技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品包装資材の3極局方品質基準・登録要件の現状とコスト低減策

医薬品包装資材の3極局方品質基準・登録要件の現状とコスト低減策

~品質基準や3極要件を理解した上で包装資材のコストダウンを目指す~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医薬品包装における3極で求められる品質や登録要件の違い、包装資材に含まれる化学物質のリスク管理、低コスト化へのアプローチについて詳解いたします。

開催日

  • 2012年4月12日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品包装に関連する技術者、担当者
    • 包装
    • 包装材料
    • 包装資材の調達
    • 包装のコスト低減

修得知識

  • 3極薬局方における包装資材の品質基準の現状
  • 包装資材に含まれる化学物質とリスク管理の考え方
  • 企業としてのコスト低減策と留意点

プログラム

第1部 3極の包装材料規制・規格要件・登録

(2012年4月12日 10:30~13:00)

  1. 包装と薬事法
  2. 米国食品医薬品化粧品法 (FDC法)
    1. 不良医薬品とは
    2. 改ざん防止に関する規制
  3. 医薬品承認申請
    1. 我が国の医薬品承認申請
    2. 米国における承認申請
    3. EMEAの包装材料と登録申請内容と留意点
    4. 容器に包装された製剤の安定性試験
  4. 薬局方
    1. 容器の種類
    2. プラスチック製容器
    3. 注射剤の容器
    4. 液剤の容器
    5. 容器・包装材料試験
  5. 容器・包装材料に係るGMPガイドライン
    1. 日本のガイドライン
    2. PIC/GMP ガイド
    3. CGMP・米国ガイダンス
    4. EU GMP
    5. WHO GMP
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 3極薬局方 (JP,EP,USP) における包装資材の規格の現状比較とコスト低減策

(2012年4月12日 13:50~16:30)

 日欧米3極薬局方における医薬品包装資材の規格においては、まだかなりの相違点があるのが現状である。
 この3極の比較と企業における留意点、及び放射線滅菌とマスターファイル制度の法的現状を紹介する。
 次いで、包装材料のリスク管理の考え方、そして最近大きな進展が見られる食品包装分野における中国とアジア諸国の法整備の最新動向を紹介し、企業としての今後のコスト低減策と留意点に関し触れる。

  1. 医薬品包装資材の概要
  2. 日本薬局方 (JP) の品質基準
    1. プラスチック
    2. ガラス
    3. 輸液用ゴム栓
    4. 潤滑剤
  3. 米国薬局方 (USP) の品質基準
    1. ガラス容器
    2. プラスチック容器
    3. ゴム栓
  4. 欧州薬局方 (EP) の品質基準
    1. 容器製造に使用される材料
    2. 容器の試験法と規格
    3. 極の現状比較のまとめ
  5. トピックス (良くある質問)
    1. 医療機器用原材料マスターファイル制度の現状
    2. 包装材料への放射線滅菌の現状と課題
  6. 包装資材に含まれる化学物質とリスク管理
    1. 包装資材に含まれる化学物質
    2. 日本の規制の現状と企業におけるリスク管理
  7. 中国及びアジア諸国の法改正の最新動向 (食品包装)
  8. 企業におけるコスト低減策と留意点
  9. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 人見 英明
    合同会社 ヒトミライフサイエンス研究所
  • 西 秀樹
    西包装専士事務所
    代表

会場

ドーンセンター

4階 中会議室3

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (抗体医薬品) の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用 オンライン
2025/5/29 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2025/5/29 責任役員 (上級経営陣) にむけたGMP、GQP教育訓練と法令順守体制の整備 オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2025/5/29 製品品質照査の活用による製造工程、原料・資材及び製品規格の妥当性検証 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品の不純物管理 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2025/5/29 再生医療等製品/細胞加工製品の製造・QC担当者のためのGCTP入門 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン
2025/6/27 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2025/7/31 医薬品中の元素不純物分析のデータ試験・管理及びPMDA等の対応ポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/6/30 日本と海外グローバルブランド40社のSDGs環境戦略
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/2/10 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集