技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座・SOP作成講座 (2日間)

新GL実践コースⅠ・Ⅱ

厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座・SOP作成講座 (2日間)

東京都 開催 会場 開催 演習付き

概要

本セミナーは厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」のセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 94,500円 → 割引受講料 63,000円

開催日

  • 2011年4月20日(水) 10時30分 16時30分
  • 2011年4月21日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」の対応担当者
  • 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」の基礎を学びたい方

修得知識

  • 新ガイドラインの高い要求事項と対応策
    • 回顧的なバリデーション
    • 供給者監査
    • システムアセスメント など
  • 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」施行までの1年半に実施すべき項目
  • 旧ガイドラインとの相違点
  • 各SOPの作成方法
    • システム調査SOP
    • システム台帳作成SOP
    • 回顧的バリデーション実施SOP
    • システムアセスメントSOP
    • 供給者監査SOP
    • バリデーション計画・報告書作成SOP
    • 変更管理SOP
    • 障害管理SOP
    • 廃棄SOP
    • ER/ES指針対応SOP
  • コンピュータ化システム管理規定の作成方法
  • 役割と責任の作成方法
  • 運用管理基準書の作成方法
  • 新ガイドライン対応のためのSOPや供給者監査チェックリストなど、サンプルを配布いたします。
  • e-Learning教材にて復習が可能になります。

プログラム

2011年4月20日「厚生労働省『コンピュータ化システム適正管理GL』対応 実践講座」

  1. 厚労省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」概要
  2. CSV入門
    • コンピュータ化システムとは
    • ソフトウェアカテゴリとは
    • V-Modelとは
    • IQ、OQ、PQとは
    • リスクとは
    • リスクベースドアプローチとは
    • システム台帳とは
    • 厚労省ER/ES指針とは
  3. 新ガイドラインの11の特徴
    • 「コンピュータ化システム管理規定」等の作成
    • 組織・役割に応じた責任と権限の明確化
    • 厚労省ER/ES指針の要件の遵守
    • 回顧的バリデーションの実施
    • システム台帳の作成
    • 要求仕様書の作成
    • システムアセスメントの実施
      • ソフトウェアのカテゴリ分類
      • 製品品質に対するリスクアセスメント
      • 供給者アセスメント
    • 検証業務 (DQ、IQ、OQ、PQ) の実施
    • 改善措置の実施
    • コンピュータシステムの廃棄
    • 業務の継続性のための要件、障害対策の要件、データのバックアップ、
      アクセス制限、アクセス記録等に関する要件
  4. 新ガイドライン対応のための課題と問題点
    • 厚労省ER/ES指針への対応
    • ダブルスタンダードへの対応
    • システム台帳作成時の注意点
    • 回顧的バリデーションの実施方法
  5. 新ガイドライン詳説
    • 開発業務
    • 検証業務
    • 運用業務
  6. グローバルの規制要件の動向と新ガイドライン
    • ICH Qトリオ入門
    • ANNEX 11とは
    • PIC/Sとは
    • 厚労省CSV指針とANNEX11、PIC/Sとの整合性
  7. 新ガイドライン対応のための準備作業と留意点【サンプル配布します】
    • 「コンピュータ化システム管理規定」サンプル紹介
    • CSV SOPの作成
    • 組織の構築と責任体制
    • システム台帳の作成
    • 供給者監査 (サプライヤオーディット) の実施
    • 供給者監査 (サプライヤオーディット) チェックリスト解説
    • 質疑応答・名刺交換

2011年4月21日「厚生労働省『コンピュータ化システム適正管理GL』対応 SOP作成 実践講座」

  1. 新ガイドライン対応SOP作成の留意点
    • 作成すべきSOPの種類
    • プロセスエンジニアリングとITシステムの違い
    • ダブルスタンダードにならないための留意点
    • 文書の階層化方法
      • Policy
      • R&R
      • Rule
      • SOP
      • WPD
    • 各文書の承認者
    • 用語の定義
  2. 施行日までに使用する各SOPの作成方法
    • 「システム調査SOP」の作成方法
    • 「システム台帳作成SOP」の作成方法
    • 「回顧的バリデーション実施SOP」の作成方法
  3. 「コンピュータ化システム管理規定」の作成方法
    • 「コンピュータ化システム管理規定」サンプル解説
    • 「コンピュータ化システム管理規定」作成の留意点
  4. 「役割と責任」の作成方法
    • 「役割と責任」サンプル解説
    • 「役割と責任」」作成の留意点
    • 恒久的な組織とプロジェクト毎の組織
    • GMP組織とGQP組織がまたがる場合の留意点
  5. 各種SOPの作成方法
    • 「システムアセスメントSOP」の作成方法
    • 「供給者監査SOP」の作成方法
    • 「バリデーション計画・報告書作成SOP」の作成方法
    • DQ、IQ、OQ、PQ各SOPの作成方法
    • 変更管理SOP、障害管理SOPの作成方法
    • 「廃棄SOP」の作成方法
  6. 「運用管理基準書」の作成方法
    • 「運用管理基準書」サンプル解説
    • 「運用管理基準書」作成の留意点
  7. 「ER/ES指針対応SOP」の作成方法
    • 「ER/ES指針対応SOP」サンプル解説
    • 「ER/ES指針対応SOP」作成の留意点
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 村山 浩一
    株式会社 イーコンプライアンス
    代表取締役

会場

大田区産業プラザ PiO
  • 2011年4月20日「厚生労働省『コンピュータ化システム適正管理GL』対応 実践講座」
    大田区産業プラザ PiO 6F C会議室
  • 2011年4月21日「厚生労働省『コンピュータ化システム適正管理GL』対応 SOP作成 実践講座」
    品川区立総合区民会館 きゅりあん 4F 研修室
東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 63,000円 (税込)

趣旨

2011年4月20日「厚生労働省『コンピュータ化システム適正管理GL』対応 実践講座」

  • 新ガイドラインは、旧ガイドラインに比べてかなりハードルの高い要求事項がある。
  • 「回顧的なバリデーション」「供給者監査」「システムアセスメント」など具体的にどうすればよいのか。

 厚生労働省は、2010年10月21日「医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム適正管理ガイドライン」を発出しました。施行日は、2012年4月1日からとなりました。施行日以降は、業許可更新に伴う製造業の定期GMP調査では、このガイドラインの確認を主眼に実施されることになります。

 新ガイドラインは、旧ガイドラインに比べてかなりハードルの高い要求事項が記載されています。 いったいどのような対応を行えば良いのでしょうか。

 施行日までの1年間に準備すべき事項は、

  1. 「コンピュータ化システム管理規定」等の作成
  2. 組織・役割に応じた責任と権限の明確化と文書化
  3. 厚労省ER/ES指針への対応
  4. 回顧的バリデーションの実施
  5. システム台帳の作成と棚卸

など多くのものがあり、けっして時間が十分ではありません。

 本講座では、上記のサンプル文書をいち早く作成し、公開いたします。これにより、皆様の負担が非常に軽減できることと思います。
  特に回顧的バリデーションは、一朝一夕では実施できません。 また、どの程度、どういった方法で適格性の確認を実施すれば良いのでしょうか。

 一方で、新ガイドラインには、対応のために苦慮すると思われる点が多々あります。

  • 製材機械 (プロセス・エンジニアリング) を中心に記載されており、ITシステムへの応用が困難
  • ダブルスタンダードの問題
  • カテゴリ分類の矛盾と問題点
  • システムアセスメントの実施方法
  • 供給者監査の実施方法
  • 作成成果物が網羅されていない
  • 時系列の解説になっていない。

  いったい、どういう風にSOPを書き下ろせば良いのでしょうか。 また今後、査察はどのように変化するのでしょうか。新旧ガイドラインの違いを中心に解説いたします。

 新ガイドラインの発出と同時に、事務連絡として質疑応答集 (Q & A) も発行されました。Q & Aには、ガイドラインには記載がないけれども非常に重要な事項が記載されています。また「パブリックコメントの回答」についても精査しておかなければなりません。
 本セミナーでは、作成が必須となった「コンピュータ化システム管理規定」や「供給者監査 (サプライヤオーディット) チェックリスト」の具体的なサンプルを配布し、解説のわかりやすさでは定評のあるCSVの第一線コンサルタントが、懇切丁寧に解説を行います。

2011年4月21日「厚生労働省『コンピュータ化システム適正管理GL』対応 SOP作成 実践講座」

 厚生労働省は、2010年10月21日「医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム適正管理ガイドライン」を発出しました。施行日は、2012年4月1日からとなりました。

 新GLでは「コンピュータ化システム管理規定」をはじめ、多くのSOPの作成を求めています。施行日までの1年半の間に、新ガイドラインに準拠したSOPを作成しなければなりません。SOPを作成するためには、新ガイドラインが要求している内容を正確に把握しておくことが必要です。
 すでにGAMP 5などに準拠してCSV SOPを作成している場合などは、いわゆる「ダブルスタンダード」にならないような配慮が必要となります。
 また施行日までに、レガシーシステム (すでに稼働しているシステム) のシステム台帳登録やGAP分析、ER/ES指針対応、回顧的バリデーションの実施は必須です。

 いったいどのようにSOPを作成すれば良いのでしょうか。

 さらに、対象となるコンピュータ化システムがプロセスエンジニアリング (PE:製剤機械) の場合とITシステム (クライアントサーバなど) の場合では、そのSOPの内容は大きく異なります。

 本セミナーでは、新ガイドラインの要求事項を詳細に検討した講師が、SOPのひな形を作成し、配布したうえでその作成方法を解説いたします。本セミナーで配布するサンプルを使用すれば、効率的に必要となるSOPを作成することができます。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/17 GMP工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Dコース:CMC申請・薬事デザイン編) オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Bコース:非臨床安全性評価・臨床開発編) オンライン
2025/2/21 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/2/25 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2025/2/26 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/2/26 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Cコース:製造技術・品質管理/品質審査編) オンライン
2025/2/26 CSVの基本理解と現場での実用ノウハウおよびCSV実施判断 オンライン
2025/2/27 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2025/2/27 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2025/2/27 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2025/2/27 改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用 オンライン
2025/2/27 「GMP監査マニュアル」の活用による効果的かつ効率的なGMP監査の実施と現場運用のポイント オンライン
2025/2/27 GMP違反とヒューマンエラーに対する教育訓練の考え方とQA視点による抑制・防止対策事例 オンライン
2025/2/27 改正GMP省令を踏まえたGMP適合性調査対応 効率的なGQP/GMP-QA連携とQA/QC業務範囲の明確化 オンライン
2025/2/27 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン
2025/2/27 少人数体制にも対応したGMP-QA業務・監査のポイントセミナー (全5コース) オンライン
2025/2/27 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/2/28 FDA/EMAの早期審査・早期承認制度の課題と対応 東京都 会場・オンライン
2025/3/4 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Dコース:CMC申請・薬事デザイン編) オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」