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カーボンナノチューブの基礎とリチウムイオン電池への応用

カーボンナノチューブの基礎とリチウムイオン電池への応用

オンライン 開催

開催日

  • 2024年5月24日(金) 13時10分16時10分

受講対象者

  • CNTに関連する技術者、開発者、研究者
    • リチウムイオン電池
    • タッチパネル電極
    • プリンテッドエレクトロニクス配線板
    • プリンタブルエレクトロニクス
    • アクチュエータ
    • 有機EL
    • 太陽電池
    • 液晶ディスプレイ
    • プラズマディスプレイ
    • 電子ペーパー など
  • CNTで課題を抱えている方

修得知識

  • CNTの基礎知識
  • 市販CNTの特徴
  • LIBデバイスにおけるCNTの役割と応用技術
  • CNTを活用した先進LIBの研究開発動向、最新の研究事例

プログラム

 本講演は、リチウムイオン電池 (LIB) デバイスにおいて重要な役割を果たす導電助剤として広く使用されているカーボンナノチューブ (CNT) に焦点を当て、その基礎知識、特徴、そしてLIB開発への応用について詳細に解説します。
 現在、CNTは年間5000トン以上がLIBデバイスの電極の電気抵抗低減に利用されており、その重要性は増しています。まず、講演ではCNTの基本的な特性と市販CNTの特徴について紹介します。その後、LIBデバイスにおけるCNTの役割と応用に焦点を当て、CNTがもたらす高い充放電効率、サイクル寿命の向上、エネルギー密度の増大などの効果について詳細に探ります。これにより、CNTの活用がLIBデバイスにおける新たな可能性を切り拓く手段となることが期待されます。同時に、CNTの活用に関する直面する課題や最新の研究事例にも触れ、これらの問題への解決策を紹介します。最新の研究動向を共有することで、参加者がLIBデバイスの更なる進展に向けた知識を深めることができるでしょう。
 講演の最後では、導電助剤以外、CNTの特徴を活用した先進LIBデバイスの開発事例を具体的に解説し、これらの技術がもたらす革新的なLIB技術について参加者と共有します。本講演を通じて、LIB技術の最新動向を把握し、今後の展望に備えるための知識を獲得することが期待されます。

  1. はじめに
  2. カーボンナノチューブ (CNT) とは
    1. CNTの構造・物性
    2. 市販CNTの特徴と分類
    3. CNTの応用
  3. CNTの分散
    1. CNT分散の基本
    2. CNT分散の評価
  4. CNTと現行LIB
    1. LIBの研究背景と開発動向
    2. CNTの役割と優位性
    3. 現行LIBにおける研究事例
    4. 現行LIBにおける研究課題と解決方法
  5. 先進LIBにおける研究事例
    1. 全固体電池
    2. Si負極
    3. 空気電池
    4. 硫黄電池
    5. Li金属電池
  6. まとめ
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

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本セミナーは終了いたしました。

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