技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチック材料における劣化・破損のメカニズムと評価方法

プラスチック材料における劣化・破損のメカニズムと評価方法

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年9月30日〜10月7日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年10月4日まで承ります。

概要

本セミナーでは、汎用樹脂のポリオレフィン材料における構造と物性の関係を基盤として、紫外線や熱による劣化や、延伸・衝撃・疲労などによる破損のメカニズムを構造論的に解説いたします。
また、劣化状態や破損状態の一般的な評価手法や、その場観察による機構解明についても解説いたします。

開催日

  • 2024年9月25日(水) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • 樹脂メーカー、成形加工メーカー、プラスチック各種製品の研究開発・生産製造・管理に携わる方
  • プラスチック製造・プラスチック製品に関わる品質管理者

修得知識

  • 結晶性高分子材料の構造と物性
  • プラスチックの劣化現象
  • プラスチックの変形や破損の解析
  • プラスチックの劣化分析

プログラム

 プラスチック製品は、紫外線や熱など様々な要因により劣化したり、力学刺激により破損したりします。このような劣化や破損は、要因の多様性に加えて、高分子材料の有する階層構造により、見た目上非常に複雑な現象となり、劣化や破損の程度を把握するのは一般的に困難とされています。
 本講演では、汎用樹脂のポリオレフィン材料における構造と物性の関係を基盤として、紫外線や熱による劣化や、延伸・衝撃・疲労などによる破損のメカニズムを構造論的に解説します。また、劣化状態や破損状態の一般的な評価手法や、その場観察による機構解明についてもお話しします。

  1. はじめに:プラスチック材料の分類と材料物性
  2. プラスチックにおける構造と物性の関係
  3. プラスチックにおける劣化・破損の要因
  4. プラスチックの劣化現象と評価法
    1. 光劣化
    2. 熱劣化
    3. マイクロプラスチック生成
    4. 環境応力割れ
  5. プラスチックの変形・破損・破壊
    1. 一軸延伸 (引張り変形)
    2. 衝撃破損
    3. 疲労破損
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年9月30日〜10月7日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/8 車載用プラスチック部品の基礎と最新動向 愛知県 会場
2024/10/9 高分子絶縁材料の基礎と劣化対策 オンライン
2024/10/9 ポリウレタンの化学、原料の特徴と使い方、構造と特性、フォーム・塗料・複合材料用途での技術動向 オンライン
2024/10/10 ポリマー・高分子材料用の各種添加剤の種類、作用機構と選択・処方・配合設計の基礎 オンライン
2024/10/11 架橋技術入門 オンライン
2024/10/15 高速通信用低誘電損失 (低誘電率・低誘電正接) ポリイミド開発に向けた分子設計と特性制御 オンライン
2024/10/15 ブリードアウト不良の原因と対策 オンライン
2024/10/16 レオロジー測定を利用した電極スラリーの評価技術 オンライン
2024/10/16 人工皮革・合成皮革の入門講座 オンライン
2024/10/17 流動場での、高分子の結晶化挙動の基礎と成形プロセス中の結晶化解析事例 オンライン
2024/10/18 ゴムの破損劣化要因・対策とゴムの接着トラブル対策および劣化速度と寿命予測の実際 東京都 会場
2024/10/18 イソシアネートの反応機構と構造、硬化物性の制御 オンライン
2024/10/18 リビング重合の基礎知識とリビングラジカル重合の応用技術 オンライン
2024/10/21 バイオマスプラスチックや生分解性樹脂に関する樹脂用添加剤とその選び方、使い方 オンライン
2024/10/21 世界のプラスチック産業・最新加工技術・関連法規制を俯瞰したバイオプラスチック活用戦略 東京都 会場・オンライン
2024/10/22 FT-IRの基礎とスペクトルの解析 オンライン
2024/10/22 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的な活用方法 オンライン
2024/10/22 非可食バイオマス・リファイナリーと次世代バイオプラスチック最前線 オンライン
2024/10/23 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/10/23 ポリフッ化ビニリデン (PVDF) 樹脂の基礎と応用のための総合知識 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価