技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品開発における臨床薬理試験の計画作成と進め方

医薬品開発における臨床薬理試験の計画作成と進め方

オンライン 開催

視聴期間は2024年4月9日〜17日を予定しております。
お申し込みは2024年4月15日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医薬品研究及び開発の経験を通じた実務的な内容を事例を踏まえて解説いたします。

開催日

  • 2024年4月15日(月) 13時00分 2024年4月17日(水) 16時00分

修得知識

  • 医薬品開発における臨床薬理学の実際
  • 臨床薬理治験の計画と実施
  • 承認申請における臨床薬理試験
  • 臨床薬理試験の投稿

プログラム

 「臨床薬理学」は、薬物とヒトとの関係のあらゆる側面に関係する科学であり、優れた医薬品の開発、安全かつ効果的な薬物の利用を促進し、患者ケアを改善する事に欠かす事のできない事は周知の事実である。
 近年、臨床薬理学の重要性はより高まり、学会、ガイドラインの整備などが充実する一方、医薬品開発における実務的な情報は十分とは言えない部分も認められる。
 本講座では、演者の医薬品研究及び開発の経験を踏まえ初級者に対しての臨床薬理学の基本的な話しを中心にお伝えする。

  1. 臨床薬理学とは
  2. 医薬品開発における臨床薬理
    1. 新薬開発における臨床薬理
      • Phase I試験
      • 初回投与量の決定
      • 投与量の公比の設定
      • 臨床推奨用量を踏まえた上限
      • メカニズム等を踏まえた投与量
      • 対象被験者 (健康成人 (男性) 、患者)
      • 単回のみ、単回及び反復、食事の影響
      • 剤型 (懸濁経口投与)
      • adaptive design
      • 試験デザイン (二重盲検試験が原則、プラセボ)
    2. 薬物相互作用試験
      • 考え方
      • 吸収
      • 組織移行及び体内分布
      • 代謝
      • 代謝 酵素同定
      • 代謝 酵素誘導
      • 排泄
      • トランスポーター
      • 評価
      • 情報提起と注意喚起
    3. QT試験 (thoroughQT/intensiveQT)
      • なぜQT間隔計測が必要か?
      • ICH E14ガイドラインについて
      • QT延長について
      • 後期臨床試験におけるQT/QTc評価について
      • 心電図記録
    4. 食事の影響試験、最終製剤試験
    5. PII及びPIII試験における臨床薬理 (PK/PD)
      • PK / PD とは
      • 抗菌薬におけるPK / PD の効用
      • 抗菌薬におけるPK / PD パラメータ
      • 耐性菌の出現とPK/PD
    6. ジェネリック医薬品開発
      • GE開発パッケージについて
      • 生物学的同等性試験 (BE試験)
      • 試験の実施方法
    7. バイオ後続品/バイオシミラー開発
      • 日本で承認されたバイオシミラー
      • バイオシミラーの実施可能な試験計画
      • バイオ後続品の製造販売承認申請に必要な資料
      • 日本におけるバイオシミラーの臨床試験パッケージ
      • PMDA 相談を踏まえたバイオシミラー の方策
      • 国内外のガイドラインの特徴と相違
      • 新薬の抗体医薬品のPI結果と留意点
      • TGN 1412 治験
      • 生物学的同等性試験
  3. 臨床試験 (治験) の実施
    1. 計画書の作成及び試験準備
      • 目的
      • 対象被験者
      • 試験デザイン
      • 用法用量
      • 評価項目
      • 目標症例数
      • 検査項目
      • 評価期間
    2. 試験の実施・遂行
    3. 試験のまとめ (総括報告書)
  4. 医薬品開発,申請
    1. 対面助言 (事前面談)
    2. CTD
    3. 照会事項
  5. 外部発表
    1. 学会発表
    2. 論文作成

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年4月9日〜17日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/29 医薬品と医療機器の早期承認取得のためのPMDA戦略策定のポイント オンライン
2024/5/29 原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み オンライン
2024/5/29 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座) オンライン
2024/5/29 非GLP試験における信頼性確保 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 上級経営陣/責任役員にむけたGMP、GQP教育とQA/法令順守体制の整備 オンライン
2024/5/30 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/5/30 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2024/5/30 プレフィルドシリンジ製剤の設計開発と材質特性・規制から見る課題解決 オンライン
2024/5/30 医薬品・医療機器包装における3極 (日欧米) 法規制の比較と申請書記載方法 オンライン
2024/5/30 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/5/30 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/30 GCP監査の基礎と効果的な監査実施 オンライン
2024/5/31 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/5/31 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2024/5/31 非無菌製剤製造時の清浄度を考慮した品質管理と査察を意識した留意点 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 医薬品包装資材の供給者管理と工程バリデーションの留意点・トラブル解決事例 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2024/5/31 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2024/5/31 動物用体外診断薬における薬事規制と申請業務のポイント オンライン
2024/5/31 GMP事例集 (2022年版) 徹底解説セミナー オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)