技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
本セミナーでは、タンパク質の溶液中での安定化の方法について、特に低分子や高分子の添加剤を使う方法をまとめて解説いたします。
タンパク質の水溶液中での性能を十分に引き出すためには、タンパク質を安定化したり、酵素の活性を高めたりする工夫が求められます。たとえばタンパク質製剤では、身近な添加剤を上手に活用することで、抗体や酵素を安定化できれば大きな価値があります。その際には、凝集や失活を防ぐために、アルギニンをどのように用いるのがよいのか、イオンの影響をどう考えるべきか、あるいは他に有効な添加剤はないのか、といった具体的な知識が求められます。
また酵素を扱う場合には、加水分解酵素や酸化還元酵素など、産業的に重要な酵素の活性をできるだけ簡便に高めたいというニーズがあります。実際に、水溶液中に高分子電解質やアミン化合物、イオンを添加することで、酵素活性を一桁程度向上させることが可能です。さらに近年では、液 – 液相分離の概念が注目され、酵素本来の活性を引き出す新しい視点も提示されています。
本講習では、まずアミノ酸の基本的な性質から解説を始め、タンパク質凝集の仕組みと、アルギニンなどの低分子による凝集制御の可能性、さらに凝集抑制剤や凝集促進剤の効果について紹介します。あわせて、酵素活性をどの程度容易に増強できるのかについても具体例を示します。
本講習では、タンパク質の安定化や酵素活性化に関する最新の知見を整理し、低分子・高分子添加剤を活用する方法を体系的に紹介します。また、論文で報告されている基礎的研究を、産業応用にどのように結びつけられるかというモデルケースも提示します。最終的には、現場で直面する課題解決に役立つだけでなく、タンパク質や酵素が水溶液中で示す振る舞いを、応用可能な形で理解することを目的としています。
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
| 開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
|---|---|---|---|
| 2026/2/18 | CSV手順の最適化 (省力化・効率化・改善) へのヒント | オンライン | |
| 2026/2/18 | 事業化を成功させる化学プロセス開発・設計における最適化への要点 | オンライン | |
| 2026/2/19 | リサイクル対応に向けたプラスチックの材料設計および成形加工技術 | オンライン | |
| 2026/2/19 | GMPにおける出荷不適品 (OOS) の管理と不適品 (原材料、製品) 発生防止策 | オンライン | |
| 2026/2/19 | GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 | オンライン | |
| 2026/2/19 | プラズマ技術の基礎と農業・食品への応用 | オンライン | |
| 2026/2/19 | 医薬品マーケティング・メディカル活動におけるKOL選定評価とエンゲージメント戦略 | オンライン | |
| 2026/2/20 | 国内外規制要件をふまえたE&L評価基準の考え方・進め方と分析・評価方法 | オンライン | |
| 2026/2/20 | 化学分析・機器分析の効果的な進め方と業務への活かし方 | オンライン | |
| 2026/2/20 | 再生医療等製品におけるバリデーション実務 | オンライン | |
| 2026/2/20 | 信頼性の高い研究成果/試験Quality 実践 (2日間コース) | オンライン | |
| 2026/2/20 | 信頼性の高い研究成果を得るための生データ・実験記録 (ノート) の取り方 | オンライン | |
| 2026/2/24 | ヒューマンエラー防止に必要なSOPの書き方の工夫と文書管理 | オンライン | |
| 2026/2/24 | ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 | オンライン | |
| 2026/2/24 | 重合反応の基礎・応用 | オンライン | |
| 2026/2/25 | シール技術 | 東京都 | 会場・オンライン |
| 2026/2/25 | シリコーン製品の企画・開発に向けた材料・製品特性の理解と顧客ニーズに対応する開発戦略 | オンライン | |
| 2026/2/25 | 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 | オンライン | |
| 2026/2/26 | 食品開発・品質管理に役立つ官能評価の基礎と実践 | オンライン | |
| 2026/2/26 | 規制当局GMP査察で多い指摘・不備と重大指摘を回避するための事前対応ポイント | オンライン |
| 発行年月 | |
|---|---|
| 2017/9/29 | 疾患・病態検査・診断法の開発 |
| 2017/8/31 | きのこの生理機能と応用開発の展望 |
| 2017/7/31 | プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術 |
| 2017/7/31 | 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集 |
| 2017/6/21 | 体外診断用医薬品開発ノウハウ |
| 2017/6/19 | ゴム・エラストマー分析の基礎と応用 |
| 2017/4/25 | 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し |
| 2017/2/27 | プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術 |
| 2017/1/31 | 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術 |
| 2016/8/31 | ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ |
| 2016/3/25 | 初心者のためのPHREEQCによる反応解析入門 |
| 2014/11/30 | 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
| 2014/11/27 | 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点 |
| 2014/11/15 | 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版) |
| 2014/11/15 | 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 |
| 2014/8/28 | 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法 |
| 2014/7/30 | 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集 |
| 2014/6/15 | 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
| 2014/6/15 | 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 |
| 2014/6/10 | コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書 |