技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

加速試験の基本と製品開発での応用

加速試験の基本と製品開発での応用

~加速試験の実施上の勘どころについて解説~
オンライン 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、技術者・管理者を対象に、予測モデルやデータ解析方法等の理解を深めるとともに、加速試験の実施上の勘どころについて解説いたします。

開催日

  • 2024年7月18日(木) 10時00分 16時30分

プログラム

 信頼性にとって、加速試験の活用はどの時代も要求される重要なテーマです。加速試験は試験時間や動作回数を短時間で消化するだけでなく、故障メカニズムに着目して故障の影響を低減するものです。そのために加速試験では故障解析やノウハウをもとに、信頼性モデルに当てはめ、加速因子を抽出して、信頼性を早期に改善させる方法です。
 この講座では技術者・管理者を対象に、予測モデルやデータ解析方法等の理解を深めるとともに、加速試験の実施上の勘どころについて解説します。

  1. 加速試験の実施上の勘どころについて解説
    1. 加速試験とは
    2. なぜ加速試験が求められるのか
    3. 加速試験で出来ることと出来ないこと
  2. 加速試験を理解するための基礎概念
    1. 故障の概念と故障メカニズム
    2. 加速条件の決め方 (事例) と共通する注意
    3. 加速試験のメリット
  3. 加速試験の実施
    1. 統計的な考え方とサンプル数
    2. ワイブル解析と結果の見方 (演習)
    3. 定型化された試験と非定型の試験と事例
      • デバイス
      • 機器
    4. 非定型の試験と試験規模の決め方 (演習)
    5. 信頼性 (加速) 試験の準備と実施
  4. 加速試験の方法と進め方
    1. 加速係数の考え方と時間加速、動作加速、判定加速
    2. 加速が成立する条件 (演習)
    3. 故障メカニズムに着目した加速
      • アレニウスモデル
      • 累積損傷モデル
    4. 故障率の加速と部品の加速 (機器、部品の加速試験の特徴)
    5. 故障現象の検出 (HALT) とその結果の使い方
  5. 加速試験を支える支援情報
    1. 加速試験の準備と支援情報の重要性
    2. 加速試験結果の実施上のポイント・勘どころ (演習)
    3. 加速試験のメリット・限界とマネジメントの重要性
    4. まとめ
    • 補講: 信頼性加速試験の国際規格 (IEC62506) の概要

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 49,000円 (税別) / 53,900円 (税込)
1口
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/8 周辺視目視検査法による外観検査の上手な進め方 東京都 会場・オンライン
2024/10/11 GPTsを用いて過去トラ・ノウハウを開発に活かす方法 オンライン
2024/10/17 実務に役立つQFD (Quality Function Deployment:品質機能展開) の基礎と活用に向けた具体的ポイント オンライン
2024/10/18 ゴムの破損劣化要因・対策とゴムの接着トラブル対策および劣化速度と寿命予測の実際 東京都 会場
2024/10/23 電気機構部品・電子部品の主要故障モード100とその故障発生機構・対策 東京都 会場・オンライン
2024/10/24 業務ですぐ活用できる品質工学 (タグチメソッド) 入門講座 オンライン
2024/10/25 化粧品GMP対応のポイントとヒューマンエラー事例 神奈川県 会場
2024/10/25 形骸化したFMEAを改善した実践演習セミナー (問題発見 + 問題解決) オンライン
2024/10/25 形骸化したFMEAを改善した実践演習セミナー (問題発見) オンライン
2024/10/25 セラミックスの破壊メカニズムと強度試験・信頼性評価 オンライン
2024/10/25 実践疲労強度設計 オンライン
2024/10/29 経済的リスクを元に算出する「検査基準・規格値と安全係数」決定法 オンライン
2024/10/31 超微小部品における信頼性と品質の確保 会場・オンライン
2024/10/31 品質管理のための統計的モデリングと予測手法 オンライン
2024/10/31 信頼性基準適用試験における運用への落とし込みと (国内外) 委託時の信頼性保証 オンライン
2024/10/31 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2024/10/31 品質管理の基礎 (1) オンライン
2024/11/6 経済的リスクを元に算出する「検査基準・規格値と安全係数」決定法 オンライン
2024/11/11 品質管理のための統計的モデリングと予測手法 オンライン
2024/11/11 外観検査を自動化する知識と技術 オンライン