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プラスチック材料・製品の耐久性向上、劣化度評価、寿命予測

プラスチック材料・製品の耐久性向上、劣化度評価、寿命予測

~劣化度評価、耐久性試験の結果からプラスチックの寿命を予測する方法を解説~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、高分子製品を長持ちさせるための結晶構造、有効タイ分子の増大などについて解説いたします。
また、高分子材料の酸化劣化、光劣化などのメカニズムについて説明し、各種の劣化に関する試験法・評価法を解説いたします。
その中でも、高分子のごく初期の劣化度を評価できるケミルミネッセンス法について、基礎から応用事例まで説明いたします。

開催日

  • 2025年2月12日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 企業における研究所、工場技術部門の製品開発・技術開発担当者、品質保証部門担当者
  • 本社・技術開発企画担当者 等

修得知識

  • 高分子材料・製品の耐久性向上に対する基本的な考え方
  • 各種劣化の科学
  • 劣化因子と劣化度評価法
  • 高分子の結晶構造とタイ分子
  • タイ分子の評価と機械的耐久性との関係
  • ケミルミネッセンス法の基礎から応用

プログラム

 日本の高分子製品は出発物質をほとんど石油に由来しており、製品を長持ちさせることは化石資源の有効利用の観点から、また製品の軽薄短小化、および高耐久化はリデュース、リユースなどの観点から極めて重要です。
 本セミナーでは高分子の劣化のメカニズムを知り、評価・診断に繋げることと、各種の劣化評価法について解説します。高性能パイプなどの高耐久化に大きな働きを持つとされる結晶性高分子のタイ分子を取り上げ、その評価方法とともにタイ分子を増やす分子設計について説明します。
 一方、高分子製品の劣化度や寿命を適切に、なるべく短期間で判定することが求められています。高分子材料の酸化劣化、光劣化などのメカニズムについて説明するとともに、現在用いられている各種の劣化に関する試験法・評価法の概要を解説します。その中でも高分子のごく初期の劣化度を評価できるとして注目されているケミルミネッセンス法について応用事例を含めて詳細に説明します。

  1. 高分子製品の長持ち化に向けた基本的な考え方
    1. 炭素資源を有効につかうために
      • リサイクル技術
      • 軽薄短小化 等
    2. プラスチックごみ問題、海洋プラ問題
    3. 炭素循環社会に向けた取り組み、CO2の有効利用
  2. 高分子の劣化要因とその科学
    1. 高分子のライフステージの科学
    2. 高分子の劣化要因とその作用
    3. 高分子の耐久試験
    4. 高分子の劣化度評価法と寿命予測
  3. 高分子の長持ち化の取り組み
    1. 機械的高強度化と分子構造
    2. 耐久性と固体構造、結晶構造およびタイ分子の役割
    3. タイ分子の概念とその定量法
    4. 高耐久性材料の分子設計と製造法
  4. ケミルミネッセンスによる高分子の劣化度評価
    1. ケミルミネッセンスの原理
    2. 高分子材料のケミルミネッセンス
    3. 熱酸化劣化とケミルミネッセンス
    4. 光酸化劣化とケミルミネッセンス
    5. 機械的劣化とケミルミネッセンス
    6. 電気的劣化とケミルミネッセンス
    7. ケミルミネッセンスによる寿命予測
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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