2021年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望
2021/3/19 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望
2021/2/19 2021年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2021/1/29 高分子材料の絶縁破壊・劣化メカニズムとその対策
2021/1/22 2021年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2020/12/1 リチウムイオン電池の安全性確保と関連する規制・規格と表示ルール 2021
2020/11/30 高分子の成分・添加剤分析
2020/11/30 高分子の延伸による分子配向・結晶化メカニズムと評価方法
2020/10/30 ポリウレタンを上手に使うための合成・構造制御・トラブル対策及び応用技術
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/8/21 2020年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2020/4/17 2020年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望