技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリウレタンの化学、原料の特徴と使い方、構造と特性、フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向

ポリウレタンの化学、原料の特徴と使い方、構造と特性、フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年9月27日〜10月11日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年10月9日まで承ります。

開催日

  • 2024年9月26日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • ポリウレタンの化学
    • イソシアネートと各種活性水素化合物との反応によるポリウレタン合成の全体観に関する知識を習得できる。
  • ポリウレタンの原料と特徴、使い方
    • ポリウレタンの原料であるTDI、MDIなどのポリイソシアネート、PPG、PCG、PTMGなどのポリオール、三級アミン、金属などの触媒、加水分解抑制剤、発泡剤などの添加剤について各々の特徴と使い方ついての知識を習得できる。また、CO2を原料としたイソシアネートや天然由来ポリオールなど環境配慮ポリウレタンの原料についての知識を習得できる。
  • 分析方法
    • 原料およびポリウレタン製品の分析方法と分析例についての知識を習得できる。
  • フォーム、塗料、複合材料用途での技術動向
    • フォーム用途では、自動車用ウレタンフォームの低VOC化、塗料用途では、重防食塗料用ポリウレタンの鋼板接着性向上、複合材料用途では、燃料電池自動車 (FCV) の水素タンク用ポリウレタン変性エポキシ樹脂の各研究開発に関する知識を習得できる。

プログラム

 ポリウレタン関係の業務に携わることになられた、研究開発部門、生産技術部門、事業企画部門の皆様を対象に、ポリウレタンの原料と使い方およびフォーム、塗料、複合材料用途での技術動向をレクチャーさせていただきます。

  1. ポリウレタンの化学
    1. ポリウレタンの概要:用途と機能、用途別製造法
    2. ポリウレタンの合成反応と構造:セグメンティッドポリウレタンなど
  2. 原料の特徴と使い方
    1. ポリイソシアネート
      • TDI
      • MDI
      • バイオマス由来イソシアネートなど
    2. ポリオール
      • PPG
      • PEP
      • PCD
      • PCL
      • PTMG
      • バイオマス由来ポリール
    3. 触媒
      • 三級アミン
      • 金属
    4. 添加剤
      • 加水分解抑制剤
      • 発泡剤
  3. 分析および特性評価方法
    1. 原料の分析法
      • イソシアネート含有量
      • 水酸基価など
    2. ポリウレタン製品の分析法・特性評価法
      • FT-IR
      • 熱分解GC
      • DMAなど
  4. ポリウレタンの構造と特性
    1. ハードセグメントの凝集構造がポリウレタンの架橋密度と力学特性に及ぼす影響
    2. イソシアネートとポリオールの高湿度下での反応が生成ポリウレタンの構造と特性に及ぼす影響
  5. 有害性
    • 原料イソシアネートおよびポリオールの有害性 (急性毒性など)
  6. フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向
    1. 自動車用ウレタンフォームの低VOC化研究開発
    2. 対鋼板接着性に優れた重防食塗料用変性ポリウレタンの研究開発
    3. 複合材料:FCV用CFRP製水素タンク向けポリウレタン変性エポキシ樹脂の研究開発
  7. まとめ

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年9月27日〜10月11日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/20 プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 オンライン
2024/9/20 PPS樹脂の基本特性と高機能化、応用技術 オンライン
2024/9/24 ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 (2日間) 東京都 会場
2024/9/24 高分子材料の劣化・不具合分析および寿命評価と対策事例 東京都 会場
2024/9/25 プラスチック材料における劣化・破損のメカニズムと評価方法 オンライン
2024/9/25 高分子複合材料の強度と耐衝撃性 オンライン
2024/9/26 アクリレートモノマー・オリゴマーの種類、特徴、重合と新しい分子設計の考え方 オンライン
2024/9/26 EV電動化モビリティの高電圧絶縁評価技術の基礎と実例 オンライン
2024/9/26 フィラーの分散・充填技術およびナノコンポジットの研究開発動向 オンライン
2024/9/26 高分子の延伸における分子配向・配向結晶化のメカニズムと物性制御 オンライン
2024/9/26 レオロジーを特許・権利化するための基礎科学、測定技術、知財戦略 オンライン
2024/9/26 固体高分子材料の動的粘弾性測定入門講座 オンライン
2024/9/26 ポリマー・高分子材料用の各種添加剤の種類、作用機構と選択・処方・配合設計の基礎 オンライン
2024/9/27 プラスチックフィルムにおける各樹脂特性、添加剤・成形加工技術および試験・評価方法 オンライン
2024/9/27 アクリル樹脂入門 オンライン
2024/9/27 高分子材料の構造・物性とラマン・赤外分光法による評価 オンライン
2024/9/30 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2024/9/30 フィラー表面処理・分散技術の考え方、処方テクニック、分散評価 オンライン
2024/9/30 高速高周波用フッ素樹脂基板の材料開発と接着性向上技術 オンライン
2024/9/30 人工皮革・合成皮革の入門講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)