技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

QC工程表・作業標準書の作り方

QC工程表・作業標準書の作り方

~暗黙知を形式知化し、誰にでも伝わる形にするための考え方と作り方のポイント~
オンライン 開催 演習付き
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

概要

本セミナーでは、「わかりやすいQC工程表」「わかりやすい作業標準書」を作成するためのポイントやテクニックを、事例・演習を交えて解説いたします。
また、効果的な整理、共有のポイントについても解説いたします。

開催日

  • 2025年12月18日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 製造現場・生産技術・品質管理部門の管理者、担当者
  • QMS審査員、QMSコンサルタント

修得知識

  • わかりやすく伝わるQC工程表・作業標準書の構成・粒度・表現のコツ
  • 結果系と要因系を整理し、正しい管理項目・管理基準を設定する方法
  • 暗黙知を形式知化し、教育や改善に活かすための手順と考え方
  • 完成例と演習を通した実務で使える標準書作成スキル
  • 誰が見ても迷わず実行できる“再現性の高い現場”のつくり方

プログラム

 人材の流動化が進展する中、人材育成効率の向上が重要な経営課題となっています。そのための前提条件として、製造業にとってはQC工程表や作業標準書の整備とその活用が大変重要です。QC工程表や作業標準書がなければ、3ヶ月かかる作業訓練も、ポイントを押さえた体系的手順書が準備されていれば、数時間で済みます。新入社員やパート要員、他部署の要員や外国人材を短期間で戦略化していかなければならない現在、組織の暗黙知の形式知化を進め、QC工程表や作業標準書として整備してゆくことが急務です。
 本セミナーでは、QC工程表や作業標準書を自分で作成できるようにするためだけでなく、社内でそのノウハウを展開できるようになっていただくことを狙っています。そのために、まず、完成した文書を例示しその内容を解説した後、作成方法をステップバイステップで演習を交えながら、解説していきます。熟練者のノウハウを個人に留めることなく、組織の知識とすることが強く望まれます。

  1. 作業標準書作成の基礎知識
    1. 組織の目的とその達成手段の階層構造、及び、作業標準類の位置づけ
    2. 標準書に含まれる情報の分類
    3. ビジネス文書の構成・記述の原則
  2. わかりやすいQC工程表の作り方
    1. QC工程表とは
      1. QC工程表の目的と使い方
      2. 誰が、いつ、QC工程表を作るのか?
      3. QC工程表作成に必要な情報
    2. QC工程表の作り方とそのノウハウ
      1. QC工程表作成のプロセス
      2. 作成単位の決定 (製品別・工程グループ別)
      3. 用途、様式の決定
      4. 工程の記述
      5. 結果系と要因系の管理項目と管理基準の決定
      6. QC工程表の拡大的発展方法
    3. 共同演習:作業ビデオの観察とQC工程表の作成
  3. わかりやすい作業標準書の作り方 〜作業の急所となる点に注目〜
    1. 作業手順書の用途
      1. 作業確認用
      2. 訓練用
      3. 問題解決用
      4. 作業改善用
      5. 知識の蓄積
    2. 作業手順書の表現形式と作成方法
      1. テーブル方式
      2. フローチャート方式
      3. スライド方式
      4. マインドマップ形式
      5. 動画形式
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/14 デジタルで進化する4M管理 オンライン
2026/1/15 デジタルで進化する4M管理 オンライン
2026/1/16 ICH (Q1) をふまえた開発段階の安定性試験実施と試験結果からの有効期間の設定 オンライン
2026/1/16 積層セラミックコンデンサの故障メカニズム、解析事例と品質向上 オンライン
2026/1/16 外観検査の効果的で効率的な進め方と実践ノウハウ オンライン
2026/1/19 ウィスカに関する故障理論と故障メカニズム・対策 東京都 会場・オンライン
2026/1/19 外観検査の効果的で効率的な進め方と実践ノウハウ オンライン
2026/1/20 基礎から学ぶ原薬GMPガイドラインと実践 オンライン
2026/1/20 Excelスプレッドシートの開発、バリデーション、データインテグリティ対応 オンライン
2026/1/21 医薬品製造のQC/QA業務に使用できるクラウドの導入とバリデーション オンライン
2026/1/21 利益損失を防ぐ自社と顧客の経済的リスクを根拠にした「安全係数と検査基準・規格値」決定法 オンライン
2026/1/22 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン
2026/1/22 異常検知への生成AI、AIエージェント導入と活用の仕方 オンライン
2026/1/22 FDA査察対応セミナー オンライン
2026/1/22 外観検査の自動化技術とシステムの構築 オンライン
2026/1/22 利益損失を防ぐ自社と顧客の経済的リスクを根拠にした「安全係数と検査基準・規格値」決定法 オンライン
2026/1/23 半導体・論理回路テストの基礎と応用 オンライン
2026/1/26 食品の官能評価の基礎と手順・手法の勘所 オンライン
2026/1/26 OOS/OOT調査における原因特定・判断のポイントと逸脱管理 オンライン
2026/1/26 半導体・論理回路テストの基礎と応用 オンライン