技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

米国での現状と展望をふまえた吸入剤/点鼻・経鼻剤の開発と評価

米国での現状と展望をふまえた吸入剤/点鼻・経鼻剤の開発と評価

~吸入剤における薬物動態と薬効:前臨床評価と臨床へのトランスレーション / 点鼻・経鼻剤の開発と評価:米国での現状と展望~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、米国薬局方 (USP) 製剤専門家委員会メンバーの阪上先生に、ジェネリック医薬品を含む吸入・経鼻剤開発の動機と特殊性およびUSP収載の製剤評価試験法の現状の課題と今後について解説いただきます。

開催日

  • 2024年7月9日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 米国への進出や市場拡大を検討している方
  • グローバルを視野に製剤設計・剤型変更を行っている (検討している) 方

修得知識

  • 吸入剤の有用性とその前臨床開発の特殊性と複雑性
  • 吸入剤デバイスとエアロゾルによる肺到達の多様性と薬効と薬物動態に与える影響
  • 吸入剤における前臨床評価の臨床へのトランスレーションに関する演者の私見
  • 点鼻・経鼻剤の有用性と特殊性およびその開発の難しさ
  • 点鼻・経鼻剤開発と評価に関する現状と演者の私見としての展望
  • 欧米における局方試験法動向と学会および学術誌における私見としての注目トピック

プログラム

午前セミナー: 吸入剤における薬物動態と薬効:前臨床評価と臨床へのトランスレーション

〜吸入剤デバイスとエアロゾルによる肺到達の多様性を踏まえた薬効と薬物動態評価と製剤選択・設計〜

(2024年7月9日 10:30〜13:00)

 吸入剤は投与デバイスを使用する複雑な医薬品であり、その前臨床開発における薬物動態と薬効評価は、注射剤や経口剤のそれとは大きく異なり複雑である。
 特に肺での局所薬効を指向する薬物の場合、全身性の薬物動態を局所薬効の指標とすることへの疑問もある。一方、全身性薬効を指向する薬物においても、投与デバイスからのエアロゾルとして投与することが困難な前臨床評価からの臨床へのトランスレーションは苦慮する点である。
 本セミナーでは、それらの点について詳説し、吸入剤における新医薬品もしくはジェネリック医薬品開発の一助となることを目的とする。

  • 局所または全身性薬効を指向した吸入剤の有用性と特殊性
  • 吸入剤デバイスとエアロゾルによる肺到達の多様性
  • 局所性または全身性薬効を指向する吸入剤の前臨床評価
  • 薬物動態と局所性または全身性薬効の相関
  • 前臨床評価の製剤選択・設計および臨床へのトランスレーション
  • まとめと質疑応答

午後セミナー: 点鼻・経鼻剤の開発と評価:米国での現状と展望

〜局所性および全身性薬効および脳への薬物送達を指向する点鼻・経鼻剤について〜

(2024年7月9日 14:00〜16:30)

 近年の点鼻・経鼻剤開発は、局所性または全身性薬効を指向し、新医薬品からコンビネーション製剤、ジェネリックやOTC医薬品まで多種多様である。
 また、投与デバイスを使用する複雑な医薬品であることもあり、開発への参入障壁および難度は高い。
 本セミナーでは、それらの点鼻・経鼻剤の開発と評価における米国での現状と展望について詳説する。また、欧米の局方における製剤試験方法に関する動向や学会や学術誌からの注目トピックも紹介したい。

  • 点鼻・経鼻剤の有用性と特殊性およびその開発の難しさ
  • 点鼻・経鼻剤デバイスの多様性
  • 局所性もしくは全身性薬効を指向する点鼻
  • 経鼻剤開発と評価
  • 脳への薬物送達を指向する経鼻剤開発と評価
  • 学会や学術誌からの注目トピック
  • 欧米の局方における製剤試験方法に関する動向
  • まとめと質疑応答

講師

  • 阪上 正裕
    Virginia Commonwealth University (VCU) 薬学部 薬剤学科
    教授・大学院プログラム主任

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/24 バリデーション入門講座 オンライン
2025/3/24 バイオ医薬品の製造プロセスにおけるCMC開発戦略 オンライン
2025/3/24 非経口剤の血漿中濃度推移の解析 オンライン
2025/3/24 データ駆動型がんバイオマーカー探索のポイント オンライン
2025/3/24 薬物動態の基礎と活用 オンライン
2025/3/24 バイオ医薬品の事業性評価手法 オンライン
2025/3/24 CSR及びCTD 2.5の基本的な作成法 オンライン
2025/3/25 点鼻・経鼻製剤の現状と展望 (全3コース) オンライン
2025/3/25 点鼻・経鼻製剤の現状と展望 (基礎と応用 / 製剤設計と開発) オンライン
2025/3/25 点鼻・経鼻製剤の現状と展望 (基礎と応用 / Nose-to-Brainデリバリー) オンライン
2025/3/25 中国における薬事規制 / 薬価・保険制度と現地対応ノウハウ オンライン
2025/3/25 洗浄バリデーションの基礎とQ&Aから見る注意点 オンライン
2025/3/25 医薬品、医療機器、再生医療製品におけるエンドトキシン試験基礎講座 オンライン
2025/3/26 設備のバリデーション 会場・オンライン
2025/3/26 希少疾患における事業性評価の考え方と注意すべきパラメーター オンライン
2025/3/26 開発初期段階の事業性評価・売上予測/ケーススタディ オンライン
2025/3/27 国際共同治験におけるグローバル開発に求められるプロジェクトマネジメントと国内治験との相違 オンライン
2025/3/27 医療機器/体外診断用医薬品の保険適用 (C1,C2,E2,E3) と申請業務の実際 東京都 会場
2025/3/27 ICH M7におけるニトロソアミン原薬関連不純物 (NDSRI) の当局対応・規制動向をふまえた評価・許容値設定と分析の留意点 オンライン
2025/3/27 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の製造・品質管理の要求事項と監査 (書面・実地) ポイント・事例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望