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プラスチック金型の特徴と加工・選択技術

実務・現場で必須の基礎知識を1日でマスターするための

プラスチック金型の特徴と加工・選択技術

オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2024年11月21日〜27日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、金型産業の環境、3次元ソリッドCAD/CAE/CAM/CATの適用、基礎知識から金型の分類の代表例、プラスチック金型に用いるプラスチック材料の基礎知識と実際、射出成形原理・射出成形機の基本仕様・射出成形金型の基本構造・プラスチック型の種類・プラ型の設計の基本、射出成形用機の基本、射出成形用金型の基本構造・金型各部の機能、2枚プレート、3枚プレートといった射出成形用金型の種類、プラスチック金型の設計の基本的な考え方、不具合対策の基本知識について、網羅的に分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2024年11月14日(木) 10時00分 17時00分

修得知識

  • 金型産業の取り巻く環境1とそのための3次元ソリッドCAD/CAE/CAM/CATの適用
  • 金型とは説いた基礎知識から金型の分類の代表例 (MARKIIエクステリア・インテリアのプラスチック部品)
  • プラスチック金型に用いるプラスチック材料の基礎知識と実際
  • プラスチック成形の概要として、射出成形原理、射出成形機の基本仕様、射出成形金型の基本構造、プラスチック型の種類、プラ型の設計の基本的な考え方
  • 射出成形用機の基本知識とその技術
  • 射出成形用金型の基本構造と金型各部の機能
  • スプルー、ランナ、ゲートといった基本知識
  • 2枚プレート、3枚プレートといった射出成形用金型の種類
  • プラスチック金型の設計の基本的な考え方
  • ヒケ、成形品の変形といった不具合対策の基本知識
  • プラスチック金型の製作工程のポイント・金型加工法の基礎知識
  • 3次元ソリッドCAD/CAE/CAM/CATの基本知識とその有効運用

プログラム

 本セミナーは、たった1日でマスターする実務者のためのプラスチック金型設計・加工技術の基礎講座です。
 主に金型の基本、金型造りの3次元ソリッドCAD/CAE/CAM/CATシステム、プラスチック型の基本的な金型設計技術と金型/加工技術、金型材料、熱処理、などについて学習します。
 実務で必要な金型の基本事項なことから、もう一度、最初から勉強してみようという方、また、金型設計・製作方法のポイント・コツが知りたい実務・現場の方、営業の方をはじめ経営をしている方にも1日でマスターでき、実務や現場ですぐに使えて、しかも役立つ実践セミナーです。

第1セッション 「金型産業の取り巻く環境への対応、金型とは、プラスチック材料の概要、射出成形原理、射出成形機の基本仕様、射出成形金型の基本構造、プラスチック型の種類、プラ型の設計の基本的な考え方」

  1. 金型産業の取り巻く環境への対応 … 3次元ソリッドCAD/CAE/CAM/CATの適用
    1. 金型産業の現状と今後、金型の生産高の推移、金型産業の過去と現状、金型産業の今後
    2. 金型業界を取巻く堺境とその問題、製造 (金型) メーカを取り巻く環境と問題解決
    3. 3次元ソリッドCAD/CAE/CAM/CATの適用
      • DMの戦略的中核システム、3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムによる先端車造り
  2. 金型とは? … 金型の分類
    1. 金型とは、金型ってなんだろう?
    2. 金型の分類、
    3. プラスチック金型の代表例 (MARKIIエクステリア・インテリアのプラスチック部品)
  3. プラスチック材料の概要、射出成形原理、射出成形機の基本仕様、射出成形金型の基本構造、プラスチック型の種類、プラ型の設計の基本的な考え方
    1. プラスチック材料の概要
      • プラスチックとは? … プラスチック材料の長所と短所知って使いこなす
      • プラスチック材料の主な歴史、ポリマの分子構造と特長 (分子骨格) 、ポリマの分子構造と特長
      • プラスチックの種類、プラスチック材料の種類、
      • 熱可塑性プラスチックと熱硬化性プラスチックの相違点、結晶性樹脂と非晶性樹脂の特徴
      • 熱可塑性プラスチックと熱硬化性プラスチックの特性と用途
      • エンプラとスーパーエンプラ
    2. 射出成形の原理
      • 射出成形機の名称、主な装置、プランジャ式、インラインスクリュ式型締装置
      • 射出成形工程の1サイクル、射出成形工程 (詳細)
      • 射出成形の原理 (成形サイクル) ・動画成形サイクルと成形サイクル時間
    3. 射出成形用機の基本仕様
      • 射出成形機の3要素
      • 型締力と成型品の投影面積、型締力、型締力関係の注意事項
      • 射出容量、可塑化能力、射出率、射出圧力 (樹脂圧力) 、金型の成形機への取付け
      • 成形機の型締め装置の種類
      • 射出成形用金型の基本構造の考え方 (金型計画の留意事項)
      • 金型の基本構造 – 金型各部の機能、標準的な射出金型の各部の名称と使用材料の詳細
      • 金型の基本構造 – 突き出しの機能
      • エジェクタ装置 (金型部品の名称)
      • 金型の基本構造 – 金型コントロール
      • 金型の基本構造 – 金型温度調節部
      • 金型の基本構造 – 射出機ノズルと金型の固定側の接合関係
      • スプルーと射出機ノズルの接合関係
      • 標準射出成形用金型 (サイドゲート)
      • 型開き時の突き出し機構
      • スプルーとスプルブッシュ
      • スプルーロックピンの形状
      • スプルーロックピンの役割
      • コールドスラッグウェル
      • ランナ
      • ランナの断面形状
      • ランナシステムの考え方、ランナのレイアウトの例
      • ランナの寸法 (太さ)
      • ランナのレイアウトとショートショット
      • ゲートとその設計の基本的な考え方
      • ゲートの機能
      • 非制限ゲート
      • 制限ゲート
      • 種々の制限ゲート
      • ゲートの位置の決め方
      • ゲート数
    4. 射出成形用金型の種類
      • 金型の基本構造の種類
      • 金型の基本構造 ダイレクトゲート型 (2枚プレート)
      • 金型部品リスト
      • サイドゲート型 (2枚プレート)
      • 金型の基本構造の種類
      • ピンポイントゲート型 (3枚プレート)
      • 割り型 (3枚プレート)
      • 3枚プレートにおけるアンダーカット処理工程
      • 金型の基本構造の種類
      • スライドコア型 (特殊金型)
    5. プラ型の設計の基本的な考え方
      1. 成形品の寸法と金型の関係
      2. 金型のデザインとパーティング・ライン
      3. 金型のプレートの加工工程の進歩
      4. パーティンダラインの取り方例
      5. パーティング・ライン (PL) の位置
      6. ズレのないパーティンダラインの取り方例
      7. アンダーカット
      8. アンダーカットの処理方法
        • 抜き勾配
        • リブとボス
        • ボス
        • ヒケ
        • 成形品の変形
        • 成形品の変形防止策
        • 成形品取り数
        • 金型コストの考え方
        • 品質・コストに関するプラ成形の特性要因図
        • プラスチック材料の牲類と特性 …
        • 成形収縮率、流動比
        • 流動比の計算例
        • 各種プラスチック材の抜き勾配
        • 成形品の肉厚

第2セッション「プラスチック金型の種類・金型製作工程のポイント・金型加工法の基礎」

  1. プラスチック金型の種類
    1. 圧縮成形用金型
    2. トランスファ成形用金型
    3. 押し出し成形用金型
    4. ブロー成形用金型
      • 吹込み (ブロー) 成形の原理
      • ブロー成形 金型の例
      • ブロー成形による製品例
      • プリフォームブロー成形 と製品例
      • ダイレクトヒート式ブローの成形例
      • 多層成形
      • ブロー成形製品 (自動車用ベンチレーター)
      • 延伸ブロー成形の原理
    5. 真空成形用金型
      • 真空成形の原理
  2. 金型製作工程のポイント
    • 金型製作工程 (見積り)
    • DMの戦略的中核システム、3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムによる先端車造り
    • 見積り事項
    • 金型の設計手順のあらまし
    • プラスチック型とプレス (順送り) 型の設計手順 の比較
    • 金型製作指令書
  3. 金型加工法
    1. 金型加工法の概要
      • 加工前の知識
      • 種々の加工法の分類
      • 金型加工法のあれこれ
      • 金型加工の工作機械
      • 機械加工精度から見た加工工程と作業工程
      • 工作機械とその種類
      • 工作機械の種類について
      • 主な工作機械の種類について
      • 工作機械の運動機能について
      • 主な切削加工の運動形態
    2. 切削加工による金型製作
      • 切削加工による金型製作
      • 切削加工とは 1.切削加工とその特徴
      • 工作機械 (旋盤) の構造
      • 旋盤構造 (加工) と図面との関係
      • 旋盤とその加工の種類
      • フライス加工の種類
      • ボール盤
      • 金型用材料の被削性
      • 切削工具の材牲選定
      • 切削条件の基本
      • 切削速度
      • 切込量
      • 1回転あたりの送り量
      • 旋盤の場合の1回転あたりの送り量
      • フライス削りの1回転あたりの送り量
      • 金型加工の加工技術の進展
      • 3D CAD/CAE/CAM/CATによる製品形状の金型加工の主な手順
      • 切削シミュレーション (切削用の加工軌跡CLの解析) (Cimatron社のCAMソフト例)
      • 3DソリッドCADソフト要件
      • CAMの主な加工機能
      • 3次元CAMの基本工程と作業内容の手順
      • CADモデル形状データからCAD面作成、加工部位、切削加工領域の設定
      • CAMによる主な加工方法
      • 金型の組立、調整、検査
      • 金型による試し加工 (製品成形)
      • 金型用材料の被削性
    3. 金型加工用切削工具
      • 工具について
      • 硬さ試験方法
      • 金型加工用切削工具の材牲選定
      • SI単位国際単位 仏: Le Système International d‘Unités、英: The International System of Units
      • 金型加工用切削工具の種類
      • 機械加工の種類
      • 切削工具の材牲選定
      • 金型加工用切削工具材料の種類
    4. 旋削
      • 旋盤とは
      • 旋盤各部名称
      • 旋削用工具 (使用機械:旋盤)
    5. フライス加工
      • フライス加工とは
      • 横フライス盤
      • 立てフライス盤
      • ダウンカットとアップカット
    6. 研削加工による金型製作
      • 研削盤とは
      • 研削盤の種類と構造
      • 平面研削盤
      • 円筒研削盤
      • 円筒研削盤作業
      • テーブル移動形の円筒研削盤
      • 内面研削盤
      • 心なし研削盤
      • 研削砥石の選択基準
      • 砥石の構成と研削の原理
      • 平面研削加工の状態
    7. 放電加工の加工原理
      • 放電加工とは
    8. 形彫り放電加工の基礎知識と加工特徴
    9. ワイヤ放電加工の概略と基礎知識

第3セッション「金型用材料・金型材料の熱処理の基礎・3次元ソリッドCAD/CAE/CAM/CAT入門」

  1. 金型用材料の種類と選択のポイント
    1. 金型に必要な性質と各種材料の特性
      1. 金型として必要な性質
      2. 鉄と炭素の平衡状態図
        1. 硬さ
        2. 耐摩耗性
      3. 鋳鋼と鋳鉄
      4. 非鉄金属
        1. 靱性 (耐衝撃性)
        2. 熱処理変形
        3. 耐熱性
        4. 耐食性
    2. 目的にあった金型材料選択のポイント
      1. プラスチック金型用鋼
        1. プラスチック金型用鋼の種類
        2. プラスチック金型用鋼の特性
        3. プラスチック金型用鋼の選択例 1、2、3
          • 樹脂別・製品別の推奨鋼種
  2. 金型材料の熱処理と表面処理
    1. 熱処理の種類と特徴
    2. 熱処理の種類: 鉄と炭素の平衡状態図
      1. 焼ならし (Normalizing)
      2. 焼なまし (Annealing)
      3. 焼入れ (Quenching、 Hardening)
      4. 焼もどし (Tempering)
  3. 3次元ソリッドCAD/CAE/CAM/CAT入門
    1. 3次元ソリッドCAD/CAE/CAM/CATの特徴と有効運用
      • IT・DM化 (4CN) のねらい
      • 製造 (金型) メーカを取り巻く環境と問題解決
      • 従来のCAD/CAMは新しい3Dソリッド4CNシステムに代替
      • DMの戦略的中核システム、3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムによる先端車造り
      • 今後のシステム化開発プロセスのトレンド
      • IT活用による製造業の企業革新モデル
      • DMの生産技術情報の流れ
      • DMの基盤は情報技術 (IT)
      • DMのデジタルデータによる金型づくり一気通関
      • IT (情報技術) の情報あれこれ
      • PLMデータベースによる 金型づくりDM一気通関
      • 情報を集約したPLMデータベース による金型づくりDM一気通関
      • PLMデータベースによるPLMの展開 (The total solution)
      • メカトロニクスの定義
    2. 3次元ソリッドCAD/CAE/CAM/CATによるプラ型づくりの効率運用
    • 質疑応答

講師

  • 武藤 一夫
    株式会社 武藤技術研究所
    代表取締役

主催

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お問い合わせ

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: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

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  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

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  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年11月21日〜27日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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