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廃プラスチックのケミカルリサイクルの最新動向

廃プラスチックのケミカルリサイクルの最新動向

~国内外のリサイクル技術開発・法規制・企業動向と今後の展望 / 世界の廃プラスチック規制・リサイクル技術開発動向とビジネスチャンス / 選別技術の進歩により適用が進むメカニカルリサイクル技術動向 / 液化・ガス化・モノマー化など、最新のケミカルリサイクル技術~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、リサイクル技術の最新の技術を解説するとともに欧米の動向、そして動き出した日本のやらなければならない廃プラスチックのリサイクル技術を解説いたします。

開催日

  • 2024年7月25日(木) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • リサイクル事業に関わる方、関心を持っている方
  • メカニカルリサイクル / ケミカルリサイクルに携わっている方
  • リサイクルビジネスに興味のある方、新規事業を検討している方

修得知識

  • 欧米を中心とした国内外の廃プラスチックリサイクルの現状
  • 廃プラスチックのメカニカルリサイクルとケミカルリサイクル技術動向
  • 廃プラスチックリサイクルビジネスの展望

プログラム

 欧州の廃プラスチックリサイクルは、廃プラスチック汚染対策だけではなく、資源削減を目的で進められている。既に、廃プラスチックの混合使用が義務付けられ、自動車産業も廃プラスチックの使用が義務付けられようとしている。又、国連環境総会は、今年末までに国際的な法的拘束力のある国際プラスチック条約を作成する作業に取り掛かっている。日本は、遅ればせながら、廃プラスチックの液化プラスチックントが稼働し始めようとしている。しかし、まだまだ足らないのである。このままでは、日本は、欧州の廃プラスチックのリサイクル対策に完全に遅れをとってしまう。対策の最も急がれるのはケミカルリサイクルで、液化によるナフサ利用と、解重合である。更に、廃プラスチックから直接モノマーへの分解技術が開発されなければならない。欧米では、液化困難な都市ごみなどと混合したプラスチックは、ガス化して合成ガス (CO/H2) として、メタノールやエタノール、航空燃料などの製造が始まっている。
 本セミナーでは、リサイクル技術の最新の技術を解説するとともに欧米の動向、そして動き出した日本のやらなければならない廃プラスチックのリサイクル技術を解説する。

  1. 廃プラスチックリサイクル規制と現状
    1. 世界の廃プラスチック規制
    2. 日本の廃プラスチック規制
    3. 容リ法
  2. 廃プラスチックの化学的メカニカルリサイクル
    1. 廃プラスチックの選別技術
      • EREMA
      • TOMURA
      • プラニック etc.
    2. 廃ポリスチレンの水平リサイクル
    3. ポリオレフィンボトルのリサイクル
    4. ポリプロピレンの溶媒抽出によるリサイクル
    5. フィルムの脱インキ技術
    6. 添加剤による廃プラスチックのアップグレーディング
  3. 廃プラスチックのケミカルリサイクル技術
    1. PETのリサイクル技術
      • 溶融重合
      • 解重合
        • 着色ボトル
        • PET繊維
      • 海外技術
    2. 廃ポリスチレンのケミカルリサイクル
    3. 廃PMMAのケミカルリサイクル
    4. ポリ乳酸のリサイクル
    5. ナイロンのリサイクル
    6. ポリカーボネート, 他
  4. 廃プラスチックの熱分解
    1. 熱分解の方法
    2. 塩素の除去
    3. 熱分解試験方法
  5. 廃プラスチックの液化
    1. 廃プラスチックから燃料油の合成
    2. 廃プラスチックからナフサ原料の製造
      • Quanta Fuel
      • Mura Technology
      • etc.
    3. 世界の廃プラスチックリサイクル会社の動向
      • BASF
      • Dow
      • NESTE
      • Shell
      • ExxonMobil
      • LyondellBasell
      • SK
      • インドラマ etc.
    4. マスバランス方式
    5. 動き出した日本のケミカルリサイクル
      • 三菱ケミカル
      • 三井化学
      • 出光興産
      • 住友化学
      • etc.
  6. 廃プラスチックから化学品の合成
    1. 廃プラスチックから軽質オレフィンの製造 (モノマー化)
    2. 廃プラスチックから芳香族の製造
    3. 廃プラスチックからアスファルト改質材の製造
    4. 廃プラスチックから界面活性剤の合成
  7. 廃プラスチックのガス化
    1. 廃プラスチックガス化による合成ガスの製造
      1. 廃プラスチックから水素の製造
      2. 廃プラスチック合成ガスの精製
      3. サワーシフト反応
    2. 廃プラスチックガス化合成ガスから燃料油の合成
      1. 廃プラスチックからFT合成による燃料油の合成
      2. 廃プラスチックMTGプロセスによる燃料油の合成
    3. 廃プラスチックガス化による合成ガスから化学品の合成
      1. 廃プラスチックガス化水素からアンモニアの合成
      2. 廃プラスチックガスからメタンの合成
      3. 廃プラスチックからメタノールの合成 (Enerkem)
      4. 廃プラスチックからエタノールの合成 (積水化学)
      5. エタノールからエチレンの製造
    4. 廃プラスチック含有都市ゴミから航空燃料の製造
      • Furclum
      • LanzaJet
      • Shell
  8. 廃プラスチックのケミカルリサイクルビジネスの展望
    1. 都市ゴミ焼却との組み合わせ
    2. 廃プラスチックケミカルリサイクルビジネスの展望
  9. Q&A

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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