技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GxP文書・SOPの作成・見直し実務

そのSOP、本当に現場で守れますか? 監査・査察で説明できますか?

GxP文書・SOPの作成・見直し実務

~「守れる・記録できる・説明できる」文書設計とData Integrity・監査/査察対応~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年12月11日〜17日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

SOPは、「正しく書く」だけでは十分ではありません。細かく書き過ぎて現場で守れない、曖昧な表現で判断がばらつく、SOPと記録が整合していない…こうした不備は、逸脱やData Integrity上の問題、さらには監査・査察での指摘につながります。
本セミナーでは、GxP文書の基本からSOP・記録様式の具体的な作成・見直し、レビュー・改訂、逸脱・変更・CAPAの文書化までを実務的に解説いたします。

開催日

  • 2026年12月4日(金) 10時00分 ~ 16時00分

受講対象者

  • 医薬品、バイオ医薬品、再生医療等製品、医療機器等のGxP業務に携わる方
    • 品質保証 (QA) 、品質管理 (QC) 、製造、製造管理、研究開発、CMC、薬事部門の担当者
    • SOP、作業手順書、様式・記録等の作成・改訂を担当する方
    • 文書管理、変更管理、逸脱、CAPA、教育訓練等の品質システム業務に携わる方
    • GMP、GQP、GCTP等の監査・査察対応を担当する方
    • GxP文書の作成方法を基礎から体系的に学びたい若手・中堅担当者
    • 部下やメンバーが作成したGxP文書をレビュー・承認する管理者、責任者

修得知識

  • GxPにおける文書・記録の役割と、規程、SOP、作業手順書、様式・記録からなる文書体系
  • 目的、適用範囲、責任、手順、判断基準などを明確にした、現場で実行可能なGxP文書の作成
  • SOPと記録様式を一体的に設計し、Data Integrity (ALCOA/ALCOA+) を意識した適切な記録の作成・管理
  • 作成・レビュー・承認・改訂・廃止までの文書ライフサイクルと、GxP文書の不備や不整合の発見・改善
  • 監査・査察を意識し、「守れる・記録できる・説明できる」という観点から、自社のGxP文書を評価・改善できる。

プログラム

 GxP業務において、文書は単なる「手順を書いたもの」ではありません。業務を正しく実施するための指示であると同時に、実施した事実を記録し、品質システムが適切に機能していることを第三者に説明するための重要な証拠でもあります。しかし実際の現場では、「SOPにどこまで書けばよいのか」「適切に、必要に応じて、などの表現はどこまで許されるのか」「SOPと記録様式をどのように結び付ければよいのか」といった悩みが少なくありません。また、文書を詳細に作り過ぎた結果、現場で守れない手順となり、かえって逸脱を生み出してしまうこともあります。
 本講義では、GxP文書を「きれいに書く」ことではなく、「守れる・記録できる・説明できる」文書を作ることを基本コンセプトとします。文書体系の考え方から、SOP、作業手順書、様式・記録の具体的な作成方法、Data Integrity、文書のレビュー・承認・改訂、さらに逸脱・変更・CAPAや監査・査察を意識した文書化まで、実務に沿って解説します。具体例や文書の改善例も取り上げながら、受講後すぐに自社のGxP文書作成・見直しに活用できる実践的な考え方を身につけていただきます。

  1. 第1章 GxP文書の基本を理解する
    1. GxPとは何か – 品質システムと文書の関係
    2. なぜGxPでは文書化が求められるのか
    3. 「実施する文書」と「証拠として残す記録」の違い
    4. GxP文書体系
      • 規程
      • SOP
      • 作業手順書
      • 様式
      • 記録
    5. 良いGxP文書の3条件 – 守れる・記録できる・説明できる
  2. 第2章 GxP文書を書く前の設計
    1. 文書の目的 (Purpose) を明確にする
    2. 適用範囲 (Scope) をどこまで設定するか
    3. 責任 (Responsibility) と権限 (Authority) を明確にする
    4. 用語・略語・定義を統一する
    5. 関連文書・参照文書との関係を整理する
  3. 第3章 読み手が迷わないGxP文書の書き方
    1. 「誰が・何を・いつ・どのように」を明確にする
    2. 「適切に」「必要に応じて」などの曖昧表現を避ける
    3. 要求事項・推奨事項・任意事項を区別して書く
    4. 一文一義を基本とした文章の組み立て方
    5. 箇条書き・表・フロー図の効果的な使い方
  4. 第4章 SOP・作業手順書の作成方法
    1. SOPの標準的な構成を理解する
    2. Purpose・Scope・Responsibilityの具体的な書き方
    3. Procedureを業務フローから組み立てる方法
    4. 判断基準・確認ポイント・例外処理を明確にする
    5. 「書き過ぎるSOP」と「情報不足のSOP」を避ける
  5. 第5章 様式・記録を設計する
    1. SOPと記録様式をセットで設計する
    2. 「何を証拠として残すか」から様式を逆算する
    3. 記入欄・チェック欄・署名欄の設計方法
    4. 実施者・確認者・日付・時刻を適切に記録する
    5. 記録漏れ・記入ミスを防止する様式の作り方
  6. 第6章 Data Integrityを意識した文書・記録
    1. Data IntegrityとALCOA/ALCOA+の基本
    2. 同時記録 (Contemporaneous) の重要性
    3. 記録を訂正するときの基本ルール
    4. Blank Form・電子記録・Excel管理の注意点
    5. 後から第三者が再現・確認できる記録とは何か
  7. 第7章 文書のレビュー・承認・改訂・管理
    1. Draft → Review → Approval → Effective の基本フロー
    2. 作成者・レビュー者・承認者の役割分担
    3. 文書レビューで確認すべきポイント
    4. 改訂理由・変更履歴をどのように残すか
    5. 旧版文書の回収・廃止・保管と最新版管理
  8. 第8章 監査・査察に耐えられるGxP文書を作る
    1. 監査員・査察官は文書のどこを見るのか
    2. SOP・様式・記録の整合性を確認する
    3. 逸脱・変更・CAPAを適切に文書化する
    4. 悪いGxP文書の典型例と改善方法
    5. 実践演習 – 「守れる・記録できる・説明できる」文書へ書き換える
  9. 質疑応答

講師

  • 鈴木 聡 氏
    合同会社 鈴木聡薬業事務所

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年12月11日〜17日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/10/7 海外を含めた原薬工場のGMP査察のポイントと原薬工場の選び方 東京都 会場・オンライン
2026/10/7 医薬品製造のQA/QC 業務における「過剰な管理」の見直し・工夫・ヒントと少人数体制でも成果を出すための業務再構築手法 オンライン
2026/10/7 バリデーションとの関係を中心とした試験方法の技術移転実施手順とドキュメント作成/評価判定 オンライン
2026/10/7 核酸医薬品のCMC戦略と品質評価 オンライン
2026/10/8 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2026/10/8 ICH (Q1) をふまえた開発段階の安定性試験、リテスト期間/有効期間の予測方法と統計学的解析による設定方法 オンライン
2026/10/8 核酸医薬品のCMC戦略と品質評価 オンライン
2026/10/8 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2026/10/8 ICH/第十九改正日本薬局方における医薬品元素不純物試験のポイント オンライン
2026/10/9 医薬品安定性試験で必要となる統計解析対応 オンライン
2026/10/9 グローバルGMPに対応した洗浄バリデーションの実施と残留許容基準設定 オンライン
2026/10/9 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2026/10/9 注射剤製造における汚染管理戦略の策定と環境モニタリングおよび設備・滅菌バリデーションの実施 オンライン
2026/10/9 第十九改正日本薬局方に対応した天秤・秤量操作の実務 オンライン
2026/10/12 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成と記録ミスを削減させるための工夫 オンライン
2026/10/12 脂質ナノ粒子 (LNP) 、リポソームによる核酸・遺伝子DDSと製剤設計 オンライン
2026/10/13 SaaSのバリデーションとIaaS/PaaSクラウド基盤の適格性評価 オンライン
2026/10/13 医薬品安定性試験で必要となる統計解析対応 オンライン
2026/10/13 注射剤における目視・抜取異物検査の基準設定 (適・不適管理レベル) と異物低減方法 オンライン
2026/10/13 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2022/3/10 改正GMP省令対応 QA (品質保証) 実務ノウハウ集
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)