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トヨタ流DR・DRBFMと失敗学

属人化しているDR・DRBFM改善のための

トヨタ流DR・DRBFMと失敗学

~失敗 (不具合・クレーム) を活かすノウハウを習得~
オンライン 開催 演習付き
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年6月10日〜16日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、信頼性設計の理論・考え方、あるべき設計開発プロセスの在り方、実践で活用できるDR・DRBFMの方法、失敗事例の活用方法について、具体的な事例を交えながら、実務で活かせる内容を事例・演習を交えながら分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2025年6月3日(火) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 製造業全般における設計部門、品質関係の部門、製品企画関係の部門の技術者、管理者

修得知識

  • 信頼性設計の理論、考え方
  • あるべき設計開発プロセスの在り方
  • 実践で活用できるDR、DRBFMの方法
  • 失敗の活用方法

プログラム

 信頼性設計は、全ての設計に必要な考え方であり、日本の製品はこの「信頼性」が高いことが強みであった。しかし、現在の製品は多くの機能を有しており、またお客様のニーズが多様化しているため、高い信頼性の製品が失われつつある。
 そこで原点に立ち戻り、設計の基本となる信頼性工学から導かれる信頼性の高い製品を生み出すための設計の考え方、プロセスを見直してほしい。基本となる理論を理解後、実践で活用するためには何かしらの仕組みや仕掛けが必要となる。その仕組みの中で最も重要なDRとDRBFMを取り上げ、信頼性が高い製品を創出できるプロセスを構築していく。
 また、過去の遺産である不具合やクレーム=失敗をどのように活かしていくかも合わせて紹介する。本セミナーは、信頼性設計からあるべきプロセスを学習し、実践で活用するためのDRとDRBFMの方法を習得の可能とします。

  1. 製造現場からみた設計現場の課題や悩み
    1. 設計現場の課題事例紹介
    2. バックローディング
  2. 設計プロセスのあるべき姿
    1. フロントローディング
    2. 設計プロセスの事例紹介
  3. 信頼性設計
    1. 「品質企画」と品質管理の目的を理解する
    2. 品質を保証する考え方の歴史の変遷
    3. 品質企画があると手戻りがなくなる
    4. 品質企画の造り込みとは
    5. 品質企画のための7つのツール
  4. DR (Design Review) 実践
    1. DRとは
    2. DRの課題紹介
    3. DRのあるべき姿
    4. DR (Design Review) 実践
    5. DRの実施タイミング
    6. DRでの検討内容
    7. 個人演習1: あるべきDRと現状のGAPを確認
  5. DRBFM (Design Review Based on Failure Mode) 実践
    1. 変化点管理+DRBFMの定義
    2. DRBFMの誕生の経緯
    3. DRBFMの構成
    4. DRBFMの変化点管理
    5. DRBFMの適切な検討時期
    6. DRBFMの内容
    7. 個人演習2: DRBFMを実践しよう
  6. 失敗学
    1. 失敗学の定義
    2. 失敗学の必要性
    3. 失敗の事例と種類
  7. 質疑応答

講師

  • 中山 聡史
    株式会社 A&Mコンサルト コンサルティング部
    取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

受講者の声

  • 当社現状の開発フローに対する課題と、具体的な是正案をいただけたので、改善に尽力しようと思います。ご講義ありがとうございました。
  • DRが「審査」というよりも「相互助言」の場であることが明瞭にわかりました。信頼性設計に関わる種々の手法について再認識することができました。
  • 実経験に基づいており、非常に有効な手段が多くとても参考になりました。講師の説明も分かりやすかったです。
  • 実例を交えてのご講演をいただいたことで、自身の業務でのイメージが行いやすく、理解が進みました。設計部門だけでなく、特にDRに関わる他の部門の方にもぜひ受けていただきたい内容でした。
  • 内容が整理されていて、初心者の自分にもわかりやすい内容で良かったです。今回学んだことを生かせればと思います。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年6月10日〜16日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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