技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響

導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響

オンライン 開催

視聴期間は2024年12月12日〜20日を予定しております。
お申し込みは2024年12月18日まで承ります。

概要

本セミナーでは、代表的な導電性カーボンブラックであるアセチレンブラックの適切な選択と活用法、リチウムイオン電池用の導電材としての活用法と高性能化について解説いたします。

開催日

  • 2024年12月18日(水) 13時00分 2024年12月20日(金) 16時30分

修得知識

  • アセチレンブラックを始めとするカーボンブラックの特性・特徴
  • アセチレンブラックの適切な選択と活用テクニック
  • カーボンブラックなどの微粉炭素の分散の考え方、実施方法
  • リチウムイオン電池用の導電材としての活用法と高性能化

プログラム

 カーボンブラックは、帯電防止や導電性付与の目的で樹脂やゴム、電池材料の添加材として幅広く用いられています。本講演では、カーボンブラックの製法、特性、物性評価法、並びに、用途例について代表的な導電性カーボンブラックであるアセチレンブラックを主体に解説します。リチウムイオン二次電池において、導電性を効果的に発現させるためには、適切なアセチレンブラックの選定に加え、配合、混練・分散と複数の要因があります。これらの要因について、技術的に重要な考え方についても解説します。
 本講座では、代表的な導電性カーボンブラックであるアセチレンブラックの適切な選択と活用で、特性を最大限発揮し、リチウムイオン二次電池の特性向上に必要な知識と考え方について理解頂けるような講演にしたいと思います。

  1. はじめに
  2. カーボンブラックの特性と用途
    1. 代表的な導電性カーボンブラック
    2. カーボンブラックの特長と製法と基本性状の評価方法について
    3. 導電性カーボンブラックの特性と用途
    4. リチウムイオン電池用途における導電材の役割及びアセチレンブラックの適用
  3. アセチレンブラックの導電性メカニズムと分散性
    1. アセチレンブラックの代表的な品種
    2. 導電性、分散性に影響を及ぼす因子
    3. 高エネルギー密度化に向けた対応
  4. リチウムイオン二次電池の電極作製プロセスを事例にしたアセチレンブラックの分散技術
    1. 用途における分散の定義及び工程分散について
    2. 小粒径アセチレンブラックの活用術
    3. 分散の新しい評価技術
  5. 小粒径ABを使用したリチウムイオン二次電池の電池特性
    1. 小粒径化の効果と電池特性向上のメカニズム
    2. アセチレンブラックとカーボンナノチューブの併用事例
    3. まとめ

講師

  • 松井 瑞樹
    デンカ株式会社 千葉工場 電池・導電材料開発部
    研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年12月12日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/4 導電性フィラーの種類、特性と配合・分散技術 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池の電極構成、特性と新型電池の材料技術、今後の展開 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池のBMS設計と高精度残量推定手法・劣化予測手法 オンライン
2024/12/5 燃料電池・水電解の基本を電気化学の基礎から学ぶ1日速習セミナー オンライン
2024/12/5 燃料電池、水素、アンモニアの最新動向と今後のビジネスチャンス オンライン
2024/12/6 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/12/10 リチウムイオン電池のウェットプロセスとドライプロセス オンライン
2024/12/11 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2024/12/11 リチウムイオン電池の基礎と性能・安全性評価手法 オンライン
2024/12/13 リチウムイオン電池セパレータのコーティングによる機能付与 オンライン
2024/12/19 全固体電池および固体電解質の研究動向と今後の課題・展望 オンライン
2024/12/20 バッテリマネジメントとバッテリパック設計の要点 オンライン
2024/12/20 導電性カーボンブラックの特性、選定、分散技術 オンライン
2024/12/23 固体酸化物形燃料電池の材料技術、セル作製と可逆動作セルの開発 オンライン
2025/1/9 燃料電池、水素・アンモニアエネルギーの最新動向と今後日本企業がとるべき事業戦略 オンライン
2025/1/10 導電性カーボンブラックの特性、選定、分散技術 オンライン
2025/1/15 電気化学反応と電極反応のメカニズム、電気化学測定法および電極・溶液界面の解析技術 オンライン
2025/1/21 固体酸化物形セルを用いた水素製造・利用技術の基礎と最新動向 オンライン
2025/1/21 全固体リチウム二次電池の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/1/22 導電性カーボンブラック導電材の分散性向上技術と電池特性の向上 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/4/15 リチウムイオン電池 製品・材料・用途別トレンド 2013
2013/4/5 2013年版 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望
2013/3/30 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/30 電池の充放電技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/25 カーボンナノチューブ応用技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/25 カーボンナノチューブ応用技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/20 導電・絶縁材料の電気および熱伝導特性制御
2013/1/8 LiB構成材料の技術・コスト分析と市場動向 2013
2012/11/9 2013年版 蓄電デバイス市場・部材の実態と将来展望
2012/9/3 2012年版 燃料電池市場・部材の実態と将来展望
2012/7/13 '13 一次電池・二次電池業界の実態と将来展望
2012/6/15 '12 電気自動車市場・技術の実態と将来展望
2012/5/11 '12 リチウムイオン電池業界の実態と将来展望
2012/5/1 リチウムイオン電池 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/5/1 リチウムイオン電池 技術開発実態分析調査報告書
2012/3/15 車載用電池 技術開発実態分析調査報告書
2012/3/5 PEDOTの材料物性とデバイス応用
2012/2/24 '12 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望
2012/2/8 全固体リチウムイオン二次電池の開発と製造技術
2012/1/27 '12 太陽光発電ビジネスの実態と将来展望