技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

熱伝導性組成物 設計指南

目からウロコの

熱伝導性組成物 設計指南

~市場から歓迎される製品開発に欠かせない技術と着眼点~
オンライン 開催

このセミナーは2024年3月に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
視聴方法のご案内メールの到着日より10営業日の間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2025年10月30日まで受け付けいたします。
(収録日:2024年3月15日 ※映像時間:約4時間24分)

申込期間

  • 2025年7月1日(火) 10時30分2025年10月30日(木) 16時30分

プログラム

 2011年に開始された本セミナーは、今回で8回目を迎えます。幅広い業種の技術者が参加し、毎回闊達な質疑応答が展開されることも特徴となっています。
 回路素子や電気自動車、小型電子機器などの技術革新により、熱を効率的に伝搬できる高分子系組成物への期待が更に高まっています。しかし、熱伝導技術に関しては歴史が浅いために、社歴に関係なく技術蓄積の少ない企業がほとんどです。このことが、間違った理論や考え方までも取り入れてしまう背景となっています。
 本講座では、熱伝導組成物開発に不可欠である材料選択から配合設計、混練加工、熱物性測定に至るまでの全ての技術側面について、技術者の立場に視点を合わせて解説いたします。また、開発者として避けて通れない「量子論」や「組成物界面の問題」についても正面から取り上げ、レベルの高い講義を予定しています。

  1. 技術者にとっての必修知識
    1. 熱伝導性組成物設計の基本的な考え方
    2. 熱分野の基礎用語
    3. ポリマーが熱伝導を妨げる理由 および 量子論
    4. 多様な熱伝導率測定法の特徴と現実的な再現性
  2. キャリア材料の選択論
    1. キャリアの分類法と熱伝導への寄与効果
    2. 材料別 熱伝導のメカニズム
    3. 混ぜて良いキャリア・混ぜたらダメなキャリア
    4. 実践指南 “テーマに即したキャリア最適選定法”
  3. 熱伝導発現に不可欠な物理学と技術の本質
    1. 「パーコレーション説」と「Bruggeman 式」のウソ
    2. 目的によって異なる「最適ポリマー」と選択眼
    3. フォトン界面反射と界面歪の影響
    4. キャリア高充填を目指す混練技術
  4. マーケテイングの視点で分析 市場の曲折と今後の方向性
    1. 熱伝導性高分子組成物の歴史と紆余曲折
    2. 反面教師「超高熱伝導性組成物」全滅の理由
    3. CNT・CNF … 素人が飛び付く材料との距離感
    4. 組成物における熱伝導性と耐熱性との相関
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 渡辺 聡志
    材料技術研究所
    技術コンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 43,000円 (税別) / 47,300円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様でお申込みの場合、1名あたり 43,000円(税別) / 47,300円(税込) で受講いただけます。
  • 3名様以上でお申込みの場合、1名あたり 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 86,000円(税別) / 94,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

オンデマンドセミナーの留意点

  • 申込み後、セミナーのキャンセルは承りかねます。 予めご了承ください。
  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • お申し込み日から3営業日後までに、視聴方法のご案内メールをお送りいたします。
  • 視聴期間は、視聴方法のご案内メールの送信日より10営業日の間です。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、印刷・送付いたしますので、視聴開始後に届きます。
  • セミナー資料は、視聴方法のご案内メールの送信日から3営業日以内に発送いたします。
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
    • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    • サンプル動画が閲覧できるかを事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
  • 本セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/28 マイクロ波加熱の原理と化学反応への応用 オンライン
2025/7/28 液冷、液浸冷却システムの基礎と応用、開発動向 オンライン
2025/7/30 熱力学・電気化学・金属材料学とめっき膜観察・分析方法 オンライン
2025/7/30 高熱伝導材料の基本、配合設計と熱マネジメント技術 東京都 会場
2025/8/1 熱力学・電気化学・金属材料学とめっき膜観察・分析方法 オンライン
2025/8/5 半導体の発熱と伝熱経路の把握、熱設計 オンライン
2025/8/8 化学プロセスのスケールアップのための化工計算入門 オンライン
2025/8/8 半導体封止技術の基本情報および先端半導体への封止技術の対応 オンライン
2025/8/19 放熱デバイス特性と熱設計の実践技術 オンライン
2025/8/19 半導体パッケージの伝熱経路、熱モデルと熱設計・シミュレーション技術 オンライン
2025/8/20 半導体パッケージの伝熱経路、熱モデルと熱設計・シミュレーション技術 オンライン
2025/8/26 電子機器における各種冷却技術および熱設計の基礎と新しい冷却技術の開発動向 オンライン
2025/8/27 xEV車載機器におけるTIMの最新動向 オンライン
2025/8/27 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2025/8/28 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2025/8/29 熱工学の基礎と演習 オンライン
2025/9/1 熱工学の基礎と演習 オンライン
2025/9/2 バッチ化学合成プロセスのスケールアップによる化学品・医薬原薬の製造のポイントとトラブル対策 オンライン
2025/9/8 ベーパーチャンバー、薄型ヒートパイプの設計、性能と応用 オンライン
2025/9/17 化学プロセスの評価と熱エネルギー効率の最適化 / プロセスシミュレーションとピンチテクノロジーの活用 オンライン