技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、応力腐食割れによる部材の破壊、応力腐食割れに及ぼす影響因子、実験の基礎、応力腐食割れに関する寿命評価の基礎について、豊富な経験に基づき分かりやすく解説いたします。
機械部品の破壊は、経済的損失を招くだけでなく人命が失われる大惨事につながる可能性があることから、その製造に際しては材料選定、設計が注意深く行われているはずです。しかしながら、機械部品を長期間使用した際に破損・破壊することが散見されます。その中でも、材料・環境・応力が特定の条件になった際に生じる応力腐食割れ (Stress Corrosion Cracking、SCC) は、高耐食性の金属材料にも生じることや各種非破壊検査等によっても発見しにくいことから、考慮すべき損傷形態です。SCCの本質は腐食であることから、その講習会は腐食の観点から行われることが多いですが、応力や変形といった力学については説明されないことも多く、SCCの理解の妨げになっています。
本講義では、材料に作用する力と変形の視点から見たSCC現象とその評価方法について説明します。講義では、材料力学・破壊力学、金属材料・腐食に関する基礎についてまず説明します。その後、SCC現象とその機構について解説し、SCCを評価するための実験方法およびその寿命の予測方法を説明します。さらに、講師らが提案しているSCCシミュレーション手法について紹介します。最後に、寿命評価に関する演習 (関数電卓が必要) を行います。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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発行年月 | |
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2013/8/1 | ガラスの破壊メカニズムと高強度化 |
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