技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

包装における多層化フィルムの加工技術とリサイクル課題・展望

包装における多層化フィルムの加工技術とリサイクル課題・展望

~SDGs時代におけるラミネート・共押出技術の理解の深化~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は、2025年5月29日〜6月4日を予定しております。
  • ライブ配信を欠席し、アーカイブ配信のみ受講をご希望の場合は、通信欄に「ライブ欠席、アーカイブのみ受講」とご記入ください。

概要

本セミナーでは、包装における多層化技術としてのラミネート技術と共押出技術を解説すると共に、多層化材料のリサイクルの方向性や動向、そしてその課題について初心者にも分かり易く解説いたします。

開催日

  • 2025年5月28日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 包装の環境対応に関心のある技術者、企画販促、営業担当者
  • ラミネート技術、共押出技術の基本を習得したい方

修得知識

  • ラミネート技術
  • 共押出技術
  • 包装設計
  • リサイクル技術
  • 包装の環境対応の動向

プログラム

 包装は用途毎に異なる要求性能を多層化する事で満足させてきた。特に軟包装は様々なプラスチックフィルムを組み合わせ省資源で高機能な包装形態として消費者包装の中心的存在である。多層化の方法としてはフィルムを貼り合わせるラミネート加工や、多層フィルムを直接作る共押出加工があり包装の製造技術として重要である。
 しかしながら、環境対応におけるリサイクルの観点からは異種材料を多層化した包装材料はリサイクルしにくく逆行することになり対応策が求められている。そのためには、現状の軟包装が多層化されている理由や求められる要求品質を知り、更には製造技術であるラミネートや共押出を十分理解した上で多層化包装材料のリサイクルを考える必要がある。
 本講演では、包装における多層化技術としてのラミネート技術と共押出技術を解説すると共に、多層化材料のリサイクルの方向性や動向、そしてその課題について初心者にも分かり易く解説する。

  1. 包装と多層化
    1. 包装の役割
    2. 包装に求められる機能
    3. 包装の多層化による機能up
    4. 多層化の方法 ラミネートと共押出
    5. 多層化包装の種類と用途
    6. 多層化包装の課題
  2. ラミネート
    1. 軟包装の設計
    2. 軟包装で使われるプラスチックフィルム
    3. 各種ラミネート方法の比較
    4. ドライラミネート
    5. 無溶剤ラミネート
    6. 押出ラミネート
    7. ラミネート包材の物性
  3. 共押出
    1. 押出加工技術
    2. 共押出加工技術
    3. 共押出フィルムの設計
    4. 共押出フィルムの接着
    5. 共押出フィムルの種類と用途
  4. 多層化包装と環境対応
    1. 包装の環境対応の動向
    2. 軟包装の環境対応策
    3. リサイクル技術
    4. リサイクルへの共押出の利用
    5. 軟包装リサイクルの課題
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/25 包装・パッケージ業界の最新トレンドと「紙化」市場の可能性 オンライン
2025/4/28 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ オンライン
2025/4/30 プラスチック発泡体の製法、評価方法、原理、不良原因とその対策 オンライン
2025/5/8 塗布膜乾燥のメカニズムとその制御、トラブル対策 オンライン
2025/5/9 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン
2025/5/9 顧客満足を実現する「食品包装・流通技術」の潮流 オンライン
2025/5/12 医療機器に使用される包装システム (梱包箱なども含む) の試験方法と基準解説 オンライン
2025/5/13 微粒子・ナノ粒子の作製・表面修飾・分散と応用 オンライン
2025/5/14 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2025/5/14 Roll To Rollにおけるフィルム乾燥の基礎と実践、設備設計と面状トラブル対策 オンライン
2025/5/15 自動車のEV化とプラスチックの電磁波シールドめっき オンライン
2025/5/16 ぬれ (撥水/撥油・親水性) の基礎と液体の滑落性を向上させるための表面設計と最新開発動向 東京都 会場・オンライン
2025/5/19 フッ素系コーティング剤の構造、機能、各種用途展開、PFAS問題への対応 オンライン
2025/5/20 二軸押出機による混練技術とプロセス最適化 オンライン
2025/5/20 プラズマによる表面改質技術の基礎と応用 オンライン
2025/5/21 プラスチック発泡体の製法、評価方法、原理、不良原因とその対策 オンライン
2025/5/21 Roll To Rollにおけるフィルム乾燥の基礎と実践、設備設計と面状トラブル対策 オンライン
2025/5/22 ダイコーティングの基礎理論とトラブル対策 オンライン
2025/5/22 塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー 東京都 会場
2025/5/23 自動車のEV化とプラスチックの電磁波シールドめっき オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版 + CD版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版)
2021/6/30 日本と海外グローバルブランド40社のSDGs環境戦略
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2021/2/10 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/4/24 日・欧・米における食品容器包装規制と制度の比較2019