技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオ医薬品の事業性評価手法

バイオ医薬品の事業性評価手法

~研究・開発データやCMCの目利き力向上とDue Diligenceでの着眼点~
オンライン 開催

視聴期間は2025年3月27日〜4月3日を予定しております。
お申し込みは2025年4月1日まで承ります。

開催日

  • 2025年4月1日(火) 13時00分 2025年4月3日(木) 17時00分

受講対象者

  • 製薬企業で製品導入やM&A案件・新規事業への投資を評価される方
    • 事業開発
    • 研究開発
    • CMC
    • 知財

修得知識

  • 外部アセットを評価する上で肝になる要素

プログラム

 様々な事業性評価の研修が行われている。多くがNPVや市場予測を重視した内容であるが、そもそも論として検討している外部アセット (候補薬、プラットフォーム技術、企業) が事業化に耐えうるアセットであるかの見極めをしっかりしなければ、NPV等は絵に描いた餅である。国内製薬会社が導入した製品を上市まで導けないケースの根本は、アセットの目利きがしっかり出来ていないためではないだろうか。
 本研修では、特に研究開発・CMC・知財に関し、製薬企業・ベンチャー/アカデミアで医薬品の研究開発に携わり、デュー・デリジェンスを両方の立場で経験した講師陣により、外部アセット、特にバイオ医薬品を評価する際に気を付けるべき点を抑える。

  1. はじめに
  2. デュー・デリジェンス実施における研究・開発データの見極め
    • デュー・デリジェンスの際に何をどこまで確認するか?
      製薬企業では当たり前のことが、ベンチャーやアカデミアでは当たり前でないことが多々ある。
      それを見抜けるかが勝負の鍵であろう。
      1. 相手を信じてはいけない。最初から最後まで疑い続けろ。
      2. データを見たら、その組織のサイエンスのレベルが分かるか?
      3. データを見て、捏造かもしれないと思えるか?
      4. 貴方は、化合物の何を見ていますか?
      5. 貴方は、どこまで確認しますか?
      6. ディスカッション
  3. 開発成功の鍵を握るCMC戦略と信頼性確保のポイント
    • CMC (化学・製造・品質管理) は、開発初期からしっかりとした取り組み求められており、そこには技術的な問題以外に“信頼性の確保”という大きな命題への対応が求められている。
      こうした開発を失敗しないためのCMC戦略について多面的に解説を行う。
      1. CMCとは何か、なぜバイオ医薬品開発では重要なのか!
        1. CMCがバイオ医薬品の品質を保証する
        2. 開発段階に応じたCMCへの取り組み
        3. Due Diligenceから見たCMCのポイント
      2. バイオ医薬品の品質は設計で作り込まれる!
        1. Quality by Designに基づく製剤開発のポイント
        2. 医薬品の品質保証 – DataからStoryへ –
      3. 医薬品開発は信頼性にかかっている!
        1. 医薬品開発に求められる信頼性とは何か
        2. “信頼性の基準”への対応
        3. Quality Cultureが信頼性を担保する?
      4. ディスカッション
  4. 知っておくべき知財デューデリデンスと知財ポジション、リスク把握
    • バイオ医薬品は低分子医薬とは異なり、複数の技術が複合的に使用されることが多く、このため低分子医薬品と比較すると関係する特許権の数が多くなる傾向にある。
      バイオ医薬品に使われる技術を多面的に理解することで、知財ポジションやリスクの把握を行うことについて概説する。
      1. バイオ医薬品の知財デューデリデンス概要
      2. アカデミア発バイオ医薬品シーズの留意点
      3. 早めに確認しておきたいFreedom to Operate
      4. ディスカッション
  5. 総合討論
  6. 総括

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年3月27日〜4月3日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/23 QbDに基づく医薬品開発の考え方と安定性試験結果の統計解析の手法 オンライン
2025/4/23 希少疾患、がん、神経領域におけるRWD活用・審査事例および未来の次世代データの可能性 オンライン
2025/4/24 見落としやすい滅菌バリデーションの留意点 (バリデーションの深堀) とバイオバーデン測定等バリデーションの留意点 オンライン
2025/4/24 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン
2025/4/24 PIC/S GMPの要求するバイオ医薬品の品質管理・品質保証の留意点とバリデーションの立案・実施と適格性評価 東京都 会場・オンライン
2025/4/24 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2025/4/24 潜在ニーズを見つける具体的・体系的なプロセスと活動 オンライン
2025/4/24 希少疾病用医薬品 (オーファンドラッグ) の薬価算定の実際と薬価戦略 オンライン
2025/4/24 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2025/4/24 医薬品不純物管理のための許容量 (PDE) 設定の基礎と実践 オンライン
2025/4/24 非臨床試験における統計的側面からみた試験委受託時の留意点と報告書レビュー オンライン
2025/4/24 臨床QMSを意識した治験のIssue分析とCAPAマネジメント実践的運用 オンライン
2025/4/24 戦略的かつ効率的な原薬製造設備の洗浄プロセス設計と洗浄バリデーション オンライン
2025/4/25 データインテグリティ (DI) における各手順書への落とし込み・作成と記載レベル オンライン
2025/4/25 洗浄バリデーションにおける「残留許容値の設定」「ホールドタイム (DHT/CHT/SDT/SHT) の留意点」「ワーストケースロケーション (WCL) とスワブ数の例」「回収率テストの事例」 オンライン
2025/4/25 省リソース開発プロセスによるR&Dテーマの設定・開発とそのポイント 東京都 会場・オンライン
2025/4/25 GMP/GQPにおけるQA教育訓練とGMP文書、記録類のレビューのポイント オンライン
2025/4/25 炎症性腸疾患における診療・開発動向と診療現場より期待される新薬像 オンライン
2025/4/25 医薬品製造業者における原材料・供給者管理と外部委託の際の留意点 オンライン
2025/4/25 試験部門 (QC) における監査証跡とそのレビュー方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/9/28 コア技術を活用した新規事業テーマの発掘、進め方
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)