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ポリウレタンの原料・反応・特性およびフォーム・塗料・複合材料用途の新技術

ポリウレタンの原料・反応・特性およびフォーム・塗料・複合材料用途の新技術

~各種原料の反応と特性および新技術を知り、貴社の課題解決へ~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は、2025年6月21日〜27日を予定しております。
  • ライブ配信を欠席し、アーカイブ配信のみ受講をご希望の場合は、通信欄に「ライブ欠席、アーカイブのみ受講」とご記入ください。

概要

本セミナーでは、ポリウレタンおよびポリウレタン原料メーカーの事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、製造部門、技術サービス部門の技術者・研究者を対象に、ポリウレタンの原料の種類と特徴、分析・特性評価法、有害性、セグメント構造と特性を詳しく解説いたします。

開催日

  • 2025年6月20日(金) 10時30分16時30分

受講対象者

  • ポリウレタン、ポリウレタン原料メーカーの事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、製造部門、技術サービス部門の技術者・研究者

修得知識

  • ポリウレタンの化学
    • イソシアネートと各種活性水素化合物との反応によるポリウレタン合成の全体観に関する知識を習得できる。
  • ポリウレタンの原料と特徴、使い方
    • ポリウレタンの原料であるTDI、MDIなどのポリイソシアネート、PPG、PCG、PTMGなどのポリオール、三級アミン、金属などの触媒、加水分解抑制剤、発泡剤などの添加剤について各々の特徴と使い方ついての知識を習得できる。また、CO2を原料としたイソシアネートや天然由来ポリオールなど環境配慮ポリウレタンの原料についての知識を習得できる。
  • 分析方法
    • 原料およびポリウレタン製品の分析方法と分析例についての知識を習得できる。
  • フォーム、塗料、複合材料用途での技術動向
    • フォーム用途では、自動車用ウレタンフォームの低VOC化、塗料用途では、重防食塗料用ポリウレタンの鋼板接着性向上、複合材料用途では、燃料電池自動車 (FCV) の水素タンク用ポリウレタン変性エポキシ樹脂の各研究開発に関する知識を習得できる。

プログラム

 本セミナーでは、ポリウレタン、ポリウレタン原料メーカーの事業企画部門、研究開発部門、生産技術部門、製造部門、技術サービス部門の技術者・研究者を対象に、ポリウレタンの原料の種類と特徴、分析・特性評価法、有害性、セグメント構造と特性を詳しく解説させていただきます。

  1. ポリウレタン (PU) の概要
    1. PUの用途・製法・市場
    2. PUの合成反応と構造
  2. 原料の種類と特徴
    1. イソシアネート
      • TDI
      • MDI
      • NDI
      • HDI
      • XDI
      • IPDI
      • 水添XDI
      • 水添MDI
      • バイオマス由来イソシアネート
    2. ポリオール
      • PPG
      • PEP
      • PCD
      • PCL
      • PTMG
      • バイオマス由来ポリール
    3. 触媒
  3. 級アミン、金属 (鉛、スズ、ビスマス系)
    1. 加水分解抑制剤
      • カルボジイミド
    2. 発泡剤
      • 環境対応フロンの変遷
  4. 分析・特性評価
    1. 原料イソシアネートの分析
      • イソシアネート濃度
    2. 原料ポリオールの分析
      • 水酸基当量
    3. ポリウレタンの分析
      • FT-IR
      • 熱分解GC
    4. ポリウレタンの特性評価
      • 動的粘弾性 (DMA)
      • 引張試験
      • 原子間力顕微鏡 (AFM) 観察
  5. 危険性・有害性
    • 物理的危険性
    • 急性・慢性毒性
  6. セグメント構造と特性
    • ハードセグメントの凝集構造がポリウレタンの架橋密度と力学特性に及ぼす影響
  7. 環境中の水分が反応と構造・特性へ及ぼす影響
    • 生成するウレアが、ポリウレタンの構造と特性に及ぼす影響
  8. フォーム用途の新技術
    • 臭気原因VOCの分析および低減技術
  9. 塗料用途の新技術
    • 対鋼板接着性を向上させた重防食塗料用変性ポリウレタン
  10. 複合材料用途の新技術
    • 燃料電池自動車 (FCV) 用CFRP製水素タンク向けポリウレタン変性エポキシ樹脂
  11. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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