技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

国際共同治験におけるグローバル開発に求められるプロジェクトマネジメントと国内治験との相違

国際共同治験におけるグローバル開発に求められるプロジェクトマネジメントと国内治験との相違

~規制・文化・医療環境の相違対応 / スコープ管理・スケジュール管理 / リスクマネジメント / 多国籍チームのコミュニケーションの工夫 / 各国の症例データを統一的に管理・解析する方法~
オンライン 開催

視聴期間は2025年4月10日〜23日を予定しております。
お申し込みは2025年4月10日まで承ります。

概要

本セミナーでは、国際共同治験と国内治験の基本的な違いから、スコープ管理・スケジュール管理、各国の規制対応のギャップを埋める方法など、具体的な課題と対応策を成功事例と失敗事例をあわせて解説いたします。

開催日

  • 2025年4月10日(木) 10時30分 2025年4月23日(水) 16時30分

修得知識

  • 規制・文化・医療環境の相違対応
  • スコープ管理・スケジュール管理
  • リスクマネジメント
  • 多国籍チームのコミュニケーションの工夫
  • 各国の症例データを統一的に管理・解析する方法

プログラム

 国際共同治験と国内治験の基本的な違い (規制要件・文化・言語・医療環境など) から、スコープ管理・スケジュール管理、各国の規制対応のギャップを埋める方法 (FDAの要求するエンドポイント vs PMDAの要求) など、具体的な課題と対応策を成功事例と失敗事例をあわせて解説いたします。
 国際共同治験と国内治験の違いを理解し、グローバル開発のプロジェクトマネジメントのポイントを学ぶセミナーです。実務に活かせる知識を得ることができますので、ぜひご聴講ください。

  1. 国際共同治験と国内治験の基本的な違い
    1. 定義と概要
      1. 国際共同治験 (Global Clinical Trial, GCT) とは?
        • 複数の国や地域で同時に実施される治験
        • 各国の規制当局の承認を得る必要がある
      2. 国内治験との違い
        • 治験の設計・実施・解析のスケールが異なる
        • 規制要件、文化的・言語的な違い、医療慣習の差異
    2. 規制要件の違い
      1. ICH – GCPと各国規制 (FDA, EMA, PMDAなど)
      2. 各国の規制当局の審査スピードや要求事項の違い
      3. 薬事承認プロセスの相違点
    3. 文化・言語・医療環境の違い
      1. 患者リクルートメントへの影響
      2. 治験実施医療機関の特性 (日本のCRC体制 vs 欧米の治験環境)
      3. 言語の壁と翻訳対応
  2. グローバル開発に求められるプロジェクトマネジメント
    1. プロジェクトマネジメントの基本原則
      1. スコープ管理 (治験計画の明確化)
      2. スケジュール管理 (各国の規制対応とタイムライン調整)
      3. リスクマネジメント (各国の規制変更、治験の遅延リスクなど)
    2. 具体的な課題と対応策
      1. 各国の規制対応のギャップを埋める方法
        • 例: FDAの要求するエンドポイント vs PMDAの要求
      2. 多国籍チームのコミュニケーションの工夫
        • 時差対応、文化の違いを考慮した会議運営
        • 英語でのドキュメント管理と翻訳の重要性
      3. データマネジメントと統計解析の課題
        • 各国の症例データを統一的に管理・解析する方法
        • 日本特有のデータ要件 (PMDAの要求)
    3. 成功事例と失敗事例の共有
      1. 適応症変更で承認取得
      2. 小児取得で特許期間延長
      3. 新規適応症取得が茨の道
  3. まとめと質疑応答
    1. 国際共同治験のポイントのおさらい
    2. 今後の展望 (規制の変化)
    3. 参加者からの質問への対応
    • 質疑応答

講師

  • 梶井 寛
    膳Laboつくば株式会社
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年4月10日〜23日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/7 令和6・7年度薬価改定を踏まえた新薬の薬価交渉と薬価制度の知識収集法 オンライン
2025/4/7 細胞加工製品及び遺伝子治療用製品の輸送方法の開発、安定性試験 オンライン
2025/4/7 医薬品研究開発における事業性価値評価の活用/評価担当の人材育成 オンライン
2025/4/8 標準品・標準物質における品質規格の設定方法と試験検査室の管理 オンライン
2025/4/8 フロー合成・連続生産・マイクロリアクターコース (2日間) オンライン
2025/4/8 医薬品、原薬製造プロセスにおけるGMP製造に対応したフロー合成/連続生産とスケールアップ実用化 オンライン
2025/4/8 創薬モダリティの多様化に対応する吸入粉末剤の設計・評価技術 オンライン
2025/4/8 医療機器規制入門セミナー オンライン
2025/4/9 医薬品におけるサンプリングの基礎知識と全梱同一性確認への対応 オンライン
2025/4/9 ライフサイクルを通じたプロセスバリデーションの実施法 オンライン
2025/4/9 医薬品等に関連する有害事象の収集・評価と集積検討 / 必要に応じての安全対策実施 オンライン
2025/4/9 アメリカにおける体外診断薬の事業戦略策定と参入のポイント オンライン
2025/4/9 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2025/4/9 開発初期段階の事業性評価・売上予測/ケーススタディ オンライン
2025/4/9 薬物動態の基礎と活用 オンライン
2025/4/9 市場分析により導き出す医薬品開発におけるアンメットメディカルニーズ開発戦略と評価法 オンライン
2025/4/10 技術者・研究者のためのチームマネジメントとリーダーシップ研修 オンライン
2025/4/10 ICH M7におけるニトロソアミン原薬関連不純物 (NDSRI) の当局対応・規制動向をふまえた評価・許容値設定と分析の留意点 オンライン
2025/4/10 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の製造・品質管理の要求事項と監査 (書面・実地) ポイント・事例 オンライン
2025/4/10 体外診断用医薬品の製造販売承認 / 認証申請およびQMS適合性調査に係る法規制と対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/12/27 「特許の棚卸し」と権利化戦略
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/9/27 PMDA要求「EDC管理シート」記載方法と適合性調査対応 (ebook版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル