技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方

プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方

~機械特性や熱特性などの基本特性や粘弾性特性や劣化などの応用特性まで~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年4月16日〜25日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年4月23日まで承ります。

概要

本セミナーでは、強度設計に必要なプラスチックの材料特性を、化学式や数式などはできるだけ使わず、多くの事例を使いながらわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2025年4月15日(火) 13時00分 17時00分

修得知識

  • プラスチックの強度不具合事例
  • 機械特性や熱特性などのプラスチックの基本特性
  • 粘弾性特性や劣化などのプラスチックの応用特性

プログラム

 プラスチックは低コストで様々な特性を付与できるため、身の回りのたくさんの製品に使用されています。一方で、金属材料と比べて強度・剛性が低く、しっかりとした強度設計を行うことが重要です。強度設計をしっかり行うには、プラスチック材料特性と材料力学の知識が不可欠です。このうち、プラスチック材料特性については、金属材料と比べて学校などで体系的に学ぶ機会が少ないのが実情です。プラスチック製品の市場における不具合事例を見てみると、プラスチック材料特性の理解が不十分なことが原因であることが少なくありません。
 そこで本セミナーでは、強度設計に必要なプラスチックの材料特性を、わかりやすく解説いたします。化学式や数式などはできるだけ使わず、多くの事例を使いながら理解を深めて頂きます。

  1. プラスチック材料の基礎知識
    1. プラスチックのメリット/デメリット
    2. 金属材料とプラスチックの違い
    3. プラスチック製品の強度不具合事例
    4. プラスチックの構造と分類
    5. 熱硬化性プラスチック
    6. 熱可塑性プラスチック
      1. 結晶性プラスチック/非晶性プラスチック
      2. 汎用プラスチック
      3. エンジニアリングプラスチック
    7. 再生材料
    8. 配合剤
  2. 強度設計に関わるプラスチックの基本特性
    1. 物理特性
      1. MFR/MVRと分子量
      2. 吸水率
    2. 機械特性
      1. 引張特性
      2. 曲げ特性
      3. 衝撃特性
    3. 熱特性
      1. ガラス転移温度/融点
      2. 荷重たわみ温度
      3. 線膨張係数
  3. 強度設計に関わるプラスチックの応用特性
    1. 温度特性
    2. 粘弾性特性
      1. クリープ
      2. 応力緩和
    3. 劣化
      1. 熱劣化
      2. 加水分解
      3. 紫外線劣化
      4. 劣化の寿命予測
    4. 耐薬品性
    5. 疲労
    6. 成形・加工の影響

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年4月16日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/11 電気光学 (EO) ポリマーの基礎と評価技術および光制御デバイスへの応用 オンライン
2025/4/14 レオロジーの基礎から動的粘弾性データの解釈まで オンライン
2025/4/14 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 オンライン
2025/4/14 副資材を利用した高分子材料の設計技術 オンライン
2025/4/15 押出機・混練機内の高分子材料の輸送・溶融と混練技術 オンライン
2025/4/15 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/15 ナノフィラーの高分散・充填化技術の基礎と機能性ナノコンポジットの開発動向 オンライン
2025/4/16 ヒートシールのくっつくメカニズムと不具合対策、品質評価 オンライン
2025/4/16 機械学習を用いたスペクトルデータ解析と材料開発への適用 オンライン
2025/4/17 応力腐食割れ入門 オンライン
2025/4/17 プラスチック/ゴムの劣化・破壊メカニズムとその事例および寿命予測法 オンライン
2025/4/17 低誘電性樹脂の開発と伝送損失の低減、高速・高周波通信への対応 オンライン
2025/4/18 ラジカル重合 基礎講座 オンライン
2025/4/18 電気光学 (EO) ポリマーの基礎と評価技術および光制御デバイスへの応用 オンライン
2025/4/21 はじめてのプラスチック材料と成形法 オンライン
2025/4/21 レオロジー測定・データ解釈の勘どころ オンライン
2025/4/21 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2025/4/21 微生物劣化のメカニズムと対策技術 東京都 会場
2025/4/23 金属材料の破壊、破損メカニズムとその解析法 オンライン
2025/4/23 ゲル化剤・増粘剤の基礎・特性・評価法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価