技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

薬物動態の基礎と活用

薬物動態の基礎と活用

オンライン 開催

視聴期間は2024年4月18日〜25日を予定しております。
お申し込みは2024年4月23日まで承ります。

概要

本セミナーでは、薬物動態、ADMEの基礎から変動要因、薬物相互作用の予測等について、クリアランスの寄与率や各種アベイラビリティーをインタビューフォームから算出する演習を交えて解説いたします。

開催日

  • 2024年4月23日(火) 13時00分 2024年4月25日(木) 16時00分

受講対象者

  • 薬物動態業務に携わる方、これから携わる方
  • 臨床開発や市販後調査に携わる方

修得知識

  • 薬物動態パラメーターから血中濃度の変動要因を推定できる
  • 薬物相互作用の予測と回避法が立案できるようになる

プログラム

 薬物の血中濃度は薬理効果や副作用発現に大きく関与し、動態特性を明らかにすることは医薬品開発における意義が大きいです。しかしながら、動態解析には1次反応速度式や連立微分方程式の理解が必要な為、やや敬遠される傾向にあります。
 本セミナーは数学的な解釈を用いずに動態特性を捉え、血中濃度の変動要因を見出して臨床で起こりうる動態的諸問題に備えることが目的です。最初に血中濃度と薬物動態パラメーターの関連性を理解して変動要因について考えます。次に医薬品の開発段階で起こりうる諸問題を薬物動態的側面から理解する他、クリアランスが低下した肝・腎機能障害患者における薬物動態の変動について予測します。最後は、薬剤のクリアランスの寄与率や各種アベイラビリティーを添付文書やインタビューフォームから求め、併用薬剤による薬物相互作用の予測方法を習得して頂きたいと考えています。このように創薬における薬物動態試験及びパラメーターの意義について、理論や経験のみならず演習形式を交えて、分かりやすく解説いたします。ご興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。

  1. ADMEの基礎を理解しましょう
    1. 血中濃度と薬物動態パラメーターの関連性について
    2. コンパートメントモデルはどこまで理解すれば良いのか?
    3. 薬物代謝酵素と薬物輸送担体の特徴と役割について
    4. 反復投与時の薬物動態を予測してみましょう! (演習形式)
  2. 医薬品開発に影響する薬物動態の変動要因とは何か?
    1. 動物種差の医薬品開発に対する影響について
    2. 医薬品開発における飲食の影響について
    3. インビトロ代謝試験からのヒト薬物動態の予測について
    4. 初回通過効果を構成する各種アベイラビリティーを求めてみましょう! (演習形式)
    5. 腎・肝機能障害における薬物動態を予測してみましょう! (演習形式)
  3. 実例から学ぶ薬物相互作用と予測方法について
    1. 代謝酵素を介した薬物相互作用について
    2. 薬物輸送担体を介した薬物相互作用について
    3. 薬物相互作用の発現場所及び機序を予測してみましょう! (演習形式)

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年4月18日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/4 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/12/4 GMP監査の基礎と実践 オンライン
2024/12/4 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2024/12/4 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2024/12/4 GMP監査・無通告査察実施時におけるポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2024/12/4 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/12/5 監査を1日で終わらせるコツ オンライン
2024/12/5 造粒・打錠・コーティング製造技術とスケールアップ/打錠障害・品質異変の防止・対策 東京都 会場・オンライン
2024/12/5 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/12/5 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/6 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/6 GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 オンライン
2024/12/6 効率的・効果的な監査証跡レビュー対応の考え方 オンライン
2024/12/6 コンピュータシステムバリデーション (CSV) で要求される各規制・ガイドラインの理解 オンライン
2024/12/9 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/12/9 包装工程のバリデーションの重要ポイントと工程トラブル事例 オンライン
2024/12/9 コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 オンライン
2024/12/9 核酸医薬品の特許戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発