技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、シミュレーションの理論的な背景を理解することで製品設計段階での成形性や品質評価を行う上での注意点を解説いたします。
また、材料のレオロジー特性の意味を理解することでシミュレーション結果の活用方法などを幅広く解説いたします。
プラスチック成形に用いられる樹脂は目的に応じて多くの種類が存在し、機能向上のために各種フィラーを含有させたり発泡構造にしたりします。また、高品質の製品を安定供給するために成形法も進歩しています。このような状況下で樹脂の選定、新製品の設計や製造プロセスの最適化を合理的に行うためにプラスチック成形工程におけるシミュレーションの必要性は益々高くなっています。シミュレーションとは擬似的に製造プロセスを再現する手法であり、所定の時間内に結果を出すために樹脂特性や計算手法には色々の仮定とモデル式が用いられます。計算結果を正しく判定するためには、用いているモデル式の構成と前提条件、輸送方程式の簡略化方式などを理解しておく必要があります。
本セミナーではまず、樹脂特有の挙動であるレオロジー特性を表す各種モデルを、粘弾性、剪断/伸長流動、反応の進行、フィラー含有状態などの観点から詳説します。そして、このようなモデル式中のパラメータを自動最適化するExcel実習を行います。このExcelはお渡ししますので、新規材料のパラメータを決めていく際にも有効なツールとなります。そして、樹脂特性測定法では原理とともに誤差の補正法という大切な項目の説明をします。樹脂流動の計算では輸送方程式の基礎と簡略法について述べます。最後に射出成形、熱硬化性樹脂のCAE手法の実際とポリウレタン発泡流動CAEの最近の動向調査結果について説明します。
一部、Excelを用いた演習を含みます。
受講に際しましては、Microsoft Excel (2013以降) の入ったパソコンでの受講が望ましいです
(演習用ファイルは、後日、そのまま皆様の実務に活用が可能です) 。
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/10/21 | 基礎から学ぶ「人工皮革・合成皮革」入門セミナー | オンライン | |
2025/10/23 | 量産展開時の規格値管理 (検査基準・閾値判定) 安全係数、規格値を決定する「損失関数」 超入門 | オンライン | |
2025/10/31 | ロットの合否判定における統計 | オンライン | |
2025/10/31 | Quality by Designのための実験計画法 | オンライン | |
2025/11/20 | 粘着・剥離現象の基礎と粘着テープ (粘着剤) の設計面/使用面の要点と評価法 | オンライン | |
2025/12/19 | 未知の異常も検知する製造業向け人工知能技術MTシステムの基礎および適用事例 | オンライン |
発行年月 | |
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2008/8/20 | エポキシ樹脂の配合設計と高機能化 |
2008/4/24 | ポリイミドの高機能化と応用技術 |
2007/7/13 | 樹脂の硬化度・硬化挙動の測定と評価方法 |
2004/9/1 | ポリエステル樹脂総合分析 |
2002/3/1 | 新しい機能性モノマーの市場展望 |
1987/11/1 | 最新小型モータ用材料の開発・応用 |