技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ヒューマンエラーの発生要因とその防止のための組織における対策

ヒューマンエラーの発生要因とその防止のための組織における対策

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ヒューマンエラーについて基礎から解説し、ヒューマンエラーの原因と対策・未然防止について、ヒューマンエラーによる事故事例を交えて解説いたします。

配信期間

  • 2025年6月16日(月) 10時30分2025年6月23日(月) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年6月20日(金) 16時30分

受講対象者

  • 組織等でヒューマンエラー対策に携わる方
  • 日常場面や仕事の場面でヒューマンエラーをなくしたいと思っている方
  • ヒューマンエラーに対する心理学的捉え方に関心がある方

修得知識

  • ヒューマンエラーに対する捉え方
  • 心理学からみた人間の基本特性
  • ヒューマンエラーの分類の考え方
  • ヒューマンエラーの防止に対する考え方
  • 組織としてのヒューマンエラー防止の取組みの考え方
  • ゼロリスク、レジリエンスとは何か
  • Safety-IやSafety-IIの考え方

プログラム

 私たちが関わるいろいろな場面では、モノ、作業、業務、制度、システムなどが複雑化しており、それらと人が関わるプロセスで、人間のヒューマンエラーによって不具合や事故が発生してしまうことがあり、ヒューマンエラーをなくすことは大きな課題となっている。
 ただし、人間は機械ではないためエラーを完全になくすことはできない。人間は柔軟に効率的に行動をする基本特性を持っている。その人間の基本特性を考えた上で、ヒューマンエラーが発生する要因をとらえ、ヒューマンエラーを分類することで、ヒューマンエラーの種類に応じた対策が求められる。
 今回のセミナーでは、ヒューマンエラーによる事故事例を紹介し、ヒューマンエラーの捉え方を理解してもらう。そして、人間の基本特性を理解した上で、ヒューマンエラーを分類し、その種類に応じた防止策について解説をする。一般的に知られたヒューマンエラーの分類や要因分析とは異なり、直接要因と関わる分類をすることによってその対策を考えることができるような捉え方を紹介する。そして、組織としてすべきことを解説する。さらに、ヒューマンエラーをなくすことよりも、ヒューマンエラーが生じても柔軟に対応し大きな損失を生まないような安全の考え方を解説する。

  1. ヒューマンエラーとは
    1. ヒューマンエラーをどう捉えるべきか
    2. ヒューマンエラーに対する誤った考え方
  2. ヒューマンエラーの事例とエラーの種類
    1. 羽田空港滑走路衝突事故
    2. 誤造影剤投与による事故
    3. 園バス置き去り事故
    4. 欠席者を合格にした入試ミス
    5. 福知山線事故
  3. 人間の行動の基本特性を考慮したエラー防止の考え方
    1. 人間の基本特性
    2. 人間を取り巻く周りの要因の改善
  4. ヒューマンエラーの分類
    • 誤確信エラー
    • 未達成エラー
    • 効率優先エラー
    • 安全行動省略エラー
  5. ヒューマンエラーの防止
    1. やっても意味がない対策
    2. エラーの種類に応じた防止策
    3. 外的手がかり
    4. 支援ツール
    5. DXはヒューマンエラー防止に有効か
  6. 組織と安全
    1. 組織として取り組むこと
    2. 安全文化
    3. Safety-I とSafety-II
    4. レジリエンス

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は10日間です。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/24 電子機器・部品の未然防止と故障解析 オンライン
2025/6/24 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析 オンライン
2025/6/27 ヒューマンエラーから脱却するための「人間重視のヒューマンエラー防止法」 東京都 会場・オンライン
2025/6/27 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析 オンライン
2025/6/30 医薬品の要求品質の明確化と外観検査のポイント 東京都 会場・オンライン
2025/6/30 不良ゼロへのアプローチ オンライン
2025/6/30 信頼性の基礎知識と寿命目標をクリアするための加速試験・寿命予測のポイント オンライン
2025/6/30 事故や失敗事例から学ぶHAZOP実践講座 オンライン
2025/6/30 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2025/6/30 品質管理の基礎 (2) オンライン
2025/7/3 サイレントチェンジの兆候の把握、事故事例、トレーサビリティ、機器分析、書類作成法 オンライン
2025/7/4 はじめての品質対応 オンライン
2025/7/4 品質管理の基礎 (3) オンライン
2025/7/7 はじめての品質対応 オンライン
2025/7/8 異物ゼロへのアプローチ 東京都 会場・オンライン
2025/7/8 品質管理の基礎 (4) オンライン
2025/7/9 周辺視目視検査法の進め方と実施法 東京都 会場
2025/7/9 半導体テスト技術の基礎と動向 オンライン
2025/7/16 信頼性に役立つワイブル解析の方法とその使い方 オンライン
2025/7/16 電子機器の故障メカニズムと未然防止・故障解析のポイント オンライン