技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PIC/S,EU-GMPによるGMP査察の重点チェック項目とドキュメント・チェック実践事例

PIC/S,EU-GMPによるGMP査察の重点チェック項目とドキュメント・チェック実践事例

~PIC/S サイトマスターファイル作成とPIC/S査察経験事例から学ぶ~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、GMP査察で重点的にチェックされる管理項目・システム・ドキュメントについて、実践事例とポイントを詳解いたします。

開催日

  • 2011年7月27日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • GMP適合性試験に関連する担当者、管理者
  • メディカルライティングの担当者、管理者

修得知識

  • 品質に関するICHガイドラインの動向
  • PIC/S覚書「原薬の査察」の要点
  • PIC/S サイトマスターファイルの作成
  • サイトマスターファイルの目次と内容

プログラム

 PIC/S,EU-GMPによるGMP査察で重点的にチェックされる管理項目やシステムについて、如何にグローバル対応レベルの状態を作り上げていくかの実践事例とポイント、またドキュメント・チェックでは、どこを掘り下げて診ればよいかなどを『PIC/S サイトマスターファイル作成についての医薬品製造業者向け説明覚書 1January 2011』と『 PIC/S覚書「原薬の査察」』での解説と実際事例をもとに、詳細に解説致します。
 今後、PIC/S加盟国の行政当局による査察に対応するためのGMPレベルを醸成することは、海外展開 (原薬の輸出など) に於ける必要十分条件と考えられます。
 これからのグローバルスタンダードと成り得る、PIC/S、EU-GMPが要求するSite Master Fileの作成とその対応などPQSを成す品質マネジメントシステムとサブシステムを中心に、その要件について解説します。

  1. 品質に関するICHガイドラインの動向について
    1. cGMPs, EU-GMP, ICH Q7,Q9,Q10, 改正GMP省令を照らし合わせる
    2. 品質システム (QS) プログラム (サブシステム) の定義
    3. 現在の品質システム (QS) をグローバル基準と照らし合わせる
  2. PIC/S覚書「原薬の査察」の要点について
    1. 原薬に関する基礎情報 (PQRとSite Master File)
    2. 内部監査 (自己点検) ~品質マネジメントシステムとして~
    3. 建物及び設備 (一般、水)
    4. 原材料管理
    5. 製造及び工程内管理
    6. 原薬及び中間体の包装及び識別表示
    7. 保管及び出荷
    8. バリデーション
    9. 原材料等の不合格及び再使用
      • EU-GMPへの流れ
  3. PIC/S サイトマスターファイルの作成についての医薬品製造業者向け説明覚書
    1. (January 2011) の要点について
    2. はじめに
    3. 目的
    4. 適用範囲
    5. SMFの目次 (使用する書式については付属書を参照)
    6. 改訂履歴
  4. SMFの目次と内容について
    1. 企業についての一般情報
    2. 企業と連絡を取るための情報
    3. 当該製造所の行政当局により認可された医薬品製造活動
    4. 当該製造所で行われている他の製造活動
    5. 企業の品質マネージメントシステム
    6. 当該企業のQMSの記述
    7. 最終製品の出荷手順
    8. 供給業者及び委託業者のマネジメント
    9. 品質リスクマネジメント (QRM)
    10. 製品品質レビュー (PQR)
    11. 職員
    12. 施設及び機器
    13. 施設
    14. 機器
    15. 文書化
    16. 製造
    17. 品質管理 (QC)
    18. 配送、苦情処理、製品欠陥及び回収
    19. 自己点検
    • Appendix List
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 深田 能成
    第一三共プロファーマ(株) 小田原工場 管理部長

会場

機械振興会館

機械振興会館 6階 6D-2

東京都 港区 芝公園3-5-8
機械振興会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/8 失敗成功事例から学ぶ原薬の各ステージでのスケールアップ製造のポイント オンライン
2025/1/8 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2025/1/8 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2025/1/9 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/1/9 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2025/1/9 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2025/1/9 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/10 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/1/10 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2025/1/14 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2025/1/14 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2025/1/14 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2025/1/14 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/1/14 医療機器プログラムにおける該当性判断のポイントと事業化への留意点 オンライン
2025/1/14 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2025/1/15 ファージセラピーの最新開発動向と次世代耐性菌対策への展望 オンライン
2025/1/15 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2025/1/16 スプレッドシートの合理的バリデーションとデータインテグリティ管理・運用の具体的ポイント オンライン
2025/1/16 滅菌、無菌性保証関連のPMDA回収情報分析およびQMS等外部立入り審査時の注意点 オンライン
2025/1/17 遺伝子治療薬の開発・薬事戦略と承認取得 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/9/27 PMDA要求「EDC管理シート」記載方法と適合性調査対応 (ebook版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -